雑言(愚痴こぼし)

 

 

思いついた事や独り言を読ませたくないのに読ませたいという(最近、理屈っぽくて困っています。)まあ、そんな部屋です。

 

 

(4/21/06) NEW

 

ニール・ヤングの新作、Living With Warの試聴会に行ってきたので、その感想を少しだけ。試聴会はバーバンクにあるリプライズ・レコードで行なわれた。地下の試聴室にて20人くらい集まり、トラックリストがプリントされたコピーが配られ、試聴会が始まった。

 

1曲目の After The Gardenは、今までのニールにはないようなナンバー。After The Garden is goneと何度も繰り返して終わる。2曲目、Living With War はOver And Overの雰囲気に近い作品。タイトルが何度もリピートして歌われるので、少しくどいかも。

 

Restless Consumerはマイナーのキーで始まり、出だしはRockin' In The Free Worldに近いノリだけど、途中でGreendaleにてよくニールがやっていた語りが入る所は面白い。最後に何度もDont Need No More Liesと繰り返して終了。

 

Shock And Aweはこのアルバムのハイライト。メチャかっこいいです。間奏でニールお得意の全開ギターソロが入り、その後続けて入るトランペットのソロも聴き所。」歌詞の内容はかなりシリアス(アルバム全体がそうだけど)Familiesはメジャーキーで始まる短い作品。

 

Flags of Freedomはボブ・ディランの Chimes of Freedom

のリメイク+続編的作品で、「1963年の時よ。ボブ・ディランの自由の鐘を聴いていたら、テレビで兵士になった兄がマーチをしているのが映っていた。フリーダムの国旗を見た事がある? それは今何色なの?」と歌詞が続く。歌詞には同じくディランのBlowin' In The Windも出てくる。ニールはハーモニカも吹いている。

 

7曲目は今回のアルバムで重要な曲の一つだろう。メジャーキーでスタート。クレイジー・ホースとのライブを彷彿させるようにギターがガンガン鳴り響く。曲の途中ではジョージ・W・ブッシュのスピーチが効果的に入っており、それに合わせてニールの掛け声?みたいなのが入るのがとても印象的。

 

Looking For A Leaderはマイナーキーで始まり、雰囲気としてはディランの Seven Daysに似ている? Roger And Outはメロディとしては、Helplessにディランの Heaven's Doorのコーラスが加わった感じ。ニールの声がメチャ良い。実質的なラストはこれでしょう。

 

 

最後の曲は有名賛美歌のカヴァー。ニールのリード・ヴォーカルは無く、100人の合唱隊(聖歌隊?)を起用した壮大な仕上がりになっている。黒人教会でゴスペルを聴いている印象

 

 

全体的なアルバム評価は、音楽的にFreedomRagged Gloryを合わせた感じに加え、Greedaleの要素をスパイスした印象だけど、Greendaleのだるい(悪いという意味ではない)感じは全て取り払われ、全力疾走した感じが聴いていて心地よかった。歌詞はヘビーな内容だけど、ギターガンガンのニールが聴きたい人にはお勧めの一枚だと断言出来る。個人的なイチオシ曲は1、4、6、7、8、9だろう。

 

追記

 

4月28日にはニールのオフィシャルサイトにて全曲試聴可能になるそうで、アルバムの発売は5月中旬頃の予定。

 

 

Neil Young

Living With War

Neil Young: guitars, harmonica, vocal

Rick Rosas: bass

Chad Cromwell: drums

Tommy Bray: trumpet

 

 

After The Garden

Living With War

Restless Consumer

Shock And Awe

Families

Flags of Freedom

Let's Impeach The President

Looking For A Leader

Roger And Out

America The Beautiful

 

オフィシャルサイト

http://www.neilyoung.com/

オフィシャル・ブログ

http://livingwithwar.blogspot.com/

インタビュー+レビュー

Los Angeles Times

 

 

 

(12/31/05)

去年の終わりから今年一杯、世界各地で天災に見舞われた大変な年だった。

 

31日のカリフォルニアは大雨。サクラメントやカリフォルニア中央、北部では大雨による洪水で住民が避難する地域も出てきている。私の住んでいるロサンゼルスでも大雨で、どうやら来年の1月2日まで続くと予報されている。来年2日(注)にパサデナ市で行なわれる、ローズ・パレード見物の為に大勢の人が毎年訪れるのだけど、彼等は見物に良い場所を確保する為、前日から野宿?をする。

ポール・マッカートニーのロシア公演の時のように軍がジェット機で特殊なガスを噴射して雨を防ぐ事は出来ないのだろうか。

 

 

話は変わって、今年の映画は最悪だった。SO-SO(まあまあ)映画が多く、名作の呼べる映画は一つもない。

リメイク作品や続編ものが多いのも要因だろう。

 

音楽はというと、個人的なBest 5は以下の通り。

 

1. Paul McCartney - Chaos & Creation In The Backyard

2. Nichole Nordeman- Brave

3. The White Stripes - Get Behind Me Satan

 

