welcome to ubik factory

●1941
1941
☆スピ公最大の失敗作。笑えないコメディだが、何故か憎めない人気作。
真珠湾攻撃直後のカリフォルニアに日本海軍の潜水艦が浮上。その噂は瞬く間に広がり、日本軍侵略の恐怖に混乱する市民と暴走する軍隊。悪夢のような大騒動の一日が始まった...。莫大な製作費をかけた贅沢なセットと豪華なキャスティング。当時「天才」の名を欲しいままにしていたスピルバーグが放ったコメディ大作だったのだが...。ジョーズのパロディから始まり、飛行機を見ると興奮するナンシー・アレン、戦闘機で暴れるジョン・ベルーシと戦車で暴れるダン・エイクロイド。文章にすると面白そうだが、実際には派手にドタバタするだけの、とにかく笑えない、スベリまくりの失敗作。そもそもこの脚本、ロバート・ゼメキスがジョン・ミリアスの為に書いたもので、ミリアスもしくはジョン・ランディスあたりが監督すべきだった。しかし、クリストファー・リーと三船敏郎の豪華ツーショットは感慨深いし、観覧車に乗る変な腹話術師や、自宅を高射砲で自滅させる親父などはバカバカしくて良い。とりあえず派手な見せ場が多いし、何も考えずに楽しめる映画ではある。なにより「この壮大なバカさ加減が気持ちいい」と言うファンは多く、失敗作のわりに人気の高い作品。
1980/スティーヴン・スピルバーグ監督作品