PAUL MCCARTNEY 4/3/02 Compaq Center -San Jose 

 

San Jose(SJ)には一度ボブ・ディラン(同じ会場です、当時の模様を知りたい方はボブのページを参照してください)を見に行っているので、場所は把握していた。今回のツアーの初日はオークランドで、SJ公演は1日挿んでツアー、2日目である。今回はセットリストを確認しないで見に行く事にした。ボブ・ディランのセットリストと違ってポールの場合、ツアーを通してセットリストが変更される可能性はほとんどないので、ポールが何を歌うのか全く知らない状態でショウを楽しみたかったからである。

 

当日、バスターミナルで朝刊(USATODAY)を買い、(これがいけなかった)朝8:45分のグレイハウンド・バスでLos AngelesLA)を出発した。LA SJ間は7時間で、日本ーサンフランシスコ(SF)間と3時間しか違わない。バスの中で何もする事もないので新聞をひたすら読んだ。何とエンターティメントのぺージにポールのインタヴィューが掲載されていた。勿論読んでしまって、この時点でポールが何を歌うのか約半数を知ってしまった。(無念!)

 

4時前にSJ到着。LAと比べて多少肌寒く、風が少し吹いていた。また、ここでもターミナルの前で新聞(SFクロニクル)を購入。どうやら初日の模様が掲載されているようだが、今回はショウが終わるまで読まないと心に誓う。ショウ開始時刻まで4時間あるので、街を散策する事にした。SJのダウンタウンはLAのダウンタウンと違って綺麗で清潔な感じがした。町の真ん中に市電が走り、郊外まで延びている。途中で一度会場を偵察に行く。チケット売り場には人集りが出来ていて、係りの人によるとチケットがまだ買えるという。(ソールドアウトではなかったのか?) この時点で時間がまだ2時間程あるので、またダウンタウンのほうへ戻る。(会場は早足でグレイハウンドのバスターミナルから10分くらいの場所にある。) お腹が空いたのでメキシカン・レストランでブリトーを食べる。

 

少し街をぶらついて会場入り口まで戻ると、まだ50分前だというのに既に入場の為の長蛇の列が出来ていた。そして、以前私がボブ・ディランをここで見た時よりも警備が強化されており会場入り口で荷物検査を行っている係員の手にはメタル・ディテクターが!(金属探知機)もし何か具合が悪い物が係員の手によって発見されれば、また列の最期尾に並ぶ羽目となるであろう。3つの列が出来ていて、私は会場裏側のほうに出来ていた列に並ぶ事にした。入り口まで来てよく見ると、左端の係員だけがメタルディテクターを持っていなかった。ラッキー!すかさずそちらへ並ぶ。残念な事にペットボトルの水は取り上げられたが(また開けてなかったのに〜)、他の所持品は大丈夫だった。

 

会場内に入ると、グッズ売り場に人集りが出来ていた。ツアーガイドブックが$30で何種類もあるシャツ類は$35〜$85くらいだった。個人的にはサイケ調の長袖シャツが欲しかったが高額の為、それにもう一度見れるチャンスがあるので今回は断念。以前のツアーと比べて女性用のシャツが多いのが特徴だった。あと、マグカップや帽子なども売っていた。

 

席に着いた時点で7時40分。私の席はなんとステージから一番遠くて、端の端で、しかも2回の最上席。私より上の階の席もあるのだが、それは個別のボックス席だ。だが、意外にもステージが近いような感じがする。以前、東京ドームでポールを見た事が何度かあるが、今回のほうが全然近く感じる。ドームのアリーナからも見た事があるが、私は背が低い上にドームのアリーナはやたら広いので、ポールを見に行ったというよりもビデオスクリーンを見に行ったといった印象だった。

 

やはりというか定刻を過ぎても始まらないし、客の入りもまだ70%くらいだ。私は帰りのバスの時刻の関係もあってか、少し心配になったきた。オーディエンスも待切れないのか、叫び声をあげたりするものも少なくなかった。8時15分前後、照明が徐々に暗くなっていき、場内から歓声が上がる。いよいよだ。久々のポールなので、私も緊張してきた。

