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○吸血髑髏船
LIVING SKELETON
☆濃ゆ〜い演技陣の中で際だつ、松岡きっこ嬢の美しさ。
金塊を積んだ貨物船が太平洋で襲われた。新婚旅行中だった依子は海賊たちに凌辱され殺された。三年後、依子の双子の妹・冴子は教会に引き取られていた。ある日、冴子は沖に漂流していた竜王丸を発見する。船に乗り込んだ彼女は、そこで姉の亡霊に出会うのだった...。難しい漢字ですが「きゅうけつどくろせん」と読みます「吸血鬼ゴケミドロ」に続く松竹の怪奇路線として制作された映画ですが、ゴケミドロがカラーなのに本作はモノクロ、幽霊船の映画だと知った船の所有者がクレームをつけ、船を特定できるシーンをカットされた不遇な作品でもあります。恐怖映画の魅力は「怖い」ことはもちろんですが、美しいヒロインの存在なくては成立しません。不細工なオヤジが「どわっ」と腰を抜かす場面なんて誰も興味ありませんから(笑)そういう意味で本作のヒロイン松岡きっこの美しさはかなりの高得点です。脇を固めるのが金子信雄、小池朝雄、内田朝雄、西村晃といった濃ゆい人たちなので、一際可憐に映ります。ラストの意外な展開を含めて、怨念と謎が渦巻く物語はスリル満点。ホラーよりも怪奇映画と呼ばれるものがお好きな方におすすめ。
1968/松野宏軌監督作品

関連作品○吸血鬼ゴケミドロ