こってり写真の自動作成

はじめに

露出を変えて撮影した複数枚の写真から、高精細写真をスクリプトにより自動作成する。 ubuntuのパソコンで作業した。

準備

ImageMagick、align_image_stack、enfuse、 pfstoolsをインストールしておく。

作業の流れ

  1. 準備した複数枚の写真を、ズレを修正して一枚にenfuseする。さらにHDRファイルを作る。
  2. HRDファイルからトーンマッピングを行う。グラデーションの強いFattal、色の強調されたDragoの二種類を作る。
  3. トーンマッピングした画像のグレー画像を作る。これはアルファチャンネルマスクになる。
  4. トーンマッピングした画像にそれぞれ自分自身のグレー画像をアルファチャンネルに適用して、透過画像を作る。
  5. レイヤーを重ねていく。まず、enfuseに透過処理したFattalを重ねる。通常モード。
  6. 次にその上に、透過処理したDragoを重ねる。オーバーレイモード。

露出を変えて撮影 した複数枚の写真。撮影地JR神戸駅前

準備した複数枚の写真を、ズレを修正して一枚にenfuseする。さら にHDRファイルを作る。

HRDファイルからトーンマッピングを行う。グラデーションの強い Fattal、色の強調されたDragoの二種類を作る。

トーンマッピングした画像のグレー画像を作る。これはアルファチャンネ ルマスクになる。

トーンマッピングした画像にそれぞれ自分自身のグレー画像をアルファ チャンネルに適用して、透過画像を作る。

レイヤーを重ねていく。まず、enfuseに透過処理したFattal を重ねる。通常モード。
次にその上に、透過処理したDragoを重ねる。オーバーレイモード。 レ イヤーを統合して完成。

スクリプト

同じフォルダに画像ファイルとスクリプトファイルを入れて、ターミナルからそのフォル ダに入り
sh スクリプトフィル名.sh
と打てば、こってり写真が自動作成される。


mogrify -resize '50%' RIMG*
TDAY=`date +%Y%m%d%H%M`
align_image_stack -o HDR$TDAY.hdr  -a al -f 53 -m RIMG*
enfuse   -l 7 -o al_enfuse$TDAY.png al*.tif
pfsin HDR$TDAY.hdr |pfstmo_fattal02| pfsout HDR_Fattal_IMG.png
pfsin  HDR$TDAY.hdr | pfstmo_drago03| pfsout HDR_Drago_IMG.png
mogrify -normalize HDR_Fattal_IMG.png
mogrify -normalize HDR_Drago_IMG.png
mogrify -normalize al_enfuse$TDAY.png
convert  HDR_Fattal_IMG.png -colorspace Gray Fattal_Gray.png
convert  HDR_Fattal_IMG.png -colorspace Gray Drago_Gray.png
convert HDR_Fattal_IMG.png -alpha off Fattal_Gray.png -compose copyopacity -composite F.png
convert HDR_Drago_IMG.png -alpha off Drago_Gray.png -compose copyopacity -composite D.png
composite   F.png al_enfuse$TDAY.png out$TDAY.png
convert out$TDAY.png  D.png -compose Overlay -composite  out$TDAY.png



画像サイズを半分にする。この場合画像ファイル名はRIMGなんとか. JPG。
ファイル名に時間を入れるために、変数を設定。
画像を整列し、HDRファイルを作る。-f 53水平画角は53度。
整列した画像をenfuseする。
HDRファイルからFattalトーンマッピングする。
HDRファイルからDragoトーンマッピングする。
トーンマッピングしたFattalをノーマライズ。
トーンマッピングしたDragoをノーマライズ。
enfuse画像をノーマライズ。
Fattalからグレー画像を作る。
Dragoからグレー画像を作る。
Fattalを透過処理。
Dragoを透過処理。
enfuseにFattalを重ねる。
さらにDragoをオーバーレイモードで重ねる。


画像ファイルの水平画角の求め方

Exif情報よりデジカメの焦点距離を求める。
アプリケーションのShowPhotoで画像を開き、Exif情報を見る。この場合5.8mm。


自分のデジカメのセンサーのサイズを確認する。ここの図より。この場合1/2.5イン チであった。http://ja.wikipedia.org/wiki/APS-C%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA

センサーのサイズと焦点距離から、画角を自動計算する。
http://www.cmehappy.jp/articles/angleofview.html