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Solo Works (Frida、Agnetha Faltskog、Bjorn Ulvaeus&Benny Andersson)

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1982年
(2005年Remaster盤発売)

Something Going On:Frida

 Fridaの英語でのSoloデビュー作品。1983年の全米年間Singleチャート20位(Billboard)を記録した大ヒット曲「I Know There's Something Going On」を含み、ABBAのメンバーのSolo作品としては唯一、全米Gold Diskを獲得しました。Producerは、GenesisのPhil Collins。彼の1981年のSoloデビューアルバム「Face Value」のサウンドに惚れ込んだFridaが、「自分のSoloアルバムのProducerは、Philしかいない」と、自らGenesisのスタジオを訪問してPhilに直談判し、この組み合わせが実現しました。

 収録曲は、1曲目、Phil Collinsらしい味付けでアレンジしたRock'n Roll「Tell Me It's Over」で幕を開けます。3曲目、独特の雰囲気のあるPop Music「I Got Something」は、ABBAのBacking Vocalを務めていたTomas Ledinの作品。5曲目のPop Ballad「To Turn The Stone」は、Giorgio Moroderの手による魅力的な小品で、元々はDonna Summerのために書かれた作品を取り上げたものです。6曲目は、80年代を代表する1曲と言っても過言ではない大ヒット曲「I Know There's Something Going On」。8曲目「Baby Don't You Cry No More」は、南部アメリカ風ロッカバラッドで、EW&FのPhenix Hornsを大きくフューチャーしています。9曲目は、なんとRoxy MusicのBryan Ferry作のPopな小品「The Way You Do」。11曲目の「Here We'll Stay」は、70'sのPhilly Soul風の曲で、Phil CollinsとFirdaのDuetが聴けます。

 本作のSolidかつPercussiveにして弾力感に溢れたサウンドは、発売から20年が経過した今聴いてもとても新鮮かつ個性的で、時の経過を乗り越える瑞々しい魅力に溢れています。楽曲的にもサウンド的にも、本作が彼女の最高傑作であることに疑いの余地はありません。

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1985年
(2005年Remaster盤発売)

Shine:Frida

 XTC、U2のProduceで有名なSteve LillywhiteのProduceによる英語での2nd Album。Fridaは、当初、この作品のProduceもPhil Collinsに依頼したかったらしいのですが、彼女の前作の大ヒットですっかり売れっ子ProducerとなってしまったPhilは、彼自身のSoloやGenesisとしての活動もあってスケジュールが厳しすぎ、替わりに白羽の矢を立てたのが、当時絶好調のSteveだったようです。

 本作は、発売当時、大胆かつ露骨な80'sシンセサウンドの導入が賛否両論を呼びました。1曲目、ファーストシングルでもあった「Shine」は、シンセサウンドとシンセドラム&シンセベースによる派手なアレンジと、FridaのCoolに押さえ気味なVocalが印象的なエレポップです。2曲目「One Little Lie」も同様の派手なアレンジを施された80'sエレポップ。賛否両論を呼んだのは、主にこの2曲だと思われます。
 5曲目「Slowly」は、元ABBAのBjorn&Bennyの手による楽曲なのですが、Musicalの1曲のようなSimpleで穏やかな曲調、Steveによるサウンドメイク共に、ABBAの作風とは全く異なっているため、クレジットを見なければこれがBjorn&Bennyの作品だとは気がつかないと思います。6曲目「Heart Of The Country」は、Big CountryのStuart Adamsonの曲で、穏やかかつ伸び伸びとした曲調のIrish Popの佳曲です。7曲目「Come To Me(I Am Woman)」は、どことなくABBA時代のバラッドを彷彿とさせるメロディが綺麗なSlowナンバー。こういう作品を歌うと、Fridaはやはり上手いです。9曲目「Don't Do It」は、同じ言葉の繰り返しを上手く使ったSimpleな歌詞が効果的なSlowナンバーで、私が知る限りFridaが自作した唯一の作品です。

 「斬新な自分のサウンドを作りたい」と言うFirdaの意向をSteve Lillywhiteが汲み取って制作された本作なのですが、肝心の楽曲が全体に弱く、流行を取り入れた80'sサウンドとのバランスがとれていないため、作品の印象が中途半端なものになってしまったように思います。本作でのFridaは、前作の大成功の後を受けて、ちょっと、けれん味が強すぎたような印象です。

 なお本作は、Fridaの英語作品としては、現在までの最後の作品です。

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1983年

Wrap Your Arms Around Me : Agnetha Faltskog

 後日、Agnetha自身が「SOLO作品の中では、一番思い入れのある作品」と語った、英語でのSOLOデビューアルバムです。1年前に発表されたFridaのSOLO作品「Something Goin' On」ほどの大ヒットにはなりませんでしたが、内容的には全く遜色ありません。ABBAの二大看板の一人・Agnethaにふさわしい素晴らしい出来映えの作品です。BlondieやSweetのProduceで有名なProducer・Mike Chapmanとの相性も良いようで、ABBAの世界とはひと味違うAgnethaの魅力が上手く引き出されており、彼女自身もABBAの時と同じくらい、あるいはそれ以上に気合いを込めて伸び伸びと歌っているように感じます。