ポールのケイオスは前作に比べてよく聴いている。ライブでも新作の受けが非常に良く、嬉しい限りだ。

 

 

 

(注)

ローズ・パレードは、毎年1月1日に行なわれるのだが、来年の1日は日曜日なので、振り替えの2日に行なわれる。毎年100万人以上の人がアメリカ(世界?)各地から訪れる大イベント。パレードに登場するフロートは殆どが花で出来ているので近くで見物すると花の香りが漂ってくる。最初にパレードが開催されたのは1890年で、毎年好天候の中、行なわれるのだが、来年は大雨の予報。

 

ローズ・パレードのオフィシャルサイト。

http://www.tournamentofroses.com/index.asp

 

 

(11/13/05) NEW

ポール・マッカートニーのサイン会が行なわれたので行って来た。結果を言うと、私はサインをもらえなかったけど、本屋を出るポールを目の前で見れたので最高だった。

 

AppleMark

会場に到着した時のポール(ピンぼけだけど、ポールのアルバム・ジャケットもピンぼけが多いので、ま、いいか。

 

 

サイン会というのはポールが書いた絵本 High In The Cloudsのプロモーションを兼ねてL.ABorders Book Storeにて行なわれたのだが、ポールが滞在した45分間の内、前半はL.Aの小学生を招待してポールが絵本の朗読、後半はサイン会という形式で行なわれた。サイン会の整理券は本を購入した順に600人に配られ、最初の5人はラジオの抽選で当たった人達を含む10人前後の人達がポールから直にサインを書いてもらったようだ。その後、約100人が予めポールがサインした本をポール自ら手渡し、サイン会が終了。ポールが退場し、その後もサイン会?は果てしなく続き、残った500人前後の中の200番目くらいまで並んでいた人々には、ポールが予めサインした絵本を、本屋の店員から手渡され、残った人達にはサイン無しの絵本と絵本と同じサイズ、絵柄で、裏にポールのサインがプリントされたカードを手渡された。

 

 

列の後方に辛抱強く並んでいた数百人はポールの顔も見る事が出来ず、ポールのサインが入った絵本が無くなると泣き出す人もいたり、ある赤ん坊を抱いた女性は「ロックン・ロールは死んだんだよ!」と何度も泣き叫びながら去って行った。セキュリティが非常に厳しく、カメラ、ビデオ等の持ち込みは厳禁、バックもダメで、会場に入れた人は(メディアを除いて)殆ど手ぶらで来なければならなかった。その上、会場整理の手順がとても悪く、当初の予定では10時以降に会場に到着した人は整理番号順には並べない筈なのに、サイン会の時間になっても、会場スタッフ(多分ポール側が雇った警備会社で全員何故かアフリカン・アメリカン)の指示で列に加えられていた。

 

日本からツアーでポールのアナハイム公演を見に来ていた人達も(20人前後?)道路のを挟んでサイン会を見守って?いた。どうやらロサンゼルスに到着した直後にやって来たようで、当然整理券も持っていないので列には加われなかったけど、ポールを見れただけでも列の後方に並んでいた人達よりは幸運だっただろう。というか、ポールのライブを見れるだけでなく、日本から到着して早々、ポールと遭遇して最高だったのではないだろうか。

 

 

AppleMark

会場を去るポール

 

 

私も列の後ろ(417番で、当分忘れられない番号になりそう)だったのだが、サインが手に入らない事は当初から予想がついていたので何度も列を抜け出し、会場に到着したポールと、去る時のポールを見る事が出来たので、ある意味幸いだった。

AppleMark

ポールを乗せたレキサス。この後直ぐ、TV出演に向かった模様。

 

 

 

(9/24)

ボブ・ディラン・アンソロジー1・・・・・・じゃなくて、マーティン・スコセッシ監督による66年までのディランを追った、ノーディレクション・ホームを2回に分けて一気に見た。この手のドキュメンタリーは誰が監督してもビートルズ・アンソロジーと同じスタイルになってしまうのは仕方がないが、本編全体を通して66年のイギリス・ツアーに焦点を当てた構成は見事である。例の「ユダ」以外にも何度も罵声を飛ばすオーディエンスとディラン動き(ピリピリとした雰囲気だけどついつい笑ってしまう)を初めて見たのだけど、裏切り者(ユダ)はディランではなくて当時のファンだろう。その後も何度もディラン(ユダ扱いされても)はイギリスに訪れているけど、その度に彼等は彼等自身で描くディラン像から抜けだせないというわけだ。PPMやバーズ、その他、いつまでも同じスタイルを繰り返すアーティストを見るがいい、彼等は新しいファンを獲得出来ないのではないか。「新しいボブ・ディランなりたい、でもそれもいつまで持つだろうか」と66年のツアー終盤のフィルムの中で少し窶れたディランが語っていたけど、ディランにしてもビートルズにしても、常に新しいものに生まれ変わる状況に恐れず、自らを持っていったからこそ今の栄光があるのだ。

 

