|
|
| ○ブルーバ |
| BROOBA |
| ☆和製ターザンも水泳選手。意外に本物志向の意欲作。 |
| 渡部清一郎は二十数年前に行方不明となった志賀博士を探してアフリカに向った。しかし一行は人喰い土人に襲われ、渡部の娘・礼子が離ればなれとなる。ジャングルの中ひとりぼっちとなった礼子は、途中ゴリラに襲われるが、その危機を一人の青年が救ってくれた。ブルーバと呼ばれるその青年は動物に育てられた野生児だった...。なんと大映が制作した和製「ターザン」映画です。本家に負けじと、主演に水泳選手を起用し(本家ターザン俳優ジョニー・ワイズミューラーは水泳の金メダリスト)アメリカロケを敢行、ハリウッドのセットを貸し切り、本物の猛獣を使い(一部ドキュメントフィルムを挿入)現地人も本物を使うなど、かなりの意欲作(東宝ならば顔を黒く塗った日本人が演じるところだが)ツタで木と木の間を飛び回り、ゾウにまたがり、ライオンを従え、ヘビと格闘する(すべて本物)もちろんヒロインの水着姿もあって見所満載。何故にこれほどの力作が評価されていないのか?...。理由その1=現地の人を「土人」呼ばわりする点。二言目には土人、土人と差別用語連発。しかも本物に向かって(笑)理由その2=主演の浜口喜博の容姿がどことなく間寛平とオール巨人を彷彿とさせる点。たぶんコレが最大の理由だと思います(笑)ちなみに「ブルーバ」とは主人公が叫ぶ雄叫び(ターザンなら「あ〜あ、あ〜」ってやつ)で、現地の言葉で「偉大な人、英雄」という意味らしい。自ら言う言葉ではないけどね(笑) |
| 1955/鈴木重吉監督作品 |
|
関連作品○ターザン |