Sarah McLachlan 4/23/05 at the Greek Theatre in Los Angeles

 

 

 

コンサート当日、今回もチケ無しで現地へ向かう。会場のグリーク・シアターは何度も行っているけど、今回は雨の予報なのでちょっぴり不安。その上チケットは余っているだろうという私の予測は裏切られ、何とソールド・アウト。去年のステイプルズ・センターでの公演では空席が目立つほど余っていて、道でチケットを売りさばこうとする者多数。そのような状況は私にとっては好都合で、その時は半額以下でチケットをゲット。それなのに何故? 今回は今夜、明日と二日間なのに。とにかくボックス・オフィス(チケット売り場)でチケットの有無を確認。どうやら一番高い席ならまだ余っているようだけど、今の私の財布の中身では届かない値段。という事で、様子を見る。

 

ボックス・オフィスの近くに先月のディラン公演で見かけたダブ屋(注)がいた。チケットを余っている人から安く買い取り、無い人に高く売りつけるというトンでもない奴。ディラン公演の時に会場セキュリティやポリスに見つかるも、何故か逮捕されず、正規の値段でチケットを購入しようとしていた人達からひんしゅくを買っていた。まあ、私も出来れば安い値段でチケットが欲しいので何も言えない立場なのだが。勿論、彼から買う気はないけど一応値段を聞いてみた。まあ定価より20ドルくらい上乗せしている程度だった。という事は、チケット入手は困難ではないはず!

 

開場し、7時を過ぎた頃、ある男性がボックス・オフィスの前にいた私に声をかけてきた。どうやらラジオの懸賞でチケットが当たったようで、その一枚を40ドルで売ってくれるという。ラッキー、でも普通の席とは違い、立ち見席だという。彼もどんな席なのかよく分からないので、会場のスタッフに聞くと、立ち見席とはいっても、座る席もあり、セクションAブロック(Aが一番ステージから近い)とセクションBブロックの間にあり、酒類も飲み放題だとか。でもいまいち状況が飲み込めていない彼はボックスオフィスの人に頼み込み、普通の席と交換してもうらう。そして私はその一枚を40ドルで売ってもらう。ラッキー!

 

中に入り座席を確認。左の一番端だけどステージから割と近い、ROW M席で、このような良席を40ドルでみれるとは。会場の座席一つ一つにバッジの付いたぺェー
リッシャーズ(今回のオープニング・アクト)のアルバム宣伝ビラと、サラのDVDのビラが置いてあった。サラのビラには会場でDVDを$15という安い値段で購入出来ると書いてある。でも地元の店によっては10ドルで買える場所もあるので取りあえず今夜は買わない予定。私にチケットを売ってくれた男性は例の立ち見席と交換して後悔している様子。もう一回ボックスオフィスに出向き再度交換してもらうように頼み込みに行ったが、再度交換はしてくれなかった。(彼は私から手に入れたお金を飲み代に使い込んでしまっていた。因みに一番安いビールはグラスで7ドル)まあ私は飲まないのでどうでもいいんだけどね。

 

7時半、オープニング・アクトのバンドが登場。まだ会場は半分も埋まっていない。オープニング・アクトのパーリッシャーズはスェーデン出身のロックバンドでどちらかというとロクセットやABBAに共通するようなポップなロックバンドで、耳あたりの良い曲を聞かせてくれる。オープニング・アクトには外れが多いけど、今回は当たり。彼らのステージ後半でちょっとした嬉しいサプライズが! Pillsという曲で突然サラが現れ、ヴォーカルの人をデュェット。会場はまだ60パーセントくらいしか埋まっていないけど、誰もが歓喜の声を上げる。このようなパプニングもあるので、オープニング・アクトといえど見逃すわけにはいかない。最後の曲を演奏する前、「サインもするのでCDを買ってください」と商売熱心だった。

 

当日彼らが演奏した曲(順序不順で抜けているのもあるかも)