本編には他にも「どうして(他の大勢のミュージシャンを差し置いて)ディランがコロムビア・レコードと契約出来たのか」、「ハウス・オブ・ライジングサンの秘話」とか見どころが沢山あるので、ファンだけでなく全てのミュージシャンに見てもらいたい。

 

 

 

(9/14)

ポール(マッカートニ)の新作を聴いた。ボブのBS7にはガッカリしたけど、(正直いってビートルズ・アンソロジーみたいなアウトテイク集は2回聴いたら飽きてしまう)こちらは正真正銘の「新作」であり、期待した通りの出来であった。前作ドライヴィング・レインが?な作だったため、4年間が長かった。ボブもポールも4年に1回くらいしか新作を発表しなくなったため、コケルと4年が非常に長く感じる。ポール場合、アルバム製作以外にも色々やっているので、そんなに長く感じなかったけど。ボブの場合、新作がライブの場でアルバム発売前に歌われる事はまずないので、その分長く感じる。まだ数回しか聴いていないけど、軽快なナンバーのToo Much Rain Blackbirdの続編的なJenny Wren、そしてシングルの Fine Lineがとても良い。既にライブで発表していた、神の事を歌っているFollow Meも「何かに守られている」感じが伝わってくる素敵な小品だ。その4曲は是非ライブで取り上げてほしい。そのツアーも9月16日、フロリダからスタートする。そしてツアー最終地はLos Angeles

 

 

(9/07)

The Wallflowers  at House of Blues in Los Angeles

 

彼等のライブを見るのは2度目。前回はBringing Down The Horse時に見ただけ。今回は無料ライブだったので、迷いもなしに行って来た。彼等のセットリストは短かめなのだけど、今回は21曲も演奏してくれて過去の代表曲、新作を入り混ぜたベスト的なライブとなっていた。ライブ事体は良かったけど、目新しいものは無しで、全曲通して典型的なWallflowersサウンドを繰り広げていた。音響設備が悪いのかエレクトリック・セットのヴォリュムが大き過ぎて少々音割れしていた感じも。アンコールでジェイコブがアコギ1本で歌ったのだけど、はっきりいってバンドいらないね。素直にジェイコブ・ディランで売ったほうが良いと思う。あ、そうなるとあのWallflowers独特(といってもThe Bandの影響大)の印象的なオルガンが聴けなくなるか。

 

と、ちょっと辛口に書いたけど、Invisible Cityが聴けたのは嬉しい。

 

 

セットリスト

9/1/05

 

Empire In My Mind

Here He Comes

Sleepwalker

We're Already There

Nearly Beloved

Closer To You

Letters From The Wasteland

If You Never Got Sick

Invisible City

Up From Under

Back To California

I Am A Building

One Headlight

Passenger

Everything I Need

The Difference

 

Encore

The Beautiful Side of Somewhere

(アコギ)

Days of Wonder

(アコギ+オルガン)

When You're Top

(アコギ+オルガン)

Baby Bird

(アコギ+キーボード)

Three Marlenas

(with Band)

 

AppleMark

 

 

(8/30)

Bob Dylan Live at The Gaslight

 

ガスライトでのライブを初めて聴いた。何曲かは今までにも聴いた事があるけど、通して聴くのは初めてで(全曲収録されていないのが痛い)、A Hard Rains A-Gonna Fallで始まるのだが、20代前半のディランの放つ説得力に驚かされた。Barbara Allenを優しく歌うディランの歌声も素晴らしい。West TexasのメロディはTime Out of Mindに収録されているDirt Road Blues(それともう1曲、BS Vol.1~3に収録されている曲)を思い出させてくれる。残念なのは全曲収録されていない為、曲によってはフェード・アウト(もしくはオリジナル音源がそうなのか)しているので、「ライブ」の臨場感が失われている。(やはり海賊盤も持って置くべきなのだろうか)ここでのディランは最近のディランの同じく一言も喋っていないけど、実際は喋っていてけどカットされてるだけのか、それとも?

 

今回の Live at The Gaslightは全米のスターバックスにて発売されたのだが、これってある意味凄い事である。おそらくディランのマネージメント側の「新たなファン獲得」の一環なのだろうけど、普通のレコード店としてみればあまり良い感じはしないだろう。一体全米にスターバックが何件あるか知らないけど、1000件あるとして各店舗で10枚売れたとしたら、今後もこういった企画が続出するかも知れない。

 

 

(8/19/05)

The White StripesGreek Theatre Los Angeles, CA 8/17, 8/18/05

 

ホワイト・ストライプスのライブに行って来た。当初は「行きたいけど止めよう」というムードだったけど、Dylan Pool等で見に行った人(15 16日の同じ場所)の感想を読んでいると行きたくなったので行って来た。当然チケットは持っていなかったけど、例のごとくボックス・オフィスでゲット。ボックス・オフィスのオッサンはマジで良い人で良席が出た時に私を呼んでくれて(ダブ屋関係者には売らず)、見事セクションAの真ん中をゲット。座席はセクションABCと分かれており、どれも45ドル。前もって手に入れたのにセクションC(一番ステージから遠い)を与えらた人達には気の毒だけど、やはりライブは良い席でみたい! 

