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○チャンス
BEING THERE
☆ピーター・セラーズ一世一代の名演が光る好編。
数十年もの間、テレビだけを楽しみに生きてきた庭師チャンスは、主人の死をきっかけに解雇され、生まれて初めて外の世界へ放りだされる。身寄りもない彼は、偶然からある財界の大物に気に入られ屋敷に招かれる。世間知らずで純真な心を持つ彼の発言は、暗に風刺を込めた深い言動と勘違いされ、政治家やマスコミに祭り上げられて行くのだった...。純真な心を持つ主人公が周りの人々を翻弄し、彼らの価値観を混乱させるという良くあるタイプの物語なのだが、その手の作品の中でもピカイチな作品。特に主演のピーター・セラーズの演技が素晴らしく、浮世離れした男という役を見事に演じきっている(アカデミー主演男優賞)爆笑するような映画ではないが、人生喜劇の秀作。
1981/ハル・アシュビー監督作品