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○大酔侠
大酔侠 / COME DRINK WITH ME

☆古今東西のあらゆる女性アクション映画の原点であり、武侠映画の傑作。

捕らえられた首領の奪回のため、総督府の長官を人質にとった山賊団。長官の妹で凄腕の女剣士・金燕子が救出に向かうが、彼女の危機を救ったのは酔侠と呼ばれる謎の酔っ払いだった...。香港の名匠キン・フーによる武侠映画である本作は、古今東西のあらゆる女性アクション映画の原点とも言える作品であり、後の「グリーン・デスティニー」は本作のオマージュである。近年の目まぐるしいカット割りとCGを使ったあり得ないアングルの派手なアクションを見慣れた観客には、少々刺激が足らないかも知れないが、序盤の旅籠での戦いなどで見せる演出と撮影は見事であり、これぞアクションの基本であると思わせる名場面。その後の歌の場面も違和感なく優雅で楽しく、中盤の中庭での立ち回り、クライマックスの合戦なども飽きさせない。但し、ヒロインの活躍を楽しみにしている筆者のようなファンには、美味しい場面をことごとくさらっていく酔侠の活躍が気に入らない(笑)何より惜しまれるのは、酔侠と兄弟子との決着シーンが後から付け足したようで明らかに浮いており、バランスを崩しているのが残念。しかし、凛として美しいチェン・ペイペイ演じる女剣士が魅力的なうえ、彼女より目立ちまくりの酔侠や、悪役のキャラクターも個性的で楽しい。強くてカッコいいヒロインが好きな貴方なら必見の作品。

1966/キン・フー監督作品

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