AppleMark

Beckと共演

 

彼等の曲は数曲しか知らないので、かなり不安だったけど、初っ端かなビビリっぱなし。バンドはヴォーカル、ギターのジャック・ホワイトとドラムのメグ・ホワイトの二人だけなのに、繰り広げられるパフォーマンスは凄まじいの一言。現代にジミー・ヘンドリクスが蘇ったかのようで、終始圧倒されぱなしでした。17日のアンコールではベックが登場し、一緒に演奏というオマケも付いていたけど、気迫の面では18日のほうが良かった。18日のアンコールでは、「ギリギリまで出来るだけ多くの曲を演るぞ!」と、終演時間(会場の時間制限で夜10時45分まで終了しなくてはならない)ギリギリまで突っ走ってくれた。(前日は10時30分前に終了)

両公演とも会話はほとんど無しで黙々と演奏。ジャックの容姿はまるでデーモンが乗り移っているかのように動き回っていた。

 

 

AppleMark

抜群のタイミング、コンビネーション。

 

 

知っている曲といえば、ディランのカヴァーでも知られる、Black Jack Davey と彼等のヒット曲、Seven Nation Armyくらいだったけど、マジで凄かった。CDでも数曲聴いた事があるけど、ライブのほうが100倍楽しめます。

 

 

http://www.whitestripes.com/

 

 

 

(8/12/05)

10年振りに眼鏡が壊れたので(眼鏡をかけていなかった時、見えなくて踏んずけてしまった)最近新しい眼鏡を購入。眼鏡屋さんにジョン・レノンみたいな眼鏡があったので欲しかったのだけど、「ジョン・レノンに似ている」と言われるのが嫌で別のを購入。「ジョン・レノンに似ている」と言われただけでなく、オノ・ヨコ、ショーン・レノンに似ているとも言われた事もある。全然似ていないのに何でやねん。話は戻して、最近眼鏡は進化していて太陽光でサングラスに変身する眼鏡もあるとか。それにしたかったけど、40ドルほど高かったので今回はパス。因みに私が購入したのはフレームとレンズと色々で、100ドル。私は近眼で新聞とか小さな文字を読むにはいいが、遠くは全く見えません。特に右目(小さい時の手術が影響しているよう、でも両親には感謝しています)が極端に悪るく、左目とのバランスが取れない。という事で目の良い人は羨ましいかな。バランスが取れないと、3D等の映像も立体には見えません。レーザー手術という手もあるけど、遠くしか見えなくなるとかリスクも大きいので、当分予定なしです。

 

 

(8/10/05)

ディランの自伝

 

ディランの自伝というと何だか凄そうだけど、実際は回想録というか、彼が気侭に思い出し順で書いているだけなので、自伝と呼ぶには程遠いような気がする。下手すると実はフィクションではないかという疑わしい部分もあるので「事実をベースとしたフィクション小説」として読んでいます。そのディランの「自伝」を読んでいて思い出すのが、アネスト・ヘミングウェイの小説。ディランもヘミングウェイも難しい事は書いていないのだが、シンプル英語にもかかわらず独特なスタイルで書かれてあるので面白い。ディランのは別に年代順に書かれているわけではないので、(まあ、一応60、70、80年代と続くんだけど、結構重要な箇所が飛んでいる)昨日は寝る前に私も適当に203ページから10ページ程読んでいたのだが、バルコニーにいた若い女性がどういう格好だったか、やけに記憶力に優れ、細部にまで色々書かれているので、これは適当にデッチ上げた小説なのではと疑ってしまう。「ネイティブ・アメリカンの先祖は中国人」というSun Pieの語り草も何となく何処にでもあるような話で、やはりこれも話の前後を繋げる為に新人小説家がよく使うテクニックに近いものがある。ただ、女好きのディランは女性の観察力にたけているので、あながち全てがフィクションともいえない。次のDark Eyesの話は何となく本当っぽいし、彼にまつわる女性の話は二人目?の奥さんの事も含めてリアルに表現している。それはディランの曲にも言える事で、ディランが本音で書いた曲は初期の一部のプロテスト・ソングを除いて、女か、神に対してだけだろう。後、ダニエル・ラノワとの共同作業。ディランはホントに良いプロデューサーに巡り会ったと思った。1度だけラノワに合った(例の無料ライブ+サイン会)けど、彼はとても良いオーラを持っていた。ディランは真直ぐ人を見抜くタイプなので、ラノワのような裏表がない人間とは気が合い、素直に自分をさらけ出す事が出来たのだろう。

 

 

 

(6/15/05)

アメリカにいるとクラッシック音楽を聴く人には滅多に会わない。一番好きなクラッシック音楽は何かと聞かれて、「スターウォーズのサントラ」と答える輩もいるし、オペラ関連やチェロのヨーヨーマのファンは多いけど、交響曲となると退屈な部類に入るのだろか、ベートーベンの第9以外は興味ないようだ。第9といっても第四楽章だけで、しかもクリスチャンの人達は、あるキリスト教作詞家が歌詞を変えたバージョンしか聴かない。

