【ZMacSync導入についての覚え書き】(2004/12/06)
・とりあえずの走り書き
・そのうち、もう少し必要な情報を足してちゃんとした体裁のWebページに仕立てます。


■機器構成

Powerbook G4 400 / Mac OS X 10.3.6
Zaurus SL-C760


■入手方法

http://www.dsitri.de/wiki.php?page=ZMacSync

から入手。
ダウンロード後、StaffIt Expander等で解凍する。


■インストール

[Zaurus側] 既存データのバックアップ

念のため、Zaurus側のバックアップを取っておく。
Zaurus側の「バックアップ/リストア」でCF/SDにバックアップを取る。
別にWindowsマシンを持っているのなら、Windows側の「バックアップ/リストア」でバックアップを
取っておくのでも良い。
ZMacSyncには、Mac側のバックアップも取れと書いてあるので、心配な方は取っておいた方がよい。
(自分はZaurus側のみでMac側は取らなかった)

[Zaurus側] PCリンク設定の確認

「PCリンク」を起動して、設定を確認しておく。
通信方式:「USB接続(ネットワーク)」を選択しておく。
IPアドレス:変更していなければ、192.168.129.201の筈。

[Mac OS X側] USB Driverのインストール

未導入の場合には、AJZaurusUSB(Mac OS X用のZaurus USD Driver)をインストールする。
(既に導入済みの場合には不要)
ZMacSyncのアーカイブ内に添付されているが、
http://www.lucid-cake.net
でも入手可能。 

Release 0.2.5と0.2.8の2つのインストールパッケージが入っているが、Mac OS X 10.3.5 以降は0.2.8を導入しろとのこと。
インストール後は再起動が必要。
再起動後に、MacとZaurusをUSBで接続すると、ネットワークインターフェイスen1が追加された旨の
ダイアログがMac側に出る。
その後、環境設定のネットワークで追加されたインターフェイスについてIPを入力する。
IPは手入力設定で192.168.129.1、サブネットマスク255.255.255.0を設定。
「今すぐ適用」をクリック。

[Mac OS X側] zaurusへの接続確認(ping)

この状態で、Mac−Zaurus間の接続がうまくいっているか、念のため確認。
Mac側からユーティリティ内にあるターミナルを起動して、

ping 192.168.129.201

を実行。

PING 192.168.129.201 (192.168.129.201): 56 data bytes
64 bytes from 192.168.129.201: icmp_seq=0 ttl=255 time=3.575 ms
64 bytes from 192.168.129.201: icmp_seq=1 ttl=255 time=1.435 ms
64 bytes from 192.168.129.201: icmp_seq=2 ttl=255 time=1.361 ms

のような感じの表示が出ればOK。
(放っておくと止まらないので、CTRL+Cで停止)
何も出てこない場合には、うまく接続されていない。

[Zaurus側] open-sshのインストール
[Zaurus側] dtm2xmlのインストール
[Zaurus側] zmacsyncのインストール

ZMacSyncのアーカイブに含まれているipkをzaurus側に転送してインストール。

openssh-server_3.6.1p1_arm.ipk
dtm2xml_1.7_arm.ipk
zmacsync_1.5_arm.ipk

既にUSBによるネットワーク接続が完了しているので、smb経由で接続可能。
Finderから「サーバへ接続」で「smb://192.168.129.201/home」を入力して、接続。
ユーザ名とパスワードは特に入力しなくても繋がる筈。
インストールは本体メモリへ。
opensshのインストールには結構時間がかかる。

[Mac OS X側] zaurusへの接続確認(ssh)

ZMacSyncはMac−Zaurus間の接続にsshを利用する。
Mac→Zaurusの手動でのssh接続が一度も行われていない場合、ZMacSyncは

Prease ssh manually to your Zaurus and answer 'yes'

というダイアログを出して、うまくsync出来ない模様。
このため、あらかじめ手動でssh接続を確立させておく。

ターミナル上から、

ssh -2 root@192.168.129.201

と入力する。初回の接続だと、

Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?

と聞かれるはずなので「yes」を入力(yのみは不可)。
うまくいけば、メッセージが出た後、Zaurus側に繋がってコマンド入力可能状態になる。
「exit」を入力して、接続を終了しておく。


■ZMacSyncの使用

Mac OS X側で、ZMacSyncアプリケーションを起動する。
うまくいけば、メイン画面下に「Data from Zaurus-1 available. Ready」
と表示され、Zaurus側のデータ件数が表示される。

「Local Settings」(Mac画像の左下のボタンをクリック)
「Zaurus Settings」(Zaurus画像の左下のボタンをクリック)
で、転送させたい項目を選択する。
「Local Settigns」で「Address Book」のチェックを外しておけば、Mac側のアドレス帳は更新されない。
「Zaurus Settigns」で「Address Book」のチェックを外しておけば、Zaurus側のアドレス帳は更新されない。
以下同様。

転送する項目を選択したら、中央にある矢印のボタンを押して転送を開始させる。


■syncされる項目(ver1.5現在)

・Mac - Zaurus間で双方向の転送(同期)が可能
 アドレス帳

・Mac → Zaurus方向のみの転送(同期)が可能
 iCalスケジュール → カレンダーへ
 iCal ToDo → 同上
 スティッキーズ → メモ帳内の「Memo」へ
 時刻

日本語も特に問題なく同期・転送可能。


■既存の問題点など(ver1.5現在)

・Zaurus→Macでは、アドレスのふりがなが転送されない。
・Mac→Zaurusでは、ふりがなに名前と同じもの(漢字名など)が入る。
・カテゴリーが同期しない
・カテゴリーを指定しての、限定した同期が出来ない
・iSyncを使用するわけではない(Tiger待ち?)


■sync出来ない場合

pingでネットワークが確立しているか
sshで手動接続できるか
Zaurus側「PCリンク」の設定が「USB接続(ネットワーク)」になっているか
Zaurus側「PCリンク」で入力しているIPアドレスと、ZMacSyncのZaurus Settingsで指定されているZaurus側IPアドレスが同じものか?
Zaurus側「PCリンク」でシンクロ情報のクリアをしてみる?


■より安全に使用する為に(まだ試していない)

初期設定のままだと、ZMacSyncはzaurusにパスワード無のrootで接続している。
このままでインターネット接続などすると、かなり危険なので、opensshとZMacSyncの設定を変更する。

[Zaurus側] /etc/ssh/sshd_configの修正

rootでの接続を不許可に。
接続できるIPを192.168.129.1のみに限定。
修正後、kill -HUP

[Mac OS X側] ZMacSyncの設定変更

Zaurus Settings(ザウルスの画像の左下にあるボタンをクリック)で、接続ユーザとパスワードを変更。


■その他

zmacsyncと同時にzaurusへインストールしているdtm2xmlは、内蔵アプリのいわゆるBOX形式データを
xmlに変換して出力するプログラムのようだ。
これについてはGPLとなっており、ソースも付属してくるので、MacユーザーでないZaurusユーザー
にとっても有用なものかもしれない。