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第四章:ワークフロー

ワークフローはWebサイトの中のオブジェクトを運用管理するのに使われるプロセスです。例えば会社のプレスリリースです。従業員はプレスリリースを書きWebに公開する前にそれをレビューのために編集者にサブミットします。このレビュープロセスはワークフローと呼ばれ、サイトのコンテンツが正確であることを確実なものとするためにサイトマネージャによって使われます。Ploneはオブジェクトの状態ユーザーロールを中心にして構築されたとても強力で柔軟なディフォルトのワークフローシステムです。

オブジェクトの状態

Ploneの中で定義される様々なタイプのユーザがオブジェクトを利用できるかどうか、また、オブジェクトが次に他のどんな状態に遷移できるのかはオブジェクトの状態によって決まります。Ploneのディフォルトワークフローにはvisible(可視)、pending(保留)、published(公開)、private(私的)の4つの状態があります。サイトマネージャと開発者は独自の状態を作ることができます。これらは第五章で詳しく説明されています。

注記:ほとんどのオブジェクトはそれ自身で状態を持っていますが、いくつかのものは状態をその親オブジェクトから継承します。フォーラムはその振る舞いの例です。visibleか公開されたフォルダーの中にあるフォーラムは検索機能を通してすべてのユーザが利用できます。privateフォルダーの中のフォーラムはそのprivateフォルダーへのアクセス権を持ったユーザしか利用できません。

ユーザーロール

Ploneはどのユーザが見たり実行したりできるのかを定義するのにロール(役割)を用います。この方法でPloneはそのオペレーションのすべての面においてセキュリティを組み込みます。ディフォルトのPloneのインストールで定義されるロールにはanonymous(無名)、member(メンバー)、owner(所有者)、reviewer(レビューワ)、それにmanager(マネージャ)があります。

PloneはZope自体からロールモデルを継承します。より詳しくは Zope Book を参照してください。

遷移(Transition):オブジェクトの状態を変える

所有者とマネージャは彼らがコントロールできるオブジェクトについてその状態を変更することができます。ありえる状態は事前に定義された遷移によってコントロールされます。例えば、サイトメンバーはvisibleオブジェクトをレビューしてもらうためにサブミットするか、あるいはプライベートにすることができ、サイトレビューワはサブミットされたアイテムを公開するか却下することができます。サイトマネージャはワークフローシステムのこの部分をカスタマイズすることができます。(第五章参照)

コンテンツビューの中でオブジェクトの状態を変更するには、変更したいオブジェクトの名前の隣にあるチェックボックスをチェックして、ページの下のほうにあるchange statusボタンをクリックします。公開プロセスページの一番下までスクロールさせて、望む状態を選び、submitボタンをクリックします。

アイテムビューの中でも状態を変更することができます。stateタブを単純にクリックして、ページを一番下までスクロールして、望む状態を選んで、submitをクリックします。

ローカルロール

サイトマネージャはWebサイトのある一定の部分について特定のユーザにさらに追加の権限を与えることができます。これはフォルダにローカルロールを割り当てることで成し遂げることができます。マネージャと所有者はローカルロールを割り当てる許可を持っています。

ローカルロールを割り当てるには、対象となるフォルダのコンテンツビューに切り替えて、コンテンツタブにあるローカルロールをクリックします。ロールを与えたいユーザの名前を探して名前の上のボックスをチェックします。そしてドロップダウンリストから割り当てたいロールを選び、「assign local roles to selected users」をクリックします。

同じインターフェースをローカルロールを削除するのにも使えます。

オブジェクトを公開する

オブジェクトの所有者はvisible状態にあるオブジェクトを変更したり編集したりすることができます。所有者が編集を終えたらば、Stateタブをクリックして公開することができます。公開フォームが開きます。

Publishing an object

このフォームにはいくつか記入するところがあります。

オブジェクトをレビューする

レビュー権限をもっていてPlone Webサイトにログインした時には、もしレビューされるべきオブジェクトがあればその表示が現れます。これは下図のようにパーソナルバーに現れます。

Objects for review

レビューを待つオブジェクトをリストするためにこのリンクを選択して、それからレビューのために各オブジェクトを選択します。publishingタブをクリックすると前記のようなフォームが表示されます。この時点であなたには基本的に二つの選択があります。承認してオブジェクトを公開するか(the publish option)、却下するか(the reject option)です。オブジェクトを却下する時には、なぜ却下したのかという理由をユーザに説明するためにコメントを書きたくなることでしょう。

公開後にオブジェクトを編集する

マネージャはオブジェクトがどのような状態でも編集することでしょう。メンバーは公開後のオブジェクトは編集することができません。メンバーはまず最初にオブジェクトを撤回してvisible状態に戻さなければなりません。そのためには、オブジェクトの公開タブをクリックしてretractをクリックします。それからあなたはオブジェクトを好きなだけ編集して再びサブミットします。こうして編集し直されたオブジェクトにもレビュープロセスが適用されることを確実なものとします。 .

$Id: 4,v 1.1.1.1 2003/08/26 17:09:50 tyam Exp $

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