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○神様の愛い奴
☆君はこの<悪夢のような現実>を正視出来るか?
13年8ヶ月の刑期を終え、奥崎謙三が刑務所から出所「万人を一様に生かす」「ゴッドワールドをつくる会」「神軍平等兵」と書かれた服を着て、自らの論理を語りまくる、血栓溶解法とやらを実践する。AV出演を承諾し、AV嬢とセックスする、女装する、SMする、そして○○○○まで...。これはドキュメンタリーではない、もちろん映画でもない、神様に愛された男(自称)の生活に密着した悪夢のような106分。私はこの「映画」に語るべき言葉が無い。私はこの「映画」を笑えない。他人に勧めるような作品でもないし、見てはいけないモノを見たのかも知れない。たったひとつ感じたことは、奥崎謙三と同じ現実を生きる私たちの世界には「たぶん神様なんていない」ということだけ。
1998/藤原章監督作品