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| ○初春狸御殿 |
| ☆日本のお正月にふさわしい映画は「狸御殿」しかない! |
| ここは狸の国。カチカチ山に住むお黒は親孝行な娘だったが、人間をだますことなど平気な父・泥右衛門には手を焼いていた。その頃、狸御殿では隣国の若君・狸吉郎が見合いにやって来るというのに、気位の高いキヌタ姫が家出して大騒ぎ。困り果てた家老たちは、村娘のお黒がキヌタ姫と瓜二つなのに気づき、姫の身代りに立てることにするが、狸吉郎がお黒を気に入ってしまったから、さぁ大変...。近年、歌って踊るインド映画などがもてはやされたものだが、あんな映画なら日本にもある、しかももっと優雅で愉快な映画。それはミュージカルで時代劇でタヌキもの(笑)主演は可憐な若尾文子と市川雷蔵。若き日の勝新が歌えば、その横でビキニ姿のメス河童が踊る。日本舞踊あり、宝塚も真っ青の豪華レビューあり(しかもスケスケだったり、超ミニだったりと、かなり際どい衣装で)中村玉緒が踊り、水谷良重が歌う。民謡あり、童謡あり、みんなが知ってる歌なので一緒に歌える。ストーリーだって「王子と乞食」と「ロミオとジュリエット」を一緒に鍋で煮込んだ感じで楽しい。狸だから化けるし、突然消えるし、分身の術まで使う。歌えて、踊れて、エッチで、笑えるという贅沢なまでにハッピーなお祭り映画。お正月、おとそ気分で観る映画は「狸御殿」しかない! |
| 1959/木村恵吾監督作品 |
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関連作品●オペレッタ狸御殿 |