Spinning to Case(自作ケース1)


 Spinning to Case
 2001.7.7 〜 7.8 作成。7.9 公開
 Vx & 50x 用

 

 秋津島、初の自作革ケースです。初めて造ったにしては良く出来たと思うんですが‥‥(自画自賛)
 (縫い目なんかぐちゃぐちゃで、まだまだですけど)
 さて、秋津島が造るんだから「なにかある」このケース。下の写真のようなギミック(?)が‥‥


 ↑これが、このケースの特徴。 「縦開き」でもなく、「横開き」でもない‥‥回転して開くのです。
  有りそうで無いこのギミック。他に無いでしょ? (あったら教えて‥‥)
  Spinning to Case というネーミング、プロレスとは、なんの関係もありません。(ほんとか?)


 制作のキッカケ‥‥
 「 Palm de CooL!」のモーリーさんが「モーリーの縦開きへの執念はナミではない」と言っておられたのを見て、
 「縦にも横にも開くケースは造れないだろうか?」そう考えた事が、このケースの原点です。
 頭の中でいろいろと試行錯誤し、秋葉原の店頭で左右どちらでも開く冷蔵庫の仕組みを観察したりしたのですが、
 どうにも複雑で実現するのは難しかったので、視点を変えて‥‥
 「既存の縦開き、横開き以外の方法で開閉するケース」
を考えてみることにして、出来たのがこのケースです。
 ヒントはアーミーナイフ‥‥(ナイフ極道ですねぇ‥‥やっぱし‥‥)
 アーミーナイフに収納されている機能は軸で固定されており、回転してハンドル(柄)の部分に収まります。
 これをケースに応用したわけです。

 材料/工具

 ・革
  
牛革です。秋津島はレッドブラウンを使いました。サイズ、質によってお値段が違いますが、
  私が買ったのは3250円。切れ端で実験をしたりしましたが、まだまだ、たっぷり残ってます。
  (第二弾の構想もあるし‥‥味をしめて、次も回転??)

 ・ハトメ/カシメ工具
  
ハトメは革に穴を開けて打ち込むリングです。最近見かけなくなりましたが、これが、やたらいっぱい付いた
  ベルトがありましたね‥‥
  使用したのは#300、だいたい4.5mmの穴が開きます。
  カシメ工具は、ハトメを打ち込む時に使用する専用工具です。ハトメのサイズ、形状によって異なりますが
  1つ、1000円〜1500円ぐらいです。
  工程としては、ポンチで穴を開けてから、ハトメをカシメ工具で打ち込みます。
  

 ・針/糸
  
針は、これまた種類があったりするんですが、メリケン針というのを使いました。
  糸は、ワックス付きの糸で色はベージュを使用。
  まとめて買ったので値段を覚えていないのですが、高い物ではないです。

 ・コバ仕上剤/コバ磨き
  
革を切断した切断面のことをコバと言うらしいです。そのままにしておくとケバがでたりするので、
  コバ仕上剤でコーティングします。「蜜蝋」を使う方法もあるのですが、秋津島は入手できませんでした。
  コバ磨きは、どう見ても木の滑車のような物で(他の形をしたものもあるけど)他の物で代用できそうです。
  コバ仕上剤(茶)650円/コバ磨き250円

 ・組ネジ
  これは後日写真を載せますが、軸になるネジです。 アルバムを閉じるのにつかったりするそうです。

 ・その他
  ポンチ、木づち、カッター、デザインナイフ、彫刻刀、プラ板、革用ゴムのりG17、瞬間接着剤
  定規、ハサミ、マーキングペン、ベルクロ(マジックテープ)、カッティングマット。


 制作過程を撮ってない‥‥
 最初の数枚は撮ってたんですが、だんだん造るのに夢中に
 なっちゃって、気が付けば、ぜんぜん制作過程の
 写真が無い‥‥
 左の写真は制作開始3時間後の作業台(こたつテーブル)
 ‥‥ぐちゃぐちゃですね‥‥(^-^;ゞ
 材料費としては5000円ぐらいですが、ハトメのカシメ
 工具とか、菱目打ち、コバ仕上げ剤、コバ磨き、彫刻刀
 等々‥‥‥‥‥新しく購入した道具が多いんで、
 総額は結構、行ってしまいました。
 
 まー 市販されている、ちょっと高めの革ケースぐらいで、
 収まってます。


ギャラリー(各部、写真)

 Palm の裏にあたる部分と、カバーの部分は中にプラ板を
 縫い込んであって、程よい硬さを持っています。
 カバーは、これまた程よい抵抗があって軸を中心に360°
 どこででも、止めた所で止まります(?)
 左の写真のようなポジションで止めると、左利きの秋津島は
 ちょうどパームレストになって書きやすいです。
 (Palm の パームレスト‥‥(さむっ))
 これは計算して造ったのではなく、組み立ててみたら、
 そうなったという偶然の産物ですが、なかなか良いです。

 もし、これを見て造ってみようと思った右利きの方は、軸に位置を逆にして作成すると良いでしょう。
 「そのまま、逆さまにすれば良いのでは‥‥」と思うかもしれませんが、このケースでは、ホルダー用に
 使用している3個のハトメの位置が、軸のある方に寄っているため、逆さまにするとカバーが、ちゃんと
 重なりません。


 ↑クロスバー装備のクロスボールペン用のホルダーもオプションで作成。
  写真では、ペンのクリップを挟んでいますが差し込むだけでも十分にホールドする事が判明。
  さくっと取りだせます。さらに止め具の部分は、想定していた機能(下記参照)とは別にペンの先端も
  ホールドしてくれます。
  ストラップは以前に頂いた革製の物ですが、内側がコバでケバケバになってたんでコバ仕上げ剤で加工。

 止め具(?)は、裏をコバ仕上げ剤でコート。
 ベルクロ(マジックテープ)で止めます。
 本当はスナップボタンとか、金具でちゃんとした方が
 良いんですが、1個だけ付けるのに専用のカシメ工具を
 買うのが、ためらわれたため、やめました。
 でも出来上がり後に「やっぱし、付ければよかった」と
 思ってしまった‥‥
 機能的には、カバーを閉じたポジションを保持できれば
 良いので、これでもOKです。
 右下に斜めに付けたのは、ちょうど軸と対角でデザイン的
 にもバランスが良いし、開く時に自然に取っ手の役目も
 果たします。

 Palm を外すとこんな感じ‥‥
 本体側にハトメを6個、カバー側に1個。
 組みネジを3本。うち1本は回転軸となります。
 ホルダーは組みネジ3本で固定され、ネジを外すことで
 Vx 用と m50x 用の交換が可能です。
 ハトメの金属が回転時に革への負担を軽減するため、
 耐久性はあると思います。
 この辺は使い込んで行かないと解らない部分では
 ありますが‥‥


 ↑ホルダーの部分は m505 用とVx 用のものを造りましたので、どちらも装着することができます。
  欠点としては、ケースの横幅がちょっと広いかな‥‥あと裏にベルトクリップを付けたいっす。

 恒例(?)のアーミーナイフを添えて記念撮影。
(添えたナイフは、Victorinox Classic WD  ウッドモデル)

 作業に取りかかる前の注意!
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  生じても管理人は一切、責任を負いません。改造を施した場合、当然メーカーの保証は受けられなくなります。
  改造は、あくまでも
自己責任で行ってください。
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