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○裏窓
REAR WINDOW
☆職人ヒッチコックの真骨頂。実験的でありながら映画の楽しさ満載の傑作。
主人公のカメラマンは足を骨折しギプスで車椅子状態。暇つぶしに裏窓から見える周囲のアパートの様子を観察して楽しんでいた。ある日偶然から向かいに住む夫婦の異変に気付く、その男には病気の妻がいたはずだが数日前から見かけない、何やら怪しげな男の行動も目撃する。果たしてその男は殺人犯なのか...。車椅子で動けないという設定の為、主人公が部屋から出ることはなく、視点は全て窓から見える風景の中だけという実験的なサスペンス映画。ジェームス・スチュワートとグレース・ケリーという最高のキャスティング、ユーモアとスリルが同居した最高の脚本、そして無駄なく完璧な演出、これぞ職人ヒッチコックの真骨頂とも言うべき作品だ。ヒロインが登場するシーンの輝くばかりの美しさとそのキスシーンは何度観ても溜息が出るし、登場シーンごとに違う装いで登場するのも嬉しい(ファッションモデルという役なので)殺人を描いていながら死体や生々しい流血のシーンは皆無というお洒落な映画で、映画の楽しさが目一杯詰まった素敵な作品。観るべし。
1954/アルフレッド・ヒッチコック監督作品
関連作品○泥棒成金