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○バニシングIN60
GONE IN 60 SECONDS

☆盗んで、走って、壊して、逃げまくれ、車泥棒ってチョー楽しい!

表向きは保険会社の調査員だが、裏では高級車を盗む車泥棒のペイス。ある日、大きな儲け話が舞い込んでくる。5日間で40台もの車を盗む計画を企むのだが...。自動車解体業を営むオヤジが、製作、監督、脚本、主演、スタントの全てをこなした無謀なワンマン映画だが、純粋なカーアクション映画という意味では「バニシング・ポイント」と並ぶ70年代を代表する傑作。なんたって、冒頭で主演としてクレジットされるのはエレノア(劇中に出てくる73年型マスタング・マッハ1のコード名)なのだ。たぶんハリッキーの実体験だろう盗難のテクニック(友人から聞いた話と語ってはいるが)を見せる序盤も面白いが、圧巻なのは後半、唯一思うように盗み出せないエレノアに再チャレンジしたペイスと、彼を追うパトカー軍団とのカーチェイスが延々と繰り広げられる。何度もクラッシュし(中には本当に事故った場面もあり)ボロボロになりながら疾走する黄色いマスタングのカッコ良さは、幼い頃にミニカーで遊んだ元少年たちの永遠の憧れ。リメイク版では泥棒するにも言い訳が必要だったようだが、本作では「車泥棒ってチョー楽しい!」という感じで、まるっきりモラルも反省なし(笑)車好きは必見。

1974/H・B・ハリッキー監督作品

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