 

私の想像ではショウの前に短いフィルムが上映されるものと思っていたが、今回は私の予想と全く違っていて、どうやら劇みたいのが始まるようだ。勿論大きなビデオスクリーンのあるのだが、そこに写し出されたのは東洋の森林のような写真で、同時に東洋風の衣装をまとった人が何人かステージに登場し、舞踊を始めた。オーディエンスが満員のフロア席(アリーナ)の横の各通路からは同じような衣装を着た何人が大きな縞模様の風船を持って現れステージに上がり、ステージの回りをグルグル回った後、同じ通路から戻って行った。スクリーンに写し出される写真が変ると、今度は別の衣装を着た一行が現れて、また同じように舞踊を披露し消えていった。中国武術、北欧、インカ、等、世界各国の伝統舞踊が披露され、最後にインド的な曼陀羅が画面に写し出され、それが光り、画面が真っ白になった後、そこにはヴァィオリン・ベースを持ったポールのシルエットが!

会場内から怒濤の拍手が巻き起こり、ドラムが鳴り始め、

 

One Two Three Four ……You say yes, I say noYou say stop, I say no, no no~~

 

 

Hello Goodbyeだ! 

 

 

1) Hello Goodbye

 

WOW! この時を待っていた。セットリストを確認しないで良かった。ポールが本当に歌っている。しかも初めて聞くハローグッバイ! ちゃんと声も出ている。(あたりまえか)オリジナルにほぼ忠実で、I dont know why you say goodbye ~Hello と言って締めた。

 

2) Jet

 

前回のツアーとほぼ同じアレンジでの演奏。ウイングス・ナンバーではツアーに欠かせない一つかも知れない。バックにはウイングス時代のポール&ウイングスのライヴ映像が。

 

3) All My Loving

 

Good Evening San Jose!” , “We have come to rock you tonight!とポールが喋り、オール・マイ・ラヴィングに突入。ここで早くもオーディエンスの合唱が始まる。バックのスクリーンにはビートルズ時代の映像が写し出される。

 

4) Getting Better

 

ツアーもまだ2日目だし、まるで箱の中から取り出したように新鮮だよ。次の曲は60年代に書いた曲だけど、このツアーで初めて演奏するんだ。僕の人生の中でもね。じゃあ始めるよ。と言い、 Getting Betterが始まった。最初、ギターの音が大きくてどの曲はわからなかった。この曲を選曲したのは、「だんだん良くなる」という歌詞が今のアメリカに必要だからだろう。演奏が終わり、ポールが有り難うと一言。

 

5) Coming Up

 

オーケィ、ロックするよ。と言い、 Coming Upが。ポールは会場をダンス会場にするつもりか? 
 
ありがとう、みんな素晴らしいよ。次の曲も一緒にノってほしいといい、演奏を始める。

 

6) Let Me Roll It

 

個人的にはあまり好きではない曲だが、ギターのリフはブルージーでかっこ良かった。私の勝手な予測だが、きっと、例のテロで飛行機に乗っていて亡くなった乗客の1人が Lets Rollと言った言葉に反応してこの曲を選曲したのだろう。因にニールヤングがその言葉にインスパイアされてLets Roll という曲を書いて、新しいアルバムにも収録される予定だ。

4月5日更新

 

7) Lonely Road

 

先程までの曲は過去からの曲だけど、これから演奏する何曲かは新しい曲で新しいアルバム、ドライヴィングレインからです。

と喋り、ポールのヴァイオリンベースがボン、ボーンと大音量で鳴り響く。そう、 Lonely Roadだ。

 

ありがとう

 

8) Driving Rain

 

ドライヴィングレインは去年の2月に録音したんだ。僕達はパシフィック・ハイウエイをドライブして、別に特別な事はなく退屈だったけど、ラジオをオンにしてオールディーズを聞いたりして楽しんだよ。でもね、途中で素敵なレストランを見つけたんだ、凄くクールなね。グレイトなレストランで名前はマリーカレェンダーズ...(場内爆笑) とても美味しいパイ..(爆笑)チェーン店なんだけどね。僕は好きだよ。ドライヴィングレイン...

