本ブログの更新は停止しています。更新は新しいサイトの Travellers Tales で行なっています。
人生の主人公は今回は「イリュージョン」という本の話から、人生の主人公は誰か、なんて話を書いてみようと思います。
私の好きな本に、リチャード・バックの「イリュージョン」という本があります。(出版社と揉め事でもあるのか、ここ数年は版元品切れのままなのが残念です。)
リチャード・バックは一般的には「カモメのジョナサン」が有名で、私も「カモメのジョナサン」は読んだことがことがあったのですが、ヒッピーに人気だったというその本も、最初読んだときは何も感銘を受けませんでした。覚えてるのは、訳者の五木寛之の後書きが鼻についたことくらいです。(その後読み返し、最初に受けたのとは違う印象を得て、今ではこれも好きです。) しかし「イリュージョン」は一度読んだら虜になってしまいました。翻訳は村上龍が手がけています。村上龍のことは読んだこともないくせにそれまでなんとなく敬遠していたのですが、「イリュージョン」を読んで、村上龍も見直してちゃんと読むようになりました。今では結構好きです。だけど、とりあえず、それらは今回の話には関係ありません。前置きが長くなってしまいました。 「イリュージョン」の中で、リチャードとドンが映画について話す場面があります。そこでドンがリチャードに、自分たちの周りが映画だったとしたら、という質問をします。 「リチャード、この俺達の周りを映画だとすると、シナリオライターは誰だい?」 話はこの後も続いていくのですが、ここに本質の1つがあります。 自分の人生の主人公は自分で、シナリオを書いているのも自分自身なのです。 世の中にはそのことに気付いているのか気付いていないのか、他人にシナリオを書かせたり、主役を乗っ取られたままの人が大勢いる気がします。それもまた、彼や彼女のシナリオなんだろうけど。 サルトルは人間は自由の刑に処せられていると言いました。5分後に突然自殺しようと、いきなり目の前の上司を殴ろうと、すべてを捨てて明日から放浪の旅に出ようと、すべては自由です。いつの瞬間にもそれらは可能です。ただいろいろな理由があってやらないだけなのです。 そんなことをふいに思い出しました。 Posted: 金 - 1月 27, 2006 at 11:11 PM |
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親サイトの Travellers Inn は旅に関するサイトですが、ここ Travellers Tale では、旅にこだわらず興味のおもむいたことについて書いています。ちなみに Travellers Tale という言葉は、旅行記ではなく、旅人の見てきたようなほら話のことを意味しています。
筆者ハンドル:Hiro (ハンドルネームという言い方は正確には間違いですよ!慣用化しているので、こだわる必要はないかもしれませんが。) Trackback powered by
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