自転車旅行でいかにメシを食うか
自転車ツーリングキャンプにおいて、いかにメシを食うか...
野外食としてはインスタントラーメンなどいろいろ有りますが 余裕があるツーリングにおいてはヤッパリ ご飯です...私の個人的な意見です
それではまず最小限の水と食器でご飯を食べる方法です

約直径150mmのコッヘル大小2個セット、コーヒーカップ、コンパクトストーブ(コンロ)を用意します
そしてまず、コッヘル大でご飯を炊きます...レトルトご飯やアルファ米なども有りますが実際に現地でお米を洗って炊くほうがカッコイイと個人的に思います...それにここでご飯の炊き方は説明しません...コッヘルでも十分にご飯が炊けますからお家で何度も練習しましょう
ご飯が炊けたらコッヘル小にご飯を移します...コッヘル大に水を入れコンロにかけてお湯が沸いたところでレトルトのブッカケモンを温めます...温まったら封を切りコッヘル小のご飯にあふれない程度にかけます...コッヘル大に残ったお湯でカップスープやインスタント味噌汁などを作ります...残りのお湯は食後のコーヒーなどに再度温めて使います
コッヘル大で最初にご飯を炊いているのでスープ、味噌汁、コーヒーなどにご飯ツブが浮遊しますが品質になんら問題は有りません
レトルトのブッカケモンはカレー、牛丼、中華丼などいろんな種類がスーパーマーケット、コンビニなどで手に入ります
以上が、2個のコッヘルセット、カップで できる最小限の水と食器洗いの楽なローインパクトディナーで有ります
食料は荷物を減らすために現地調達が望ましいでしょう
そこで以下の方法で食料を手に入れましょう
1) レトルト食品やインスタントラーメンなどは日本全国どこにでもあるマーケットやコンビニで手に入りますが お米だけは なかなか一合二合で売って貰えません
シーズン中のキャンプ場において 大勢でファミリーキャンプに来ている人のほとんどが必要以上にお米を持ってきています
お米はビニール袋にキログラム単位で売られていることが多いので 一合が何グラムか知らない人が多いのです
コッヘル大を持ってにこやかに頭を下げて一食分のお米を または明日の分も貰ってきましょう...時間を遅らせると思わぬオカズまで手に入ることが有ります
2) キャンプする場所に近づいた時点で民家に押し入り... いや、もとい...お訪ねして...
「すいません 旅の者ですがお米を一合 分けて貰えませんか」とお願いします
その時、車やオートバイでなく自転車で来たというアピールが必要です
ここが大事なポイントです...動力を使った車やオートバイにたいして人々の同情は有りませんが、自分の力でこぐ自転車で旅する人にたいして世界中のあらゆる人々の母性本能をくすぐります
もちろんタダでくれというふうにとられないために左手にサイフを持ちファスナーまたは札入れを開けながら腰を低く<チョット困っている>という感じで先ほどのセリフを言うのが有効です
そういう場合、多くの人はお金を取らず、そればかりか他にいろんな物をくれたりします
中には重たくて自転車で持っていくにはキビシイような大根や白菜など少々迷惑な物までくれたりしますが にこやかに いただきましょう
くれた人の心を大切にしましょう...筆者の場合、そういう物を貰って2,3Km先で人の見てないところで捨てた覚えが有ります
3) あらかじめキャンプ地に一番近い市街地や村などをチェックしておき、その場所で食堂に入ります
気取ったレストラン、またはファミリーレストランなどは ちょっといけません
あくまで人情豊かなトラックの運ちゃんが寄りそうな食堂でなければなりません
そしてコッヘルを手に持ち店に入ってこう言います
「すいません ゴハンだけコレに貰えませんか」 もちろんメニューどうりに代金を支払うことを即座に告げます
お店の人は変な顔をするでしょうが、真剣さを失ってはいけません
特に雨に濡れて入ってきたヤツが(カッパを着てても...) そんなことを言うとたいていの人は警戒します
果たして注文を受けてくれた時点でもコッヘルを差し出しながらもゴハンを貰うときはサランラップまたはアルミホイルに包んで貰いましょう...そして、お願いしてその上から古新聞をもらい一旦くしゃくしゃにしてからホカホカゴハンを包んでザックに収納します
えてして、お店の人はそういう注文を貰ったことが無いのでサランラップやアルミホイルに直接ゴハンを盛ってくれるのですが、ドンブリに盛るのとは訳が違い普通より多めにくれるようです...中には一旦ドンブリに適量入れて量ってからくれる人がいますが、そういう人は口数が多くて まゆをキッって描いているオバサンが多いようです
4) あたりまえですが、なんと言っても食器洗いがいらない方法は外食です
カツ丼、天丼、寿司、ビーフステーキなど思いのままです
しかし、場所によっては閉店時間が早いため5時,6時ごろにはお店に入っていなければならないことが有ります...ちゃんとしたキャンプ場に泊まる場合 そういうお店から離れてることが多いので気をつけましょう
夕食を早くとってしまうと夜遅く空腹で眠れないことが有るので何か手軽で軽い食べ物を用意しておくか、早めに寝てしまいましょう
5) 最後に、これはさすがに私もやったことが有りません
それは、キャンプシーズン中の各キャンプサイトにコッヘルを持って、できているゴハンやオカズを恵んでもらい歩くという方法です...普通の人の限界を越えているこの方法に慣れると、自分自身が知らず知らずの内に違う世界の人間になってしまいそうです
だいたい以上のような方法でゴハンを食べることができます
3日以上のキャンプの場合、コンパクトストーブはガスカートリッジ式よりガソリンストーブのほうが燃料が入手しやすく以外にかさばりません
ファミリーキャンパーの多いキャンプ場ではコールマンのツーバーナーを使っている人が多く、前記の1) ,2) と同じような方法でホワイトガソリンが入手できます
ピーク1などのシングルのガソリンストーブにおいては満タンにしても料金を請求するほどの量では有りません
しかも、燃料をいただいたお礼に缶ビールを2本ほど持っていくとニコニコ笑って...
「おーこれは これは まぁ こっちへ来て座れ」などと言われ、酒や焼き肉など、しこたまゴチになる という場合も有ります
アウトドアにおいてモノを貰う、あげるということも「人と人とのふれ合い」ということで、良いことなのではないでしょうかと筆者はかってに解釈します
因みに、貰ったらお礼を忘れずに、言葉だけの場合でも頭をしっかり下げましょう
おっと それから 自炊に飲料水は不可欠であります
そこでキャンプ場以外で泊まる場合、[魔法の泉の鍵]は必須です
このアイテムは かなり危険を伴うので どうしてもと言う場合以外の使用を禁じます
使用時には 心の中で 頭を下げましょう
よい子はマネをしてはいけません
それに良識ある人は本気にしないでください
終わり