ファイヤーマンのモンターグは、消防士ではなく本を焼却することが仕事。ある日のこと彼は、妻に似た女性クラリスと知り合う。無気力な妻と比べ、なんとも魅力的な彼女は読書家だった。彼女に惹かれたモンターグは、自らの任務に反し生まれて初めて本を読むが...。レイ・ブラッドベリの同名SF小説を映画化。あらゆる情報はテレビによって伝えられ、市民はそれを受け入れれば良いのだとする未来社会。想像すること、思考することは反社会的であり、それらを喚起させる読書は禁止されている未来社会。シンプルだが印象的な未来社会の描写、本を焼くシーンの妖しいまでの美しさ、雪降る中での詩的なラストシーンなど、ブラッドベリ作品の映画化として完璧。読書なんてしないという貴方にもお勧めの作品。マイケル・ムーアの映画「華氏911」原題「FAHRENHEIT 9/11」という題名は、もちろん本作のパロディ。
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