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○ディーバ
DIVA
☆ベッソンより繊細で、カラックスよりクール。
郵便配達人の主人公は、ディーバ(女神)と呼ばれる黒人オペラ歌手のコンサートに行き、禁じられている彼女の歌をテープに録音する。やがてそのテープをめぐって別の事件に巻き込まれていく...。全編を青色で統一したポップアートのごとき絵作りなどアートな雰囲気を臭わせながらも、地下鉄構内をバイクで逃走するシーンなどのアクションや、殺し屋に狙われるというスリラー的な展開もあるというスタイリッシュなラブ・サスペンス。当時、新感覚と言われたフランスの映画監督の一人で、同世代の監督であるリュック・ベッソン「グランブルー」より繊細で、レオン・カラックス「ポンヌフの恋人」よりクールな感じ。この後「ベティ・ブルー」や「ロザリンとライオン」などの秀作を発表するが、90年代以降パッとしないのが残念。そんなベネックス監督の処女作であり最高傑作。
1981/ジャン・ジャック・ベネックス監督作品

関連作品○ベティー・ブルー