 

本題に入るけど、巨匠と呼ばれるオーケストラの指揮者は1人もこの世にいないと断言出来る。バーンスタイン、べム、カラヤン、そして、マーラーが得意はシノーポリも亡くなり、去年カルロス・クライバーも逝った。で、いまさらだけど先日カルロス・クライバーのCDを購入した。ブラームスの4番にシューベルトの未完成、そしてアリア2曲がカップリングされてモノで、彼が去年亡くなった後に出た追悼盤である。今まで色んな人が指揮したブラームスの4番を聴いたけど、クライバーの4番はレベルが違った。こんな事なら日本に住んでいた時、金を惜しまないで見に行けばよかった。彼のお陰で小澤氏の4番はもう聴けません。クラウディオ・アバド氏の4番もダメです。カラヤンは私の口に合わないし、バーンスタインのは良いけど、このクライバーの4番は次元が違います。クライバーは録音嫌い?で有名で、正規盤として発売されているのは10枚程度。作曲家別、全集録音なんて彼には興味が無かったみたい。録音されていない演奏が名演とか言ってたようだし。ボブもそうだけど、巨匠レベルになると考える事皆同じなのかも。以前、ベートーベンの5番と7番がカップリングも聴いたが、これもまた良い。カラヤンのように大袈裟で暑苦しくなく、貴賓に満ちたベートーベンを聴かせてくれます。

 

 

(6/10/05)

スターウォーズ最終作を先日見た。まるでビデオ・ゲーム見ているようでガックリ。場面も何度も切り替わるので、見ていて疲れた。無理して色んなものを詰め込み過ぎたという感じがするし、何でもかんでもCGなので、ビデオ・ゲームの宣伝を見に行ったという印象が残ってしまう。それでも最後の10分間を見ると、また前作(New Hope Episode 4)を見たくなる展開は見事だった。というか、77年から製作、公開された3部作の完成度を改めて再認識させてくれる。何でも今後、TVシリーズが作られるそうだが、やはり続編ヒット作は一生商売道具としての運命を歩むのだろうか。

 

 

(12/27/04)

ボブ・ディランは大きくなり過ぎた。

(アーティストは所詮レコード会社の操り人形なのか?)

 

ボブは今年後半、数多くのインタビューを受けた。イギリスの新聞、ニューズ・ウィーク誌、ラジオ・インタビュー、USATODAY紙、ローリング・ストーン誌、そしてCBSTVインタビューである。 どれもこれも彼自身の手で初めて書かれた自伝、「クロニクルズ」の宣伝を兼ねてだが、意外な程熱心な為、勘ぐりたくなる部分(勝手に私が疑り深いだけなのだが)も多少出てくる。ボブが彼自身の意思で動いているのか、それともレコード会社が「彼を造り上げている」かだ。彼は過去のインタビューで「コロムビア(レコード)がレコード(ライブ盤等の)を発売したければいつでも発売出来る」と語っていた。今年はプロモCDもいくつか配られ、CM(ビクトリア・シークレットの出演は、実はマスコミを通してボブを世間一般に認知させる為のレコード会社の策略だったのではないか)にも出演した。それはボブの意向ではなくて、レコード会社の要望ではないだろうか。勿論ボブがそれを断る事も出来るのだろうが、ボブはそれを受け、「仕事」としてこなす事しか考えていないのかも知れない。ボブは何度もメディア(マスコミ)を批判しているが、「ボブ・ディラン」というい商品を造り上げているのは、マスコミではなく、それを巧みに利用しているのはレコード会社なのである。でも果たしてレコード会社だけなのだろうか? 

 

 

 

(9/02)

私も遂にワイアレス(無線)の時代に。といっても、携帯電話ではない。私の所有しているラップトップ・コンピューター(日本ではデスクトップ・パソコンと呼ぶ)でワイヤレス・インターネットが可能になったのだ。今年の初めにPowerBook G4 12 inchを購入したのだが、無知な私は無線の装置(例えば、Airport Base Station)を購入しなければワイヤレスでインターネットが出来ないと思っていた。(バカバカ)ところが、最近私のよく行く珈琲ショップからEメールが届いてから事態が急変する。(大げさ)なんと、インタネット・カードが付いているラップトップを所持していれば無料(店内で)でインターネットが出来るという。やった! と思ったのだが、私のPowerBookにはPCカード・スロットなど付いておらず、ガックリしていた。1ヶ月程そのままの状態が続いたのだが、Airport Extreme Cardを持っていれば珈琲ショップでもインターネットが出来るという情報をネットでゲットした。それからまた事態が急変状態に。Airport Extreme Cardについては知っていたが、 Airport Base Stationが無ければ持っていても意味がないと思い込んでいた。(またまたバカバカ)

 

