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○転校生
☆尾道三部作の第一作は、思春期を扱った青春映画の最高傑作。
中学生の斎藤一夫のクラスに、斎藤一美という良く似た名前の幼なじみの女の子が転校してくる。帰宅途中に神社の石段から転げ落ちた二人は、何故だか身体が入れ替わってしまう。一夫は一美に、一美は一夫に。性別が入れ替わってしまったことに戸惑う二人だったが....。大林監督による尾道三部作の第一作は、思春期の性を扱った映画の中で史上最高、青春映画としても屈指の傑作であります。尾道三部作はどれも爽やかな青春映画だけど、いずれも「別れや死」がテーマであり、それは尾道という街がノスタルチックかつ哀しい印象の街だからかも知れません。冒頭部分はモノクロで撮られ、二人が入れ替わった時点からカラー映像に変わるという演出も効果的でした(現実をモノクロ、魔法の世界をカラーで描いた「オズの魔法使い」と同じ手法)しかし、本作の見所は小林聡美の体当り演技につきます。少年を演じている時の彼女は素晴らしく魅力的です(逆に尾美としのりはオカマ演技がハマってる)思春期の頃など忘れてしまった大人はもちろん、小中学生は必見の映画。
1982/大林宣彦監督作品

関連作品○時をかける少女