自動車とプロレス興行



僕は自動車を買おうとしていた。
自動車を買うには、どうやら古い友人の許可が必要らしいのだ。
僕は古い友人を訪ねた。
「自動車を今度買おうと思ってるので君の許可が要るんだ。」僕は友人に話した。
友人は答えた「嫌だね。」
友人は珍しい車を3台所有していたが、僕が車を所有する事を許可してくれなかった。

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仲間がプロレス団体を作った。仲間内で僕だけが呼びかけられなかった。今度、初の興行が行われる。
僕は客として観に来いということらしい。招待券もよこされなかった。

僕は外から会場を覗き込んだ。

僕だけを「のけ者」にして作った興行を観るのは心が痛んだ。いっそのこと会場がガラガラであることを望んだ。

半分くらい埋まっていた。入り口にチケット「もぎり」の人が居ない。随分と不備な団体だった。僕は金を払わずに会場に入って行った。

サーカスのようなアトラクションが始まるが、段取りが悪いのだろう、とてもグズグズだった。
前の方ですでに寝てる客が居た。

すると以前僕が描いた絵がバラまかれ始めた。僕はとてもビックリした。

彼らは僕の作品を無断で使っていながら、僕を仲間外れにして、興行をしている。
彼らは僕の仕事をなんとも思ってなかったのだ。僕はずっと仲間に気を使って個人活動を遠慮してきたことを思い出して、ことさら情けなくなった。
自分一人で一生懸命義理だてして、自分一人だけが裏切られる。そんなマヌケでお人好しな自分に呆れるばかりだった。

僕は「自分ひとりで勝手にやっていいんだ」と少し開き直って会場を後にした。

投稿日時: 月 - 1月 9, 2006 at 12:10 午後          


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