獣肉食べて比較絞殺論2


獣肉食べて比較絞殺論

Chapter 3

ここでは、古代のお酒に触れてみましょう。第2章に付けても良かったけど、お酒だけでなく、アルコール類というのは、ちょっと特別な感じがある。まあ日本列島に人類がやって来たのは、人骨化石が少ないからはっきりと確立はされていない。だが、何度も氷河期が来て、朝鮮半島と繋がって日本半島となったはずだから、北京原人以降その度に住み着いていたに違いはないと思います。ホモ・セイピエンスが確実に住み着いたのは、3万年くらい前か? 今のアイヌ系であったと思いますね。実はアイヌ系は、アメリカ大陸にも渡ったのです。最近アメリカンインディアンのDNAを調べた結果、アイヌ系とモンゴル系の2種類が、氷河期にほとんど陸続きだったベーリング海峡を渡ったらしい。歩行だけでなく丸木舟の可能性もあるようだが、証拠は無い。学者によっては、歩行よりも船の方が多かったのではと云う。大氷河を迂回して、海上を進んだ可能性が高いし、歩行では氷河が溶け始めた1万年前後から急増したという説です。

またしてもお酒の話から、長い横道に入ってしまいました。そう酒類は、3万年くらい前からあったとは誰も唱えていませんが、私の直感ではあったという気持が強い。ただ作っていたかどうかは不明で、突発的自然発生的なアルコールは存在していたであろうというアイディアです。TVでよく観るドキュメンタリーで教わったのが多いんじゃが、アフリカからアマゾンやニューギニアの熱帯地域では、狩猟生活者でも彼ら独自のアルコール類を持っている事によっておるのです。それも穀物からではなく、様々な原料がある。勿論私の想像でしかありませんが、あのような地域では、自然に発酵したのが転がっていた可能性が非常に高いと思う。有名な我々のDNA上の祖先「イヴ」がアフリカで生まれたのが、約10万年前。以後世界中に広がったのは、3万年前でした。ヨーロッパでネアンデルタール人が消失したのが、約3万年前です。何も全てが3万年前に繋がってるわけではないが、何かありそうだという感じが強いですねえ。

日本の古代食物史年表には、紀元前2000年頃、今から約4千年前に山葡萄酒が、あったと書いてあります。さらにヒエ、アワの雑穀酒も同じ頃から作られていたとある。ヒエーッ、ホーヨ、酒の話はサケちゃいけんのんじゃ!!! 世界史では、今のイランで葡萄酒が作られていたのが、史上初のアルコール類です。これが約8000年前で考古学者の特殊な瓶の発掘で明らかになった。ついでこれは学説であり証拠が無いものですが、早くて1万5千年前頃には穀物の栽培化により、貯蔵所で何らかの発酵酒が自然発生的に出来ていたらしい。穀物類では約6000年前、ビールがティグリス、ユーフラテス川流域で作られたと文字に記録されています。縄文時代の日本にも、ニューギニアの狩猟生活者と同じように、様々の酒類が存在していたと私は考えます。人類史上一番古い職業が売春の如く、一番古いドリンクは酒類であったに違いはないでしょう。どちらも「考える葦」にとっては、必要不可欠のモノであるからですね。

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