最近こう言った医療相談を受けました。私はボランティアで医療相談をやっています。無償報酬で全て私の私財と時間を削って相談に応じています。相談には誠心誠意分かる範囲で、失礼の無いように素人が理解できる言葉を選んで注意して書いています。これは、私の個人の余暇を削って行う、私自身の勉強と思っていますし、これが私の楽しみともなっています。しかしながら、こう言った困ったメールも届くことがあります。
ご意見をお待ちいたします。
2002年5月12日の相談メール
どうも、初めまして。山○という者です。
今回は、先生にお訊きしたい事があって、メールさせてもらいました。
私は、レーベル病による視神経炎という視力障害をわずらっていまして、
発病から16年が経過します。
何度か眼科にも通い、骨髄へのビタミン注射なども試みたのですが、
結果は駄目でした。
この治療は○×医科大学で受けました。
最近では△大病院にも行きました。
その時には、神経細胞内のミトコンドリアが正常に働いておらず、
これが母方から遺伝したのは、卵子が細胞分裂をする際に
その細胞内に在る遺伝子的に欠損をもったミトコンドリアが一緒に細胞分裂をした為に
生じた障害だ、と告げられました。
そこで、先生にお訊きしたいのですが、
先日、◎◎医科大学の方でラットを使った
網膜神経の蘇生に成功したとニュースで報じられていたのですが、
これを、私などのような視神経炎にも利用できないでしょうか?
また、正常な細胞をクローン培養するなどして、視神経の復活は無理でしょうか?
お答えが頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
2002年5月13日の私の返信メール
難しいですが、あなたの目が元気でいる間には、人への応用は無理だと思います。後25年くらいはかかると思います。
例え神経細胞の再生方法が分かっても、一度死んでしまった神経細胞を元に戻すことは無理だと思います。
基礎と臨床とはかけ離れていることがあります。
これからの臨床応用について、抽象的な答えで申し訳ありませんが、これ位しか分かりません。
2002年5月15日の相談者からのメール
返信、有り難う御座います。山○です。
そうですか。まだ、そんな先の話ですか。
視神経炎という病気が知られてから何十年が経ってると思いますが、
未だに治療法すら見付けられないんですね。
△大病院に行った時の○×医大から来ていたという医師も、
奇跡ぐらいしか治らないだろうと、得体の知れないものに頼ろうとするし。
私の書いた方法論についても、先生は具体的と言える答えは示してくださらなかった。
また、こういうやり方もあるかも知れないと、患者に希望を持たせることすらしない。
一体、どういった人物にメールを送ったのかさえ分からなくなりました。
ああ、申し訳ない。愚痴っぽくなりまして。
それでは、さようなら。
なんやねん!。「それでは、さようなら。」とは、どういうこと?。
分からない病気を説明することが出来ないからその通りの事を告げたまでです。
私の回答の、何処が間違っているの?。
今日このメールを読んで、余りにも情けなくなって、しばらくDr.Holiday's Homepageからの医療相談は止めます。
インターネット医科大学のメール相談をご利用下さい。
2002年5月14日作製
2002年5月17日更新