MTB組立記録(その6)


さて、夏休みも最終日です。残された時間はあとわずかしかありません。


せっぱ詰まった状態で訪れた最終日。
これを逃すと、乗れるようになるのがいつの日になるのかわかりません(笑)

何が何でも、今日、そうこの最終日に組み上げるんですっ。



と、祈りとも願いともわからないような気持ちを胸に
早速作業に取りかかります。


まず、形にしましょう。自転車っぽい形に近づけば、精神的なストレスは軽減されるはずです。そう、ハンドルバーをフロントフォークコラムと、ハンドルステムに取り付ければ自転車としての体を成します。
古いハンドルバーはシルバーで、少々湾曲しています。これが古さを感じさせるのですが、新しく購入したマットブラックなハンドルバーはとても軽く、そしてシックです。また、ストレートに近いので、ちょっとプロっぽく見えます(ホントか?(笑)。

しかし、付けてみると、みょーに長い。
そこで、容赦なく、パイプのこぎりでカットします。
どうせ、ゴムのグリップに隠れてしまうので、少々の違いはわかりません。
だから、全然怖くない(←これがホントはいけない(笑))





テープをぐるっと巻いて、一応ガイドにします(黒いペンなどじゃわからないので)






最初は慎重に、慎重に、引いていきます。









ハイ、出来た!






カットした断面をヤスリでちょいと綺麗にします(怪我しないようにね)。






ハンドルステムにセット。






次に、ハンドルバーにシフトレバー、ハンドルバーを取り付けていく。
ただ、ハンドルバーに通すだけなんで、別に説明するほどのことではありません(笑)










うーん、ちょっと今風になってきたかな。
タイヤが一年使っているタイヤなので、自転車全体が全然新しくみえないな〜(^^;

そして、今度はホースをブレーキ本体とレバーに接続します。
これは、初めての経験なので、ちと不安。
ホースが取れちゃったら、全くブレーキ効かなくなっちゃうので、慎重に、厳重に接続。ぎゅうぎゅう締め付けます(ホントはイケマセン)。そして次は、その中にブレーキオイルを充填します。オイル自体はブレーキレバー、本体とセットになっているので、特別に購入する必要はありません。














まず、ブレーキレバーのふたを開けます。金属製のふたを開けると、黒いラバー状のものが入っています。それも取ってください。詳しく説明しませんが、ワタクシ、このラバーにオイルを入れて、随分と待ちました。そうです、これは空気が入らないように密着させるパッキンなので、当然、吸い込みません(笑)






さて、このラバーも外すと、銀色の器が見えます。そこにオイルを注入です。






その前に、ちゃんとブレーキ本体(キャリパー)部分にすんなり満たされる様に、キャリパー側を「だらん」と垂直に垂らします。そして、オイルが流れるようにキャリパーの弁を開けて、オイルが噴き出すようにします(写真の様に透明のチューブにビニールをセロテープで巻き付けてこぼれても良いようにします)。そこから断続的にオイルが流れてきたら、ちゃんと中にオイルが充填されている証拠なので、キャリパーの弁を急いで締めます。










これも、思ったようにナカナカ流れません。じれったいです。
「本当にこれで流れていくんでしょうか、神様!」というぐらい待った後
若干オイルサーバーのオイル面が下がってきました(^^;
そこで、ブレーキレバーを握っては離し、握っては離し、オイルが流れるのを助けます。というのは、説明書に書いてあるからで、疑心暗鬼になりながら、ニギニギします。「ホントに助けになるんでしょうか?神様!」というくらい握っては離ししていると、

「ぽこ、ぼこ......」

と気泡が上がってきました。間違っていないようです(笑)











ふと透明のチューブに目をやると、ピンク色したオイルが流れてきました。









「おおおおーーーー、貫通だぁーー!」


と喜びいさんで今度はキャリパー側のボルトを締めて、オイルが漏れないように栓を閉めます。そこで何度かレバーをニギニギすると気泡が出てきて、だんだんレバーが堅くなります。







「おおおおーーーー、ブレーキがきき始めたぞおおーー!」


この時、注意事項があります。キャリパー側のパッドの中には、何か噛ませておかなければなりません。パッドが一度くっつくと離れなくなってしまうのです。(ハイ、これも注意書きの通り、失敗例をやってしまいました(笑)、ドライバーでこじ開けましたけどね)


ブレーキの感触が堅くなったらほぼブレーキの出来上がりです。





先ほどタンクと勘違いして失敗した、ゴムのパッキンにもなみなみとオイルを浸し、ふたをすると同時に溢れるぐらいにしてから、ふたを閉めてください。きゅっきゅっと。
そして、ディスクの間に合わせながら、フロントフォーク取り付けです。

同じ要領で、リアも同様にタンクにオイルを満たしていきます。2回目は手慣れたモンです。
タンクの中の、あやしいゴムパッキンにも騙されませんでしたし、オイルの充填される速度も速いです。そうですね〜、1時間は早かったと思います(笑)

ハイ、リアのディスクブレーキもセットできました。


次に、チェーンを通しましょう。
フロントのチェーンリング(チェーンを引っかける歯車)とリアのスプロケットのロー側に巻き付けます。この時、リアのディレイラーには通しません、その状態で、3つチェーンの駒が余るようにすると、リアディレイラーを通したときにちょうど良い長さになるそうです。

ハイ、これも難なくクリア。


あとはディレイラーの調整(シフトレバーと歯車を合わせる作業)ですが、リアは仮組の時から調整していたのでほとんど調整しないでもいけそうです。レバーからリアのディレイラーにワイヤーを繋げます。





ぐりぐりギアクランク(ペダル)を回してギアチェンジがちゃんとできるか確認します。


「ガチャっガチャっ!」


気持ちよく決まります(小躍り)。


あとはハンドルバーにグリップを付けましょう。
真っ黒の方がプロっぽいですが、グレイのものをセレクトしました。
結構堅いのでぎゅうぎゅうひねりながら入れていきます。
日頃、握力を使っていないのが良くわかります(笑)






とうとう完成です!






時間はすでに3時近くなっています。
カミさんどころか、近所のマンションもほとんど電気がついておりません。
早速、真っ暗な夜道に転がしていきます(オイオイ、明日会社だぞ)。
警察に無灯火で捕まらないことを祈るばかりです。



すーーーーっと、静かに自転車は転がり始めます。



「ううーーーん。音がしないぞ、音がぁ(^^)」



気持ち柔らかい感じです(思いこみ)。というか、一体感があって気持ちいいです。

次に、シフトチェンジしてみます。



フロントレバー
「かつっ かつっ!」

リア側
「シャクッ!シュタッ!」


心の声
「おほーーー!」
「けもつええーーー!(気持ちいいーーー!)」

心の声
「ふーー、あっほう!(うーーん、ひゃっほう!)」


この時、すれ違った人はいませんでしたが、もしすれ違っていたなら、恐怖で悲鳴を上げていたかもしれません(笑)
そのくらい、顔がにやけていたに違いないです。
そして、その「喜び」と「興奮」と「感動」から
道の真ん中をグルグルグルグル回って止まらないのでした。
後数時間後に、仕事をしなければならないなんて、すっかり頭の中からは消え去っていたことはマチガイありません(涙)




思えば長い道のりでした。しかし、学ぶところは沢山あったように思います。
この心理的変遷記録を読んだあなた。


是非一度チャレンジしてみてください。



Posted at :03:59 PM