山陽電車でトコトコ


新幹線で移動すると「あっ」という間に景色が過ぎてしまう。特に山陽新幹線はトンネルが多く、「ここが○○市かぁ〜、へぇ〜」と景色を見て思う間もなく「ぴゅーーーーっ」とトンネルに入って、悲しい思いをする(笑)


ワタクシは景色を楽しむのが好きである。出張中のサラリーマンは通路に出やすいということで窓側より通路側を確保する人が多いようだが、ワタクシの場合、コドモ並みに窓側に陣取る(笑)
だって知らないところの景色を見るのって楽しいじゃない。

そんなわけで、新幹線は嫌いである(笑)
広島に来る際もいつかあの風景の場所に行ってみたいとか、あの山の向こうはどうなっているんだろうか、とか想像をたくましくするのであった。そして、そんな思いがワタクシにローカル線へ乗るようにと働くのだが、数年前、呉線で帰ろうとしたところ「三原」に到着するのが思いの外遅く、あやうくその日中に帰れなくなるところだった(笑)

その失敗を繰り返すまいと、今回は山陽電車経由で帰るルートを設定した。

ホントは岡山まで各停で行きたかったのだが、尻が痛くて悲鳴を上げるかもしれない&帰れなくなるかもしれないので、手前の「福山」駅で「のぞみ」に乗り継ぐことにした。

実は広島から東方面に出る山陽電車には乗車したことがなく、時間距離の感覚がイマイチつかめなかった。山陽本線の「瀬野」って駅には山間部(失礼)のニュータウンがあるのだが、単なる田舎と理解していいのか(これまた失礼)、自然の中に調和した優良な住宅地として理解して良いのか、はたまた利便性の劣る環境として理解した方がいいのか、現地に住んだことがない自分としてはとても迷う。
この認識というのは日々変わるモノだから、一度なんとなく把握したぐらいで、そのままそう思っていては現地の認識とズレが生じ、「あそこは、これこれこういうところだから.....」とさも知っているかの様に語ると大恥をかくこともあるので注意が必要だ(笑)

ちなみに車で瀬野に来ると、「ああ、とても自然なところ」、「とても遠いところに来てしまった」などと思っていたが、いざ乗ってみると広島からわずか12〜3分でびっくらこいてしまった(^^;



広島から三原まではほとんど乗車客がいない。
山陽電車といえば新幹線以外では軸になる電車だと思っていたのだが、やはり車社会。電車に乗車するのは車に乗れない方々で、需要も少ないんだろう。

川沿いに電車はトコトコと走っていき、眺めはナカナカ良い。ああ、ここにも集落がある、この人達は何の仕事をしているのかな〜、と思ったり、子供達はどこで遊ぶのかな〜と思ったりして想像は膨らみつつ電車は進んででいく。


山間から開けたところに出る。ようやく「三原」。
ここで呉線とぶつかるためか、人が結構乗ってくる。どこに行くんだろう。結構可愛い子もいたりする(笑)←コラコラ
ここからは、「尾道」などを通るので、そこに遊びに行く人とかがいるのかな〜なんて思ったりする。そして電車は海岸沿いを走っていく。


目の前を海、そしてすぐ先に島が見える。
なんて不思議な光景なんだろ。






のどかで美しくて、心があらわれる。






しばらく走ると、ぽつんぽつんと、島が現れる。
ああ、あそこまで泳いで行きたいな、深さはどのくらいかな。
なんてくだらないことを考えながら電車はトコトコと進んでいく。


海沿いの島で思い出したが、石風呂のあった竹原市「忠海」 の目の前の「大久野島」は有る一時期、地図から消された悲しい島だということを電車に乗る前にジュンク堂で立ち読み(笑)して初めて知った。戦争の爪痕、日本の侵略戦争のために毒ガス製造工場ができて、その犠牲になった人々が多数いたらしい。この長閑な雰囲気に戦争の魔の手が及んだのかと思うと、とても悲しい気分になる。


そんなのどかな風景はあっという間に過ぎてしまい、「福山」に到着。


もう少し、長閑な風景を満喫したかったと残念に思うが、致し方あるまい。


「のぞみ」にはまだ時間がある。
駅の外に行って散策するかなぁ、と思っていると目の前に看板が.....(笑)

むむむむむぅ。


とんこつと鶏ガラと野菜をじっくり
煮込んで白濁したスープにはあさりと
いりこの風味とうまみが生きています。









別に腹が減る時間では無かったのだが
どうしても味わってみたくなり、店に入ってみる。
「びんご屋」というそうだが、チェーンだろうな。







お察しの通り「しおラーメン」450円を注文する。







塩加減が気持ち強い様な気がするが、豚骨ベースなのに臭みが無くさっぱりとしている。貝系のダシが入ると肉のゼラチンっぽいねっちり感がなくなり、さらっとするような気がするな(テキトー)。



今回の広島では取り立てて美味いものを発見出来なかったが、
これでなんか救われた気がするのは、貧乏性だからだろうか(笑)



ただし自宅に戻った後、体重計の上で肩を落としたことは言うまでもない(笑)








Posted at :05:04 PM