 

ドラムのビートがタイトに始まり、曲がスタート。アルバムヴァージョンよりタイトに仕上がっていて、ライブでぴったりの曲。後ろのスクリーンには1から10までの番号がランダムに投影されて、雨模様がCGで描き出された。ポールがMCで紹介していたレストランはアメリカで有名なチェーン・レストランで、私の知る限りではカリフォルニア各地に点在する。美味しいパイが食べられるのでも有名で、祝日の前日にはパイが売り切れる事も。最後はドライヴィングレインと3回程繰り替えし歌い、締める。バックにはドライヴィングレインのプロモが流れる。

 

9) Your Loving Flame

 

演奏に入る前にドラマーを紹介。ここでメンバー紹介には珍しく、ドラマーのエイブ・レボリアル・Jr.が喋り、皆さん、今夜の調子はどうだい? (場内からYeah~!という声が何度も聞かれる。)今夜、私がこの場にいる事はとても光栄です。Rockin with and for you all、と何だか棒読みしているような感じで喋り、これからポールがピアノを弾きますと言い、ポールが有り難うと答え、この曲は今夜ここにいる私に取って特別人の為に書きました(勿論、フェザーミルズの事で、当日、黄色い服を着て、彼女の友人と一緒にショウを見ていた。)とピアノを弾き始める。最初、ポールのソロで始まり、バンドのメンバーがコーラスでバックアップ、ギターのラスティがソロを弾く。曲自体もエンコールで持ってきてもいいような素晴らしい出来。

 

有り難う、有り難う、オーライ。そしてアコーステック・ギターに持ち替える。

 

 (4/7/02)

 

 

10) Blackbird

 

次の曲は60年代に書いた曲で、アメリカで起こっていた公民権運動などを見ていた時に黒人を鶇に例えて曲にしたんだ。苦しみや扱われてきた様子(黒人が)などを想像して書いたんだ。とポールが曲を書いた経緯を語り、ギターを弾き始める。オーディエンスも最初だけ興奮して声援を送っていたが、静まり返る。オリジナルのようなギターによる間奏は無しで、どちらかというとMTVアンプラグドでの演奏に近い。歌い終えると大きな拍手が上がるが、ポールはすぐに次の曲を弾き始める。

 

 

 

11) Every Night

 

この曲もアコーステック・ギター1本によるシンプルな演奏だが、オリジナルの香りを漂わせる名演。ラララ〜というお馴染みのコーラスも忠実に入る。

 

有り難う、ワンダフル・ピープル!

 

 

12) We Can Work It Out

 

演奏の前に数秒程、何か歌い出すが、小生はポールが何を歌っていたのか聞き取れず、不明。だが、聞いていたオーディエンスで笑い出すものもいた。

 

そしてこれまたアコーステック1本で歌い出す。原曲が完璧なので、アコギ1本でも曲自体に色褪せる事はない。一緒に歌い出す者も少なくない。

 

 

13) Mother Nature's Son

 

次はキーボードのウィックスにも一緒に演ってもらうよ。彼には小さなアコーディオンを弾いてもらうんだけど、イタリアで手に入れた物なんだ。とても美味しい価格で手に入れたんだ。光っていて、安かったし....(聞き取れなかったけど、イタリア語か?)とか何とか言ってた。(会場からまたも笑いが。)

 

今回の目玉の一つだろう。ポールがアコーステック・ギター1本で始め、途中からウィックスのアコーディオンが加わる。今回、ウィックスが再加入にて本当に嬉しい。最後に Mother Nature's Son〜と3回程歌い回し、終える。

 

14) Vanilla Sky

 

ロスアンジェルスにいた時だけど、映画の為に曲を書かないかと言われたんだ、「何っていう映画だい」と尋ねると「ヴァニラ・スカイって..」会場内から待ってましたとも取れるような声がちらほら....。アカデミーでも歌った曲です。と言って始める。ウィックスがキーボードでフルートの音を出す。アカデミーでの演奏よりどちらかというとラフな感じだが、良い雰囲気は出ていた。