 

 

The Perishers AppleMark

サラとデュエット

 

 

My Heart

Weekends

All Wrong

Sway

Nothing Like You and I

Pills (with Sarah)

Trouble Sleeping

 

Part 2 へ続く(5/23/05 update)

 

 

8時35分頃、会場に流れていたBGMが止み、会場が闇に包まれた。まるでインディアンの儀式のようにドラムのリズムが大きく鳴り響き、サラがステージに姿を見せ、World on Fireで幕を開ける。最近サラがテレビ・ドラマの為にロビー・ロバートソンと共同で、新しく曲をアレンジしたというニュースを耳にしたが、もしかしたらその新しいアレンジなのかも知れない。そして続いてBuilding a Mysteryのイントロに誰もが歓喜。歌詞のYou Woke Up Screaming a Loudの個所で多くの人が叫び、サラもちょっとその個所を強調して歌っていた。A Beautiful Fucked Up Manのくだりでも同じ感じで、誰もがサラの大ファンだというのを実感。右隣に座っていた男性も「She Is Hot!」と言っていた。(笑) いや〜、そうなんだけど、そうストレートに言うと何だか笑ってしまう。

 

演奏が終わり、サラが挨拶をする。

 

ありがとう、こんばんは〜! L.Aに戻ってこれて嬉しいわ、こんな素敵な場所でプレイ出来るなんて! 誰か去年のショウに来てくれた人いる? (ここで見に行った人々が叫ぶ)去年のショウとは少しは違った感じにしたいので、何曲か新しい曲を加えたんだけど、といっても新曲ではなくて・・・悲しいけど・・・・でも去年のツアーでは取り上げなかった曲と・・・実際は過去のアルバムからお気に入りの曲をセレクトして・・・それと多少変なモノも入っているかな。(笑)  

 

とお喋りし、Adiaを歌い始める。

 

 

Adiaを終えて次のPerfect Girl はどうでもよい曲と思っていたけど、トンでもない。ライブで聴くと曲そのモノの本性を現し、びっくりする。

Don't worry,  Let it go,  というくだりをサラ本人の手のゼスチャーを見ながらライブで聴くと鳥肌ものです。「あれ、こんなに良い曲だったけ?」て感じです。

 

 

今度はピアノの場所に移動し、椅子に座り語り始める。

 

今から丁度2週間前に私の小さな娘が3歳になったのでお祝いしたの。子供を持つというのはとても深く、素晴らしく、美しく、大変で、恐ろしく、それらが一緒にやってくるんだけど、彼女は私達との旅(ツアー)にもすぐ馴れて、Easy Goingで問題をほとんど起こさないのよ。3歳にもなると普通は扱いにくくなるんだけどね、多分4歳になると私達が手に負えないヤンチャに(F用語です)なるわよ。(会場爆笑)でも今からそれを見たくてわくわくしてるわ。「ママ、邪魔、向こうへ行ってよ!」とかね。(笑)  でもね、(生まれて)最初6ヶ月間は腹痛に悩まされて、私はとてもエモーショナルなんだけど、この美しい小さな生き物が泣いてばかりいて、私も神経質になっていたのよ。でもその間、私のハズバンド(旦那)が慰めてくれて、今でもこんな私を見捨てないで、(笑)いつも落ち着いていて、愛してくれていて、忍耐強く、(笑)彼が私を見捨てる前に(笑)、何か彼に、本当親切にしてあげなくちゃと思って曲を書いたの。私がラブソングが好きだって分かっているだろうけど。私ってラブソングに取り憑かれているのよね。でもいつも書いてる最後で失敗するんだけど、何かハッピーで、グッド・エンディングな曲を書きたかったのよ。私が思うにはやっと満足出来るのが出来たわ。でもまたやはり自己弁解的なのよね。(爆笑)  

 

Pushを歌い弾き始める。

 

(Part 3 へ続く 7/10/05 Update)