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●光の雨
☆史実の映画化として<このような態度>は如何なものでしょう?
立松和平の小説『光の雨』を映画化しようとする監督と、その出演者たちから見た「連合赤軍リンチ事件」を描く異色作...と書くと面白そうに聞こえますが、奇をてらっただけの薄っぺらな映画です。所詮、劇中劇という<リンチごっこ>なので、暴力やそれによる死に対する感慨もないし、メイキング風にビデオカメラに向かって語りかけるシーンの陳腐さといったら(その演技も台詞も演出も)恥ずかしいのなんのって。出演者全員が雪合戦して遊ぶ場面に<立松和平の気の抜けたナレーション>がかぶるというマヌケなラストや、生意気にも裕木奈江と山本太郎が<当事者>に説教たれるシーンはかなり不快です(特に裕木奈江は態度デカすぎ)とにかく、素人の学生さんが撮った同素材の映画「鬼畜大宴会」に演出、演技、脚本、映画として全ての面で劣っているのは(好き嫌いはともかく)情けないよね、と思ったり...。
2001/高橋伴明監督作品

関連作品●鬼畜大宴会