黄泉がえり
最近また映画館に行ってないので、WOWOWで見た奴でも一つ。
単館上映でスタートして口コミで大ヒット、レンタルも好調 なんていう知識があったものだから、うっすら期待しちゃっていた。それだけに失望のサイズも近々まれに見る大きさでした。
謳い文句は「感動巨編」実は「ハリウッドのアメリカ的正義礼讃映画」の方が怒りという感情が動く分まだマシってもの。
主演の草薙剛・竹内結子はどっちも好きなのに、これだけ感情移入出来ないストーリーってのも有る意味凄い。
思ったのは、これは「転校生」とか「時をかける少女」クラスの荒唐無稽な話なんです。それをいい大人のラブストーリーでやろうってんだから、無理がないわけがない。
「時をかける少女」なんかは、”大人へ成長しようとする少女の恋”という幻想がまだストーリーの荒唐無稽さを覆い隠せるほど立派な幻想で有り得た頃に、その幻想を背負えるだけのキャラクター(原田知世とか)を得て撮られたからひととおりの評価を得ていたわけで。
ラストで主役の草薙くんが「何だったんだろうか・・・」と回顧するシーンがあるんですが、頼りないこと言うな、そりゃこっちが聞きたい。
ハッキリと「見るのは時間の無駄」と言い切れる作品ですが、どうしても見るのなら幾らかでも自腹を切って見た方が良さそう。そうしないと最後まで見る気が無くなるかも知れませんので。
Posted: 土
- 1月 17, 2004 at 11:09 PM