 

(4/10)

 

 

15) You Never Give Me Your Money~ Carry That Weight

 

 

ステージの脇からピアノが小さなキーボードは運び込まれる。前ツアーでも使われたサイケ模様のキーボードだ。ポールがこれはミュージックボックスと言って、演奏を始める。予想もしなかった You Never Give Me Your Moneyだ。オリジナルのとは違い、オルガンの音色で弾く。途中で歌詞を、歌詞を忘れてしまったけど気にしないよ。ツアーの最後までには思いだすだろうからと歌い、オーディエンスを笑わせる。(ジョークか?それとも本当に忘れているのか?) Carry That Weight(会場中から手拍子が)を途中で挿み、メドレー形式で歌われた。オルガンもいいけど、個人的にはピアノのソロで歌ってほしかった。

17) Fool on the Hill

 

イントロの時点で歓声が上がる。この演奏はパーフェクトだったと思う。ウィックスのキーボードがフルートの音を出す。間奏ではオーディエンスが手拍子を始める。最後は Fool on the Hillといって終わる。

 

18) Here Today

 

ジョンの写真が投影される。会場中から大きな拍手が。(特に隣に座っていた若い連中が、大きな声を出していた。)

 

生きている時に、言いたい事を伝えたい相手に上手く伝えられない時もあるんだ。後になって考えた時、こう言えばよかったとか、ああ言えばよかったとかね。かけがえのない友人、ジョンが亡くなった後にね....この曲を書いたんだ、ジョンと会話していると想像しながらね。

 

ポールがギター1本で歌い始める。まるですすり泣くように歌う場面も。タッグ・オブ・ウォーに収録されている曲でライブで取り上げるのは今回が初めて。

 

有り難う

 

 (4/11)

 

 

19) Something

 

そして今度はジョージの写真がスクリーンに。

 

知っているかもしれないけど、ジョージはグレイト・ウクレレ・プレイヤーだったんだ。この間、見舞いに行った時にウクレレが有ったので、ジョージの前でこの曲を弾いてみたんだ。余談として、ジェフ・リンもウクレレを持って、ジョージを見舞ったそうです。)

 

ポールがウクレレ1本で歌い始める。会場から皆が一緒に歌いだし、バックのスクリーンにはジョージのコラージュが写し出される。演奏の間中ポールが奏でるウクレレに合わせて、手拍子が鳴り止まなかった。オーディエンスとポールが一体化した瞬間だ。ウクレレの音は陽気な感じのはずだが、陽気な気分になれない。でもポールがジョージに曲を捧げる形で歌ってくれて、本当に嬉しい。

 

歌い終わると、僕が弾いた後に、ジョージがね「違うよ、こうやって弾くんだ」って、と言い、 Something の最初の部分をウクレレで歌いながら早弾きして終える。

 

20) Eleanor Rigby

 

スクリーンには白黒の映像が。前2曲はジョンとジョージに、そしてこれは世界中で悲しみを抱いている人達に対してか? 比較的オリジナルに近いテンポで忠実に歌われる。一緒に歌う人も。勿論、オーケストレーションはウィックスのキーボード。

 

オーライ、有り難う! 

 

21) Here There and Everywhere

 

ブルーな雰囲気を吹き飛ばすかのように、名曲、 Here There and Everywhereが始まった。ウィックスの弾くアコーディオンが良い味をだしていた。アンプラグド・ヴァージョンに近い演奏。素晴らしい。ビートルズの曲は、やはり誰もが知っていて、歌い出す人も多い。

 

素晴らしい聴衆だよ、有り難う。

 

ポール得意の変な叫び、「ヒーハー!」と叫ぶとオーディエンスから笑いが。

 

22) Band on the Run

 

