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○100発100中
☆軽妙かつお洒落でカッコ良い。日本映画史上で屈指の痛快アクションコメディ!

東京へやってきたのは国際警察の刑事を名乗るアンドリュー星野。武器密輸事件を巡って、爆弾を操る女殺し屋、銃の密売を行う謎の中国人、硫酸を使う殺し屋などが入り乱れる中、舞台は香港、東京、そしてマニラへと...。都筑道夫と岡本喜八の脚本「パリから来た男」を福田監督が演出した東宝娯楽映画の決定版。企画時の題名でわかるようにブロカ監督の「リオの男」を意識して製作された作品で、オリジナル同様にリアリティ無視の荒唐無稽な活劇であり、軽妙なテンポ、お洒落な雰囲気、ちょっとオフビートな感じがひたすら気持ち良い痛快作。何より、主人公はフランス生まれの三世(宝田明)ヒロインは敵味方不明なナイスバディな謎の美女(浜美枝)ライバルは憎めないベテラン刑事(有島一郎)という組み合わせは、後の「ルパン三世」を彷彿とさせます。ルパンの元ネタかどうかはともかく「007は二度死ぬ」が本作を意識しているのは間違いありません。やたら過剰で緻密な映画ばかりな昨今、娯楽映画にとって大事なものは、リアリティなんかじゃないという事を気付かせてくれる作品で「殺人狂時代」「危いことなら銭になる」と並び、日本映画史上屈指のアクションコメディの傑作。邦画ファンは必見だ!

1965/福田純監督作品

関連作品○リオの男