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○あしたのジョー
CHAMPION JOE: MOVIE
☆今見れば荒削りな作画。でもそれが魅力的なのだ。
ドヤ街に流れついた主人公の矢吹丈は、街のヤクザとの喧嘩に巻き込まれる。一部始終を見ていた元ボクサーの丹下段平は、彼のボクサーとしての才能を見抜く。しかし窃盗や恐喝を繰り返す不良少年のジョーは、やがて警察に捕らえられ鑑別所に送られるのだった...。高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや作画で一世を風靡した人気劇画のアニメ化作品を劇場用に再編集した作品。ボクシングとの出会い、鑑別所でのライバル力石徹との出会い、プロボクサーとなり、念願の力石との決戦までを描く。確かにボクシングシーンの稚拙な描写など技術的に問題はあるが、それを補ってあまりある熱い展開と、荒っぽいが迫力満点な作画によって充分に魅力的なアニメ作品。漫画史、アニメ史のみならず、昭和史を語る上で欠かせない名作中の名作。出来れば原作を読むべし!
1980/福田陽一郎監督作品

○あしたのジョー2
☆作画技術は進歩したが、1作目の迫力には及ばない。
力石戦のショックから立ち直れない矢吹丈が、カルロス・リベラとの再起戦を経て、世界チャンピオン、ホセ・メンドーサとの最後の一戦までを描いた完結編。前作のテレビアニメ化から数年を経て再開された続編だけに、作画レベルも著しく向上しているのだが、逆にそれが、荒削りな迫力と独特の雰囲気を消してしまったように思う。しかし物語はクライマックス。あまりにも有名なあのラストシーンを見ずして「あしたのジョー」は語れないですね。
1981/出崎統監督作品

関連作品○あしたのジョー(実写版)