Tungsten T5 観察日記 6

Tungsten T5 観察日記 (6) (2005.01.27)
(HotSync 障害解決編)
 私の環境では付属のMac 版 palm DeskTop をインストールした PowerBook G4 12" 1.33GHz OS 10.3.6 に
 おいてTungseten T5 をHotsync すると約7割の確率で T5 がフリーズをおこすという問題が発生していました。
 インストールするソフト、移行するデータも T5 に入れて、Hotsync する回数も減ったので、そのまま使って
 いたのですがやはり、いつまでも放っておくのも気持ち悪いので原因の究明をするべく、T5 をハードリセットして
 一個ずつソフトをいれて検証する事にしました。
 まず、J-OS for TT5 2.4b1 を入れます。
 ちなみに最新版は使用期限の延長された J-OS fot TT5 2.4b2 になっておりますが‥‥検証は b1 の
 ままでやってます。
(試用期間の延長のみですので問題ないでしょう‥‥ちなみに秋津島はすでにライセンスを購入しました。)

 問題なくインストールが完了。その後のHotSync にも問題なしです。
 Hotsync は同一パターンで3回実行してます。(7割の確率でエラーが出るなら、これで1回はひっかかるでしょう)
 続いて CJK OS をインストールし、J-OS のみON、CJK OS のみ ON 、両方とも ON 、両方とも OFF の4パターンを
 実施しましたが、問題なく Hotsync できます。
 次に ATOK for Palm OS5 をインストール。
 ATOK の ON とOFF 、さらにはアップデータを入れてから同様に検証しましたが、これまた発生せず‥‥

 CJK OS 、 J-OS 、ATOK はシステムの深いところにで動いていると思うんで、その辺で不具合が起きている、
 あるいはコンフリクトを起こしている可能性があるかもしれないと推測していたのですが、いずれも問題
 無いようです。
 ノリ的には同じ様に他のアプリもインストール、動作確認、Hotsync を繰り返して行きます。
 じつはこれ‥‥‥ものすごく手間と時間がかかります。
 入れていたソフトを全部入れても問題が発生しないのなら、他の原因があったのかもしれませんが、現時点で
 必要なソフトが全部入って、なおかつ問題も起きないのであれば、それでもOK。
 組み合わせがなにかが原因だったという判断になります。(それも検証の結果です。)
 ですが‥‥出ました!問題を引き起こしていたソフト!それは‥‥‥

 Beam PRO です!

 Beam PRO というソフトを使ったときに作られるテンポラリーファイルが Hot sync 時にトラブルを
 引き起こしているようです。
 Beam PRO を使用後、このテンポラリーファイルが作られた状態だと100% Hot sync でフリーズが
 発生しますが、Beam PRO を使用しなければ、テンポラリーファイルを作られず、Hot sync は問題なく終了します。
 この
テンポラリーファイルはリセットの条件によっては消去されずに残るようです。順をおって説明しますと‥‥

 (1)Beam PRO を使用する。 テンポラリーファイルが作られる。
 (2)Hot Sync するとフリーズします。
 (3)[上ボタンリセット] を実施。 → 通常のリセットだと再起動中にまたフリーズします。
 (4)再起動後、5wayボタンの動作に異常が出る。
    1回しか押していないのに2回入力されたり‥‥ボタンが利かなくなったりします。
   (ダブルクリック状態。音が出る設定にしておくと「ぶっぶっ」と2回クリック音がします)
 (5)この段階で Hot sync すると、またフリーズします。
    → Hot sync 前に調べるとテンポラリーファイルは、まだ残っています。
 (6)[リセット]を実施
    → この時点で調べるとテンポラリーファイルが消えています。
 (7)この段階で Hot sync すると問題なく終了し、5way ボタン周りの異常も解消されます。

 ‥‥というプロセスになっています。
 Beam PRO を使用していなければ発生しませんので、極めてレアなケースだと言えますんで、
 こんな事が起きていたのは私だけだったかもしれませんねぇ‥‥
 非常にレアなケースかもしれませんが、事例として経緯を書いておきます。
( 願わくば、ほんの少しでも誰かの役に立つことを‥‥)

 まず、BeamPro というソフトですが、赤外線でPalm 内/メモリーカード内のファイルを送信することの
 出来るソフトです。アプリから、予定表、アドレス、メモまで複数を選択して一気に送信することができます。
 ハード的な環境さえ許せば、BlueTooth での送信も可能です(8$ シェアウエア)

 BeamPro(リンク先はmuchy .com です。)

 個人的な環境の事情になりますが‥Tungseten T5 を購入したときに通信環境の問題から m500 と併用する
 使いかたになったのですが、メモや予定、アドレスなど、どちらのPalmに入力しても相互にファイルを交換し、
 どちらのPalm で見ても最新の情報が閲覧できるようにしたい!
 しかも母艦のなくても2台のPalm だけで!(持って歩く機械ですからいつも母艦があるとは限りませんので‥‥)
 変更のあった複数のファイルだけを1個ずつ赤外線で送信するのは手間が掛かりすぎますし、なぜか、memo DB や
 Adress DB のファイルを T5 から m500 に送信しても受け付けてくれません。
 (逆は出来ますが、文字化けします。)
 こんな状況で変更したファイルが1個、2個なら覚えていられますが、10 個も20 個もあったら、どれを
 転送すればいいのか解らない‥‥
 時にはカデコリーまるごと新しい方に入れ替えたい。そんな理由から BermPro を使いはじめました。
 SDカード経由で転送も可能でしょうけど、Palm を向かい合わせて必要なファイルだけ赤外線でピピッと転送
 できたほうがお手軽ですし‥‥
 BeamPro は秋津島のように変則的な Palm の使い方をしていると非常に便利なソフトです。

 で、Hotsync 時のフリーズを回避する方法ですが、BermPro を使用した後にできるテンポラリーファイルを
 削除します。普通にデリートすれば OK です。
 BermPro 使用後は毎回削除せねばなりませんがこれで Hot sync 時のフリーズは、ほぼ起きなくなりました。

    Temp Install Data 318‥‥‥
        これが、原因。
    Temp Install Data 3189545977
    (番号は毎回違います)
   テンポラリーファイルですから、本来は
   どこかのタイミングで消去されるものなの
   でしょうが、その処理が上手く行っていない
   のでしょう。

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