妹の結婚。


土曜日、妹の結婚式があった。妹とは7つも離れているので、小さい頃にはあまり語りあった事はなかった。いろんな話が出来るようになったのは妹が高校になったぐらいからだろうか。そういえばその昔、「大きくなって綺麗になったら、兄のオープンカーの助手席に乗せてドライブにつれてってやる」と言ったコトを思い出す(笑)


結局、スパイダーに乗っていた時期は遊びほうけていて、結局ドライブには連れて行ってやれなかったが(笑)




妹と恋愛の話などできるくらいになったころ、兄は就職した。

兄の入った業界は離職率ナンバーワンで(ホントか?)過酷な労働条件だった(といってもマジメにやった場合ね)。と言うわけで、仕事以外のわずかな時間は遊びに回し、やはり妹にはあまりかまってやれなかった。


と、書くとたぶん嫌がるだろうな〜(笑)
「別にかまって欲しいとは思ってないよ。私も忙しいんだから」
って言われそうだな。


まあ、兄の気持ちとしてはそんな思いがあった。


そして、兄は結婚した。実家から出て、30km程離れた横浜に住んだ。
妹はカミさんの妹と同い年という事もあり、カミさんの実家に食事(飲み)に招かれたりした。楽しいのだが、カミさん姉妹のやりとりを見ていると、あまりにも妹と兄の関係は冷めている様な感じがして、カミさん姉妹のやりとりが羨ましかった。

そんな事があってからだろうか。


「俺は、兄として役割をまっとうしているだろうか」


と思い始めたのは。
長年、後ろめたい気持ちがずっとあったに違いない。
その時、モヤモヤした後ろめたい気持ちがはっきりしてしまった。



「俺は、妹に何をしてやったんだろうか」

「妹は、こんな兄で不幸だったのではないか」

「妹がうまく甘えられないのは、兄の所為ではないのか」




ああ、神様(信じてないけど)ごめんなさい。



そして、無性に妹に会いたくなった。そして話したくなった。
しかし、今まで邪険にしていたせいか(そんなにはしてないと思うけどね(^^;)兄が気持ち悪いのか(笑)また気まぐれがはじまったとでも思っているのか、なかなか会うチャンスが作れない。


しょうがないので、妹からメールが入った時、すかさず


「たまには、兄に付き合いなさい」
「隠れ家っぽくて美味しいお店につれてってあげるから」


などと言って、ようやく付き合わせた。


自宅では無く、兄弟で外で飲むのは初めてだったが
改めて兄弟ってものは良いものだと思った。


「お兄ちゃんてば、こういうところがあるから」
会話のいろんな中で理解を示してくれたりして、泣かせる妹だと思った。


そんな妹が結婚した。


式や披露宴では、相変わらず落ち着きの無い兄だと思ったことだろう。


今や珍しい白無垢が重そうだったので、
「重そうだな、それ何キロぐらいあるんだろう?」
と聞いてみたり

写真撮影の後
「どうだ、緊張したか?どうどう、どうなのよっ!」
なんてつっこんだりした。

そんな時、困りながらも嬉しそうにしている妹を見ていると
もっともっといろんな事してあげたかったなぁ、と切なくなる。


いろいろ考えさせられる一時だった。



Posted at :04:16 PM