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○ウィッカーマン
THE WICKER MAN
☆カルト映画好きには垂涎の迷作。70年代で最もエロティックなミステリーホラー。
ハウイー巡査部長は行方不明になった少女ローワンを探して孤島へ向かう。そこで彼が見たものはキリスト教宣教以前の性的な儀式の数々だった...。映画マニアの間で密かに人気の作品であり、近年ニコラス・ケイジ主演でリメイクもされたカルトな迷作。主人公のお巡りさんは信仰心に厚い真面目な性格のなので、卑猥な歌を大声で歌う村人、露骨に性的な授業をする村人、裸で踊る村人、そんな彼らに腹を立て、そして翻弄される様が妙に可笑しくて、これら自然崇拝が野蛮だと断じるキリスト教徒だってカルト的な宗教という意味で大差ないぢゃんと思わせるロジック。物語は呑気なフォーク系猥歌に乗って淡々と進むのですが、やがて訪れる意外なクライマックスに唖然。民俗学やケルトの歴史に詳しければ容易に想像できるラストなのでしょうが、普通の映画ファンにはかなりショッキングな結末です。様々なバージョンが存在する点、意外な有名俳優が出演している点など、カルト映画としての資格は充分、マニアには垂涎の迷作。お好きな方はどうぞ。
1973/ロビン・ハーディ監督作品
関連作品○バーバレラ