これもライブで欠かせられない曲だろう。特に後半のCのキーから始まる個所から大いに盛り上がった。別にポールはビートルズの曲を演奏しなくても、ウィングスのナンバーだけで通用するのではないだろうか。 Band on the Run〜と皆で歌い出す。リンダのパートをウィックスが弾く。リンダいないんだ。哀しいけど、あらためて実感してしまう。

 

23) Back in the U-S-S-R

 

間一髪入れずに、ジェット機の音が会場左右に流れる。会場中から「キャー」という声が。私が思ってた以上にオーディエンスに受け入れられていた。バックには旧ソ連の映像が写し出される。

 

24) Maybe I'm Amazed

オーライ! オーケイ、有り難う、ここでポールがギターのラスティ・アンダーソンを紹介する。ラスティが喋り、みんなが楽しんでいるのが臭いでわかるよ。と喋ると、会場からそれに答える声が飛び出す。さっきまで立って観ていた人達が座り出す。有り難う、ユナイテッド・ステイツ(USA)と言い、ポールがピアノをたたき出す。ポールの曲はどの曲も最初のフレーズだけで分かってしまう。そう、Maybe I'm Amazedだ。ラスティのギターソロ、ポールのピアノ、声、どれも最高だ!

 

有り難う!

 

続く、(4/20)

 

25) C Moon

次の曲についてちょっと説明したいんだけど、演奏後でね、といってピアノを叩き(弾き)始める。以前は何故かサウンドチェックでしか演奏しなかったけど、今回のツアーでは見事本番用に昇格? 何度かCDシングルのBサイドなどで聞いてるせいか、目新しい感じはしなかった。

 

演奏が終わるとポールが、昔の曲だけどサム・ザ・シャムのウーリーブリを知ってるかい? ウーリーブリ!  歌詞の中にLと7をを合わせると長方形にになるっいう個所があるんだけど、それの反対で、Cと月を合わせると丸くなっちゃうよね? だからCムーンなんだ。 

 

26) My Love

 

これは昔、愛する人がいた家がどうとか、と言って歌い始めたのだが、勿論、リンダの事だろう。ギターソロなどは練習不足なせいか、オリジナルには負ける。まあ、そんな事はたいして気にならない。ポールがピアノを弾き始める前のシンセの音で何の曲かわかるので、嬉しくなっちゃった。

 

ありがとう。

 

27) Can't Buy Me Love

 

始まった途端、周りの人達が一斉に立ち出す。合唱状態だ。殆どの人はこのような「ビートルズ・トリップ」と陥りたくて来ているのかも知れない。

 

昔に戻っちゃったね。でも数年前だよ。(多分93年のツアーの事だろう)

 

28) Freedom

 

これは最近の曲だよ、ニューヨークで行われたコンサート・フォー・マジソンスクエア・ガーデンの為に書いたんだ。一緒に参加してほしい、こんな風に手をたたくんだ。

 

スーパーボールでも使われた大きな黄色い垂れ幕がステージの上からおりてくる。自由の女神にが描かれていて、9月11日のテロでの被害者などの名前やなどがその中に書かれているのだろう。

 

個人的にはこれが楽しみだった。ポールの合図と共に一緒に歌いたかった。今のアメリカを感じたかった。あの忌わしいテロが起きなかったら決して実現しなかっただろう。そう思うととても複雑な気分だ。「自分も何かしなくちゃいけない」という気分にされてくれる。勿論、祈る事くらいしか出来ないけど。

 

これは神様から贈られた、私の正当なる権利だ

自由に生きる為に、自由を守る為に。

 

(5/13)

 

ここでポールがまだ紹介されていない最後のメンバー紹介をする。

 

一人を除いて、バンド・メンバーを紹介したんだけど....ギター、そしてベースも、ブライアン・メイ!