で、早速色々調べてアップルストアに出向いた。店員に色々訊ね、中古品のAirport Extreme Cardを約70ドルで購入。そしてPowerBookのバッテリーがある場所に密かに隠れている? Airport Extreme Cardスロットに差し込んで、早速試してみた。おおお!! なんとその場でインターネットをする事に成功! ちょー感激という訳であります。(笑) 

 

アップル・ストアや私の行きつけの珈琲ショップを始め、全世界で無料でワイヤレス・インターネットが出来る場所が沢山ある。しかもDSLなので自宅のダイヤルアップとは違って、全然快適である。(重いファイルをダウンロードする時は、これからはワイヤレスだな)PowerBook を購入してから6ヶ月以上もそれに気がつかなかったなんて。(バカバカ) 

 

 

無料のワイヤレスが使える場所は沢山あり、上記で述べた場所以外にも図書館や、一部のバーガーキング、レストラン等でも使用出来る。勿論、有料や場所や、新たにプロバイダーに加入しなければならない場所もある。

 

↓にあるサイトで無料でワイヤレスが出来る場所を調べられるので、海外旅行に行く人には重宝されるかも。

 

 

http://www.wififreespot.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

(7/01)

摂氏9/11を早速見に行った。月曜日の午後だというのに席がほとんど埋まっていたので、今後の政局に多くの人が感心を持っているようだ。感想はというと、現在の政権に対して非常に挑発的で、妥協を許さない内容に仕上がっていた。が、あまりにもジョージ・W・ブッシュのバカさ加減が浮き彫りになり、誰もが大笑いしていたが、とても彼をネタにして笑う代物ではない。(個人では)何も出来ない状況にせめて彼をネタにして笑いふけるのが唯一の気払いなのかも知れないが、彼は映画の有名コメディアンでも、お笑いの司会者でもなく、アメリカ合衆国の大統領なのだ。5000人以上の傷を被った兵士、そして800人以上ものアメリカ兵は何の為に死んだのだろう? 息子や娘を失った家族は映画を見て決して笑う事なんて出来ないだろう。映画の中で息子や娘が兵士になりアメリカの為に尽くす事を誇りに思う愛国心の固まりのような母親が、息子がイラクでのヘリコプター墜落によって亡くなった時、そこには愛国心の欠片もなかった。「神様、何故私の息子を奪い去るのですか」と今まで築き上げたものが音もなく崩れ去る。だが、何の理由も意味も知る事もなくアメリカ軍に潰されていくイラク人の悲鳴は中々我々の耳には届かない。「神様、我々を救えるのはあなただけです」と。そう、アメリカもイラクも同じ神の下で戦っているのだ。

 

海兵隊員がアメリカのショッピング・モールでリクルート(勧誘)活動を行なっている映像が流れたが、彼等は決して裕福な人が住む場所には行かない。私が住んでいる場所の近くにもショッピング・モールがあるが、他のリッチなショッピング・モールでは決して見られないものがそこにはある。それはアメリカ陸軍の勧誘所だ。ここ数年の間に新たに設置されたものだ。近所の公衆電話器にも陸軍勧誘へのビラが貼ってあった。携帯電話が普及された今、公衆電話を使うのはホントに貧しい者だけだ。貧しい者は他に選択が出来ない為、仕方なく入隊するケースが多い。数カ月から2年間、兵役を勤めれば、大学の学費免除、当面の生活費が保証される。外国人には市民権が与えられるケースもある。だが、碌な訓練も受けられないまま最前線に飛ばされる可能性もあり、まさに命と引き換えにしては安っぽい待遇だろう。それでも彼等には選ぶ余地がないのだ。

 

 

ボブ・ディランが以前インタヴィューでこう言っていた。「リーダーは本当の敵が誰なのか明確に判断出来る人物でなければならない」と。アメリカは何故イラクを攻撃したのだろう? オサマ・ビン・ラディンはサウジアラビア出身でイラクとは全く無関係だ。というか、アメリカがイラクに先制攻撃をしかけるまでテロによってアメリカ/世界を攻撃した者の中にイラク人はいないのだ。勿論大量破壊兵器も見つかっていない。見るチャンスがある人は是非見に行ってほしい。この映画の真意はともかく、政治に無関心な人々がアメリカ/世界の現状を知る唯一の手段といっても過言ではないだろう。ブッシュという人物をアメリカの大統領に選んでしまったという責任は今後大きく我々にのしかかるだろう。日本だった同じ運命と辿る可能性だってあるのだ。果たして今の小泉政権は大丈夫なのか? 小泉に代わる首相として日本を引っ張っている事が出来る人物が今の日本にいるのだろうか? 国際社会に貢献するのはいいが、何でもかんでもアメリカの言いなりになってはいないだろうか? 小泉首相はブッシュのようにバカではない。その「バカではない」首相がブッシュ(現在のアメリカ)の言いなりになっているとしたら?  

