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○海底大戦争
WATER CYBORG
☆東映版「緯度0大作戦」こちらも負けず劣らず緊張感のない合作映画。
東日新聞の安部は、新型潜水艦を取材する際、海底に人間に似た不気味な影を目撃する。翌日、安部は海底に潜るが、そこで見たものは半漁人と海底基地だった...。「吸血鬼ゴケミドロ」の佐藤肇監督、千葉ちゃん主演の海洋冒険SFという魅力的な題材なのに、なんとも緊張感に欠ける展開に眠気を催す失敗作。外国人俳優を多く使いインターナショナルな感じを出したかったらしいが、とにかくテンポが悪いのが致命的。内容も酷似し、同じく海外合作である東宝の「緯度0大作戦」には、魅力的な設定とカッコいい潜水艦が登場したし、同じ失敗作とはいえ楽しめる要素は多かった。本作は新聞記者役の為か千葉ちゃんのアクションも少なめ、コレと言った見せ場もなく、ヒロインの金髪ねーちゃんもキャーキャー悲鳴を上げるだけの役。ちょっぴりグロテスクで少し滑稽な半漁人の改造シーンが印象的ではあるが、STOP、FIGHT、WORKと書かれた大雑把なダイアルスイッチで操られるサイボーグ半漁人は少々マヌケ。群がる半漁人軍団をバッタバッタとなぎ倒す千葉ちゃんの超絶アクションさえあれば、少しは楽しい映画になったはずなのに。残念。
1966/佐藤肇監督作品