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○北国の帝王
EMPEROR OF THE NORTH
☆男のプライドをかけた戦いに理屈なんてねぇ、無意味なエネルギー全開の傑作!

大不況の1930年代。失業者たちはホーボーと呼ばれ、あてもなく列車にただ乗りして日々を過ごしていた。冷酷な鬼車掌として名高いシャックは、異常なまでの執念でホーボーたちの無賃乗車を絶対に許さなかった。そんな彼の列車にタダ乗り出来るのは彼だけと噂される男、それは「ナンバー1」と呼ばれる伝説の男だった...。列車にただ乗りする浮浪者の男と、それを阻止しようとする車掌との対決(だけ)を描いたSLアクション映画。わざわざ意地悪な車掌が乗っている機関車に無銭乗車しようとする男も無鉄砲だが、殺してまでも無銭乗車を阻止する車掌の性格も異常だ(笑)チェーンを振り回す車掌に、斧で立ち向かう無賃乗車男!全編コレ女っ気無しの男臭さテンコモリの作品で「男と男のプライドをかけた戦いに理屈なんてねぇんだ!」という無意味なエネルギー全開の怪作。とにかく、リー・マービンとアーネスト・ボーグナインという濃い顔のオヤジ二人が最高にカッコイイ!名匠アルドリッチ監督が放った入魂の一作で、筆者が幼い頃に観た洋画の中で最も印象に残った作品でもあります。

1973/ロバート・アルドリッチ監督作品

関連作品○飛べ!フェニックス