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○カッコーの巣の上で
ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST
☆自由とは何か?人間らしさとは何か?を問う70年代最高の問題作。
刑務所の強制労働を逃れる為に気違いを装ったマクマーフィは、精神病院で行われている過剰な管理体制に反発する。問題児となった彼は婦長と対立するが...。人間の尊厳とは何か?自由とは何か?という重いテーマを扱いながら、映画としての面白さも損なわず、主人公と共に笑い、怒り、考えさせられる2時間。名ばかりの社会派映画とは一線を画す正真正銘の問題作で、70年代の映画の中で最も印象深い映画の一本です。もちろんジャック・ニコルソンとルイーズ・フレッチャーの迫真の演技は素晴らしいのですが、何より個性豊かな患者たちの哀しくも微笑ましいエピソードに一喜一憂し(特にインディアンのチーフのキャラは最高です)やがて訪れる衝撃的な展開に絶句することでしょう。何度観ても心締め付けられる結末、観賞後はいつも放心状態になってしまう、そんな映画です。未見の方は是非とも。
1983/ミロス・フォアマン監督作品
関連作品○アマデウス