 

ブライアンはカリフォルニア出身で、その事をオーディエンスに告げると、大きな歓声が。

 

29) Live and Let Die

 

楽しみにしていたステージの両端に設置してある、間奏の花火?というか爆発ばが曲の終了時と合わせて3回、「ドカーン!」と鳴った。私の座席がある、会場の後ろの席まで大きな爆音が聞こえた。耳が割れそう? ポール達は耳栓でもしているのだろうか。

 

30) Let It Be

 

前回、そして前々回のツアーでは省かれたイントロもオリジナル通りに再現。歌詞も、In my darkness hour から、In my hour of darknessとオリジナル通り忠実に歌われる。ここでライターの火がともる筈なのだが、カリフォルニアは全米でも禁煙推進の州の為かまばらだった。私もタバコ吸わないので、当然ライターを持っていない。ステージ上のスクリーンでは沢山の火が点ったロウソクが映しだされる。

                                                                                                                         

ここでポールが前回のツアーで Live and Let Die の時に使われた花火のこぼれ話しをし、ポールが演奏中に90歳くらいの老婆を見かけて、多少不安になったらしいが、(高齢なので、花火の音が危険ではないかと)「ドカーン」と花火が鳴った後、その老婆がとてもエキサイトしていたそうだ。(会場爆笑)

 

次の曲は皆にも参加してほしいんだ。

 

31) Hey Jude

 

最後はやはりというか、 Hey Judeだった。当然、Na~Na~Na~の個所で誰もが歌い出す。ポールの合図で男性と女性が別れて歌ったり、とにかく楽しめた。

 

FIRST SET OF ENCORES:

 

ポールが再び登場。ポールがアメリカ国旗持ち、ドラムのエイブがカリフォルニア州旗?持ち、ちょっと駆け足で旗を振りながら現れる。オーディエンスが大声援でポール達を迎え入れる。

 

(6/25)

 

We thought another one we can do……と言い、ピアノを弾きはじめる。

 

32) The Long and Winding Road

 

89年時のライブから続けているアレンジに近い。私の周りに座っていたカップルが肩を組み出す。

 

33) Lady Madonna

 

続いてもポールはピアノに座って引き出す。セットリストを確認しないで挑んだ筈なのに何となく想像出来て、やはりイントロ一発でわかってしまった。

 

どうもありがとうもう皆、体力なんて残っていないだろ? とポールのMCに対して、オーディエンスが即座に反応して、「Yes~! まだ全然平気!」 」みたいな嬉しいような悲鳴で応える。そしたらポールが、そういう場合はね、ワン、トウ−、スリー、フォー、

 

34) I Saw Her Standing There

 

そう、ポールのライブでは絶対に欠かせない曲になりつつあるロックンロール・ナンバーだ。会場中が最後の力を振り絞るかのように、総立ちになり、踊りながら大合唱する。

 

歌い終わると、大歓声に包まれながらポールは一度ステージを後にする。立ち去る人はほとんどいない。

 

SECOND SET:

 

35) Yesterday

 

ポールのギターにウィックスのキーボードが出す、弦楽四重奏の音色が絡む。

静かに、美しく、オーディエンスもポールの歌声に合わせて歌い出す。

 

 

36) Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)

~The End

 

感謝してます、皆さんのお陰で、僕達にとってファンタステックな夜になりました。ステージセット(ステージの周りを見上げながら)を手伝ってくれたテクニカル・スタッフ、そしてクルーにも感謝します。そして素晴らしいバンドにもアリガトウを言いたいです。

 

そしてエイブの力強いドラムが鳴り響き、 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandの演奏が始まる。最後はアビーロードに収録されているThe Endで閉める。これほど相応しいエンディングはないだろう。

 

Oh Yeah, thank you, have a great evening…………

 

See You Next Time!

 

 

総括

 

とにかく素晴らしい夜だった。セットリストもほとんど知らなかったので、期待以上に楽しめた。この後、LA公演も約一ヶ月後に見れるわけだけど、その前にツアーの初めのほうで見れて幸運だったと思う。残念な面はステージからかなり遠いので、Pre-Showの様子がよく見えなかった事くらいか。グッズは高価なので、何も買わなかった。ショウの後もう少し会場周辺をうろつきたかったけど、バスの時間が迫っていたので走って会場を後にした。(バスに乗り遅れた場合は、朝まで野宿する可能性もあった。)

(8/09/02)

次はLos Angeles 公演。

 

感想、訳などの訂正歓迎。