 

 

(6/28)

昨日の続き

 

どうやらブライアンの準備が出来たらしく。サイン会が無事に始まった。当初の予定では1人につき2品までサインをしてくれる筈だったが、ブライアンの事情で1人1品までとなった。写真は写してもいいようだが、ブライアンに手を回したり、一緒に写るのはダメと注意が出ていた。私の番まであっという間に回ってきて、喋る間もなくサインが終了した。(後で知ったのだが、1番前に並んでいた人が「1人1品」というのに不満をもらして、ブライアンに抗議?したらしく、ブライアンの機嫌が一段と悪くなったらしい。)

 

え? これで終わり? マジ? ちょっと不満が残ったのでもう一度列に並ぶ(おいおい)。(リストバンドさえあれば何度でも並べる)と思ったら他にも何人かが同じ事をしていた。タワーのスタッフもそれに気付いてか、入り口で並んでいる人のリストバンドをハサミで切って外していた。そしてまたあっという間に私も番まで回って来た。どうやらブライアンの機嫌は多少回復しているらしく、私の「サンキュー」という言葉に「サンキュー」と言ってくれた。

 

タワーの中でサイン会を見守っていると、ブライアンが突然立ち上がり、私の立っている方向に向かって来るではないか!?(ひょっとして2回サインを貰った事がバレたのか?)と思ったら途中でまた引き返していった。そしてタワーのスタッフに連れられて2階(階段で)に上がって行く。え? まだ人が並んでいるのにこれで終わり? どうやらトイレ休憩のようだ。さっそく私も近くのエスカレーターで2階に上がる。2階に上がると、丁度ブライアンがトイレに入るのを目撃し、タワーのスタッフがトイレの前で見張っていた。数分後トイレから出来てて歩いて来たブライアンの写真を撮らせてもらった。

 

余談

 

ファンの中には昔の古いレコードやギター、サーフ・ボードまで持って来ている者もいた。少なくても300人は並んでいて、割と年輩の人が多かった。

 

前日にはハリウッドボウルの殿堂に授賞式に参加してSoul Searchin’等を歌ったようだ。27日にはラジオに出演、今後はCNNのラリーキング・ライブに出演する予定。

 

サイン会の時のブライアン。他にも色々ありますが、これがベストです。(撮影、私)

 

サイン会の模様は↓で写真が見れます。

http://www.wireimage.com

 

ブライアンのオフィシャルHPの掲示板でもファンによるサイン会の感想等が読めます。

http://www.brianwilson.com/

 

 

(6/27)

ブライアン・ウィルソンのサイン会があるという事で行って来た。今回アメリカで彼のサイン会が行われるのはLos Angelesだけなのである意味幸運だった。場所は前にロビー・ロバートソンのサイン会が行われた場所と同じ、シャーマンオークス市のショッピング・モールにあるタワーレコード。ブライアンの新作CDを購入した者だけがサイン会に参加出来るリストバンドを貰える。CDは22日に発売されたのだが、発売当日に購入すれば普段のセールより安い、$11.99(普通はセール期間中で$13.99で購入出来、期間が終わると$18.99くらいになる)で買えるので、わざわざ前もってCDを買いに行って来た。

 

そして当日3時間前に現地に到着。事前のタワーレコード側の説明では2時間前からでないと(近隣に迷惑な為)並べない筈だったが、既に行列が出来ていた。サイン会は5時からで、あと3時間もあると思うと気が遠くなる。しかも暑く、日陰が少ない。まあ何とか周りの人達と喋りながら時間を潰していった。サイン会開始30分前、隣に座っていた女性の人が「Look!」とモールの入り口のほうを指差すと、何とブライアンが歩いて来るではないか!(いやマジで私の目の前) しかも1人で! 彼女が手を振ってもブライアンは全く気付かずそのまま歩いて行く。次第に皆が気付き、ガードも無しで1人でやって来たブライアンに誰もが驚いていた。写真を撮ろうとしてもあまりにも突然なので上手く行かなかった。どう見ても彼がブライアンでなければ只のオっさんである。彼がタワーレコードの中に入って行くと、途中で気付いたスタッフに案内されていた。隣の女性に色々聞いたのだが、ブライアンは精神的に非常に不安定らしい。自由に走ったり、動いたりする事も大変らしく、ライブの時も常にスタッフの人に支えられているらしい。どうやらファンの人は誰もがその事を知っているようで、彼が1人でやって来たというのはある意味奇特な行動だったようだ。(つづく)

 

 

(5/03)

 

日本は毎年恒例5月の連休のようだが、アメリカ(米国)にはそんなものはない。今回は最近気付いた出来事を幾つか伝えたい。

 

先ず、米国もすっかり携帯電話社会になってしまった。5年前にはゼロに等しかったのだが、今では10人の内、6〜7人くらいは所有しているのではないだろうか。しかもほとんどカラーになり、写真も写せる上、メールも出来る。意外かも知れないが、貧困層ほど携帯電話(多分プリペイドの携帯)を所有している。当然、電話料金もばかにならない。毎月$100以上支払っている知人もいる。

 

私は時代に乗り遅れているのかどうかは知らないが、携帯電話は持っていない。何故会話にお金を払わないといけないのだろう? そのお金で美味しい物でも食べればいいのに。(因に私の月々の電話料金は$10ドル前後)

