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○バニー・レークは行方不明
BUNNY LAKE IS MISSING

☆ヒッチコックの「バルカン超特急」と並ぶ、行方不明サスペンスの秀作。

幼い娘が行方不明になったと訴える女性、しかし彼女の娘が存在した証拠は何ひとつなく、警察は彼女の狂言ではないかと疑い始める...。誘拐映画の秀作として評価されながら、いまひとつ知名度の低い作品だが、その40年後に製作された類似作品が酷評されたことにより、再び評価されつつあるのは皮肉である。類似作「フライトプラン」が不評だったのは、なんのヒネリもない結末と、知的で屈強に見える主人公(ジョディ・フォスター)を疑う観客が皆無だったからだろう。その点、本作のヒロインはどことなく少女のようで頼りなく、とても母親には見えない危うい感じが観るものを不安にさせ、本来は感情移入すべき彼女に対して、徐々に信頼が揺らいでいく恐さがある。果たして彼女の話をどこまで信用していいのか?そもそも彼女の子供など存在しないのではないか?という疑心暗鬼、そして明かされる意外な真相。終盤の狂った展開については賛否両論あるだろうが、その不気味な結末はなんとも後味の悪い余韻をもたらす。ヒッチコックの「バルカン超特急」と並ぶ行方不明サスペンスの秀作。

1965/オットー・プレミンジャー監督作品

関連作品○バルカン超特急○回転

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