spacerホルス神殿編

古代エジプト神話で一番有名な神



極東の小さな国に住む
私を守護してもいいじゃない?

四日目:神殿神殿神殿編

かまどの神殿編
コンボイ
コムオンボ神殿
ホルス神殿編
守りの神の神殿
カルナックの大神殿編
カルナック大神殿
ルクソールの小神殿編
ルクソール神殿

守りの神の神殿

 ルクソールの南108km。アスワンとルクソールの真ん中に位置する。
 コムオンボから車で1時間ちょっと。ナイル川からちょっと離れた所にある神殿。港から神殿までの間にはおみやげ屋さんがたくさん並ぶ。またクルーズ客船で訪れた人たちが神殿までの往復に利用する馬車がたくさん行き交いしている。バスからしてみると
非常に邪魔。バスの運転手は馬車を引いてしまいたくなる衝動に駆られているだろう。
 バスから降りると
非常に暑い。そして混んでいる。今までの観光の中で一番混んでいるのではないだろうか?ダハシュールの階段ピラミッドも混んでいたが、ここはもっと混んでいる。さすが一番有名な神様を祀った神殿だけある。
 おみやげ屋をスルーして、早速ホルス神殿内にはいる。入り口から結構離れたところに第一ピュロンがあるが、入場するときはピュロンを左手に見ながら入る。第一ピュロン前の日陰でまずはハッサンさんのガイドが始まる。

ガイドを聞かずにまた写真を撮る。このピュロンはカルナック大神殿のピュロンに次ぐ、エジプト内2番目に大きいピュロン。幅76m、高さ44m。しかもこのピュロンは左右対称となっている。

 神殿の中に入って、壁画の浮き彫りの絵を説明する。途中同じ会社のガイドさんなのか、なじみのガイドさんなのか。英語以外の言語でやりとりをしていた。私には全然わからなかったが、結構楽しそうだ。笑いがある。
 様々な国の人たちに混じって我々も観光する。世界各国の言葉が行き交いながらガイドを聞く。結構楽しい。時々英語でガイドしている人のガイドを聞くが、微妙に説明が違うような気がしたりする。ガイドしているのは勿論エジプトの人なんだが、
国によって視点が違うのかな?

 ピュロンをくぐった天井に翼有日輪の浮き彫りがあった。結構キレイだ。

曲がっていたり、小さすぎてよくわからなかったりするが、写真以上にキレイだった。今までがモノクロームな浮き彫りが多かったから、少しでも色彩が残っているとキレイと思ってしまったのかも知れないが、これはキレイだったといまでも思う。

 ホルス神殿の中を移動しながら、ハッサンさんの説明は続く。基本的には浮き彫りの説明が多いが、そのほかにもナイルメーターとか、神殿の作りとかの説明もあった。

ホルス神話のハイライト、ホルスが父の仇を討ち、セドを11回つく所の浮き彫りの前で説明をするハッサンさん。今でも目を閉じるとハッサンさんの声とそのときの情景が再現できる。
セドはこのときカバの姿をしている。11回突く時、それぞれ
違う箇所を突いている絵が続く。突いた箇所はオシリスがバラバラにされた箇所に由来しているらしい。
足下に光源がある。夕暮れ時にはこの光源からの光で浮き彫りが浮き出る所を見てみたい。

 上の写真の説明後が自由時間。この神殿は日本ではそれほど有名じゃない(少なくとも、下調べをする前は知らなかった)が、調べていくうちに「いろいろみたいっ!」「ホルス神の像の前で写真をっ!」と思ってきた。ここの滞在時間は非常に少なかった。そうなると一生懸命浮き彫りを見ることに専念してしまって写真がおろそかになってしまうクセが出てしまう。というわけで、ここで撮った写真は少ない。掲載している写真がほとんどと言っても良い。
 下の写真はハッサンさんの説明直後に撮った、人のいない回廊

「この時期(6月)は観光客が少ないので、どこへ行っても空いている。だからガイドが時間内に終わり、さらに自由行動の時間がとれて大変良い」とはハッサンさんの言。特にこの神殿は狭い上に人が多すぎて説明が終わらないほどだそうだ。

 最後にホルス神の像の前で。

ホルス神のまねをしてみたのだが、今こうして写真を見返すとかなり変。腕を後ろにしているのは、羽のつもり。なぜ、少し上を向いているのかは今思えばだ。

 ホルス神は各国観光客の人気の的(他に像が内からだと思うが)。他の観光客が写らないように、順番を待つのに5分くらいはかかっていると思う。だけれども満足する写真が撮れた。像の正面にはたくさんの観光客がいた。
 あといくつか見て回ったところでタイムアップ。
 神殿から出る前にトイレに寄ったが、そのときに気温を測ってみたら42、3度だった。直射日光に当たっていると
53度くらい。日陰でゆっくり観光しているのが良いね。

 神殿を出て、バスに乗るまでの間におみやげ屋とそのぽん引きがたくさん。そのとき同じツアーだった誰かが「日本人よりイタリア人の方がカモかもしれない」(その人は本当にこういったのを覚えている)と。ぽん引きは日本人よりイタリア人に熱心に話しかけている様子が窺えただからとか。私は基本的に周りにうじゃうじゃ人がいるところで買い物をしたいとは思わないし、どうせ偽物ばかりだろ?と疑っていたので、最初からぽん引き達をムシしていたし、一人で歩いているときはインチキ英語であしらっていた。海外へ行ったときに、黙っていれば日本人には見られない(日本人からも間違えられたことがあった)ことを過去の旅行から悟っていたからだ。
 だからそんなことに気がつかなかった。言われてぽん引き達を観察していると、確かに日本人よりもイタリア人(っぽい人達)にしつこくモノを押しつけていた。人が良いのかよくわからないが、イタリア人(っぽい人達)は
丁寧にモノをみている
 このとき思ったのは、「私が最初から偽物と思っていたのは、本物かどうかを見分ける眼力がないことを知っているからで、逆に
彼らは眼力があるからちゃんとモノをみて判断して買い物する」ということ。
 翻って自分は....
だめだなぁ、やはり。

 バスの入り口でハッサンさんがシャーイをすすっている「飲みますか?」の申し出に、遠慮なく答える。甘ーい。「暑いときには熱い飲み物ですよ」と。日本でも同じ事を言うが、本当にそうだとこのとき思った。冷たい飲み物だとがぶがぶ飲んでしまう。熱い飲み物は必要分しか啜れない。まぁ、エジプトだと冷やすコストが高いからだろうと、あとから思ったが、このときはそうは思わなかった。
 この後、旅行中に結構シャーイ(4,5杯くらい)を飲んだ。2,3杯はハッサンさんがお代を出してくれたが、そのときは秘密にしていた。日本に戻ってきても、砂糖をたくさん入れたセイロンティーを飲むようになった。


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