 1曲目の「The Heat Is On」で軽快に幕を開けると、2曲目は大人の女を感じさせるSexyな「Can't Shake Loose」、3曲目「Shame」と、次々にバラエティに富む良質なPOP Musicが飛び出してきます。全体に、シンプルながらツボを押さえたサウンドと相まって、見事な「大人向けのPOP Music」に仕上がっています。SOLO作品らしく、Agnetha作詞作曲の「Man」という曲も収録されており、彩りを加えています。

 この作品を制作していた当時のAgnethaは、ABBAが解散したとは全く思っておらず、「ABBAを中心に据えつつ、SOLOと女優業をバランス良くこなしていきたい」と考えていたと言われています。故に本作では、意識的にABBAとは重ならないイメージを出すように心がけていたようです。結果的にABBA後のSOLO作品と言う位置づけなってしまいましたが、当時のAgnethaのベテランアーティストとしての充実ぶりと意気込みが伝わる、正統派女性Vocalistの充実した作品に仕上がっています。「ABBAが好きで、FridaのSOLOはヒットしたから聴いたことがあるけど、AgnethaのSOLOは聴いたことがない」という人は、是非本作も聴いてみると良いでしょう。

 私は、Agnethaの英語でのSolo三作品の中で、本作がもっとも好きであり、また彼女の最高傑作だと思っています。

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1985年

Eyes Of A Woman : Agnetha Faltskog

 元10ccのEric Stewartのプロデュースによる2作目。名実ともにABBAが完全に活動を停止してからの作品となります。

 この作品では、ELOのJeff Lynneによる当時の彼らしい作風のオープニングナンバー「One Way Love」、Moody BluesのJustin Haywardの手による落ち着いたPOP Music「The Angel Cry」、ASIAのJohn Wetton/Geoff Downesによる少々大仰?な「We Move As One」、最近はセリーヌ・ディオンへの楽曲提供やプロデュースで知られるTom Keaneの手になる洒落た「We Should Be Together」等、名のあるスター作家達が曲を提供しているほか、プロデューサーのEric StewartとAgnethaの共作曲で軽快な「I Won't Let You Go」、POPで魅力的な「Just One Heart」等、全体に粒揃いの良い曲を集めることに成功しています。

 にもかかわらず、本作が何故かいまいち地味な印象なのは、プロデューサーのEric Stewartの力量に問題があったように思われます。サウンド的に一貫性もあり、それなりにまとまりもあるのですが、バンドサウンドを基調としたアレンジに華がなく、全体にどうにも単調な感じで、彼女本来の陽性な魅力を存分に引き出すまでには至っていません。

 Agnethaは、どの曲も丁寧に歌いこなしていて、女性VocalのPOPアルバムとして決してできが悪いわけではないのですが、ABBA時代や、SOLO1作目である「Wrap Your Arms〜」のクォリティと比較すると、今ひとつかな?と感じてしまいます。

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1987年

I Stand Alone : Agnetha Faltskog

 熱烈なABBAファンである元ChicagoのPeter Ceteraが、Agnethaに熱烈なラブコールを送りProduceを担当したSolo 3作目。現在までのAgnethaの最後のオリジナル作品です。参加Musician、楽曲提供共に、ほとんどがPeter Cetare周辺のアメリカ人スタッフで固められており、80年代後半以降の典型的なアダルトコンテンポラリ・サウンドを基調とした音作りがなされています。

 収録曲は、哀愁を帯びたミドルテンポナンバーで、本作で唯一欧州POPを感じさせる1曲目「The Last Time」、Peter CeteraとのDuetによるSlowナンバー・3曲目「I Was't The One(Who Said Goodbye)」、Pianoに乗って聴かせるSlow Ballad・5曲目「Maybe It Was Magic」、大人のPop Musicの趣・6曲目「Let It Shine」、ちょっと80年代のChicagoを思わせるアメリカンRock・7曲目「We Got A Way」、Diane WarrenとAlbert Hammondの手になる美しいバラッド小品・10曲目「If You Need Somebody Tonight」などが収録されています。なお、この作品には、残念なことにAgnetha自身の作品は収録されていません。

 全体に粒よりの良くできた楽曲を集めることに成功しており、Peter Ceteraの非常に安定した丁寧な音作りと、AgnethaのVocalistとしての揺るぎない実力が相まって、一切奇をてらったところのない完成度の高いアダルトコンテンポラリ作品に仕上がっています。意外な、と言っては失礼かも知れませんが、PeterのProduceは、極めて正統派のアプローチで成功しています。

 アメリカでは、残念ながらチャートインもしなかったぐらい売れませんでしたが(私は、ジャケットとプロモーションに問題があったのではないかと睨んでいるのですが・・・)、AgnethaのSolo作品として、相応しいだけの内容のある佳作です。女性Vocalによるアダルトコンテンポラリが好きな人には、ABBAとは無関係に、お薦めです(Agnethaが好きな人にも、勿論お薦めします)。

 蛇足ながら、アメリカン・テイストの本作ですが、スウェーデン本国では見事チャート1位を獲得しています。

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1998年

That's Me : Agnetha Faltskog

鋭意執筆中

2004年

My Colouring Book : Agnetha Faltskog

鋭意執筆中

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1984年

鋭意執筆中

極私的Solo Album お薦めRanking Top3(2003/5/13現在)

1. Wrap Your Arms Around Me : Agnetha Faltskog

2. Something Going On : Frida

3. I Stand Alone : Agnetha Faltskog

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