 

 

次の話題はApple Computer iTunes Music Store。最近このお陰で?CDをほとんど買わなくなった。今年の2月から4月の終わりまで、Appleとペプシがタイアップで、無料ダウンロードのキャンペーンを行っていた。私もキャンペーン中に数十曲をもダウンロードさせてもらった。主な利点を挙げると、アルバムによって、聴きたい曲が1曲だけの場合や、好きなアーティストが他のアーティストのCDにゲスト参加してたり、レアな曲を1曲だけ合法的にダウンロードする場合に都合がいいわけだ。例えばPaul McCartneyJohnny Cashのアルバムに参加した時の曲、Moon Over Jamaica、そしてSheryl Crowのベストアルバムに収録された新曲、映画マイティ・ウィンドのサントラ収録曲など音質もそこそこなので、その他にも色々ダウンロードさせてもらった。勿論iTune Music Storeに無い曲も数多くある。EMI所有のビートルズカタログ(リンゴ・スターの数枚以外はソロのも落とせない)は一切含まれていない。(それもそのはず、AppleAppleは犬猿の仲なのだし、まして天下のビートルズをネットで合法的に落とせてしまうような状況にはプライドが許さないだろう)

 

時代が変わったというか、音楽が安っぽくなったというか、嘆く時代だというのは確かだろう。各有名音楽レーベルも、とにかく儲けたいというのが本音かも知れないし、アルバム丸ごと聴くに耐えれる名盤が非常に少ないというのも、その一因ではないだろうか。何よりも購買者が満足しているのだから仕方がない。

(^^;)

 

 

 

 

(4/28/04)

 

イラクでの日本人人質事件を振り返って見る。無事に人質が解放されて何よりだが、アメリカを含む世界と日本とでの文化や常識の違いを浮き彫りにした事件でもある。日本(政府)は自衛隊をイラクに派遣しているが、民間や個人レベルのイラク援助はサポートしていない。アメリカのニュース・チャンネル、CNNでは人質解放のニュース、そして日本での「冷たい出迎え」、日本政府の不馴れな対応を何度も繰り替えし放映していた。人質が無事に解放され、それに対して温かく日本国民が出迎えると誰もが思っていたらしい。でも違っていた。(日本人以外の)誰の目にもUnbelievableという言葉しか浮かばなかったようだ。実際、他国で同じようなケースが起きると、当事者に対しての責任追求は起きない。(勿論個人レベルでの批判等はありえるが、国歌レベルでは先ずあり得ない)確かに日本もアメリカに習って、政治的には国際レベルで世界に貢献しているのだが、民間レベルではまだまだのようだ。個人/民間レベルの行動については「自分で責任を持て」、つまり「日本には迷惑かけるな」という事なのだろう。(何か問題が起きると政治的な面での世界貢献がやりにくくなるし、下手すると自衛隊撤退というのも考えられる。それに何よりも自らの政治生命にも関わってくる。)

 

自衛隊派遣と民間/個人レベルでのイラク援助には差程違いはないのだが、日本人はその独自の国民性/文化のせいか、完全に割り切った行動しか取れないし、他人をきにして自分の意見を吐き出せないのかも知れない。解放された日本人は別に観光でイラクに入った訳ではない。軍隊を送って、殺りくを繰り広げる以外に何が出来るか証明したかったのかも知れない。勿論命がけだろうし、死ぬ覚悟がなければ決して出来る事ではないだろう。もし彼等がイラクで死ねば「英雄」として祭り上げられるかも知れないが、無事に戻って来ると、まるで「生き恥」(そこまでは言っていないが)とまでいうような日本の扱い方は正直納得出来ない。

 

解放された日本人には辛い事ばかり続くだろうが、「生きている」という幸せを噛み締めて自分の信念を貫いてもらいたいものだ。日本の為にとかではなく、自分自身が納得するといった形で生きて欲しい。なんてったって自分の人生なんだから。

 

最後に解放された人達に「頑張ったね、無事に帰って来れて良かったね」と言いたい。

 

 

追記

 

アメリカの対イラク政策は当初の予定と違って非常に危険な所に位置し手いる。これまでに700人以上のアメリカ兵が対イラク関連で亡くなっており、減少するどころか更に死傷者が増え続けている。73年に廃止された徴兵制度(ドラフト)も復活する可能性もあるし、何よりも膨大な国家予算が軍事費に注ぎ込まれ、そのしわ寄せがアメリカ国民にのしかかっている。ベトナム戦争と比較して、「今回も負けるだろう」という意見も出ているくらいだ。その内アメリカ政府内でも「誰の責任か」というような見苦しい議論が繰り広げる可能性だったあり得る。だがなんと言っても、アメリカを信じ、愛し、イラク/アフガニスタンで戦死した兵士/民間人達の命を無駄にするような政策だけは取って欲しくないものだ。時のアメリカ大統領が遺族の家を一件一件回り、声をかけるくらいはしてもらたい。

 

 

過去の雑言

2003~

 

 

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