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○デジモンアドベンチャー/ぼくらのウォーゲーム!
☆次世代の日本アニメを担うのは「大監督の息子」か「細田守」か?
太一と光子郎がインターネット上に不気味なタマゴを発見する。それは凶悪デジモンへと進化し世界中を混乱に陥れ始めた。太一たちは彼らのパートナーデジモンで阻止しようとするが...。デジモンやポケモンなど興味無くとも「細田守監督」の名前は覚えておいて欲しい。彼の出世作である本作は、今を生きる子供たちの日常をパソコンやメールというアイテムを駆使してリアルに描き、丁寧な作画はもちろん、斬新なバーチャル世界の描写、冒険映画として巧みな構成など、見所満載の秀作である。本作での手腕を高く評価された細田監督は、村上隆とルイ・ヴィトンのコラボ「SUPERFLAT MONOGRAM」を演出、その後「ハウルの動く城」の監督として大抜擢されたが諸事情により降板。東映動画退社後は「時をかける少女」を手掛けて話題となる。才能も実績もある監督を途中降板させたくせに、才能も実績も未知数の素人を「大監督の息子だから」という見当違いのインスピレーションで起用するジブリの排他主義は如何なものかと思ったり...。ジブリが抜擢した二人の監督、これからの日本アニメを担う人物がどちらなのかは「ゲド戦記」と「時をかける少女」を観てから判断しましょう。
2000/細田守監督作品