最近の観たもの読んだもの、思い出せる限りいろいろ僕もいろいろ読んだり観たりしてるんだよって言うミエをはるためと、オススメも含めて。
本 ●「萩原朔太郎詩集」(詩集)萩原朔太郎 群馬のヒーローである。 凄く反骨的で凄く権威主義な詩人という印象です。 もの凄くヨーロッパ指向なんだけど、妙に土着的で幻想的。 「金持ち」で「日本が嫌い」で「教養がある」 これが芸術を支えて来たんですねぇ。 ●「エミリー」(絵本)コズミック・デブリ うただひかるサンが訳をして有名な絵本。リアルタイムでパンクを体験した人は読まないだろーなー。 ●「アタゴオル」(マンガ)ますむらひろし ガロに連載してた人だよね。ガロと言えば「無能の人」のつげ義春だと思ってる人も絶対好きであろう。何度読んでもストーリーが記憶に残らない。必ず眠たくなります。読破するのに妙に日数のかかる名作です。 東日本の人間は宮沢賢治がベースにあることを証明してくれる、僕にとって「教科書」にあたるものです。何度も読みましたが、最近また読み返してます。 ●「かってにシロクマ」(マンガ)相原コージ 天才と呼ばれていいですよね、この人。「コージ苑」が代表作だと思うのですが、うかつに読むと思わず泣いてしまう可能性もあります。最近また読み返しました。警戒しないで読み進めたので思わず泣いてしまいました。 ●「ブッタとシッタカブッタ」(マンガ)小泉吉宏 初版1993年、作家というより広告業界の方ですよね?10年近くぶりに読み返してしまいました。 気休めには良いかと思います。荻野アンナさんの推薦文が帯についているあたりが妙に時代感をそそります。 ●「シートン動物記」(マンガ)白土三平 凄いですよね。初めて読みました。 「好みか好みじゃないか」と言うより、読んでおいた方がいい気がする類いですね。 名作です。 「カムイ伝」とか「サスケ」とか「忍者武芸帳」とか凄過ぎますよね、白土三平。絵がやたら上手いし。 そうかあ「ガロ」だよね。 僕は「ガロ」好きです。 ●「銀河鉄道の夜」(マンガ)ますむらひろし 念願かなって(?)初めて読みました。僕はアニメ映画の「銀河鉄道の夜」が先なので、読んでみたいマンガだったのです。 ビジュアル化不可能と言われる宮沢賢治の世界にこれだけ果敢に挑戦し、見る側に納得を与えた作家がいたでしょうか? 申し上げては失礼なのですが「絵」が下手なんですね、この人。 しかも、オリジナル作品は読んでも眠たい、物語りが入ってこない。 解説とかあとがきとか読むと「性格悪そうな感じ」がプンプンしてる。 こんな人だからこそ宮沢賢治が描けたんではないでしょうか? 僕はそんな気がしてならないのです。 ●「洞窟オジさん」(ドキュメント)加村一馬 現代人にとってはバイブルとなってもいいとさえ思う、この人の自然生活。家出をして、蛇を捕り、ウサギを捕り、魚を釣り…。すごい。 資本主義民主主義社会が捨てて置き去りにして隠蔽した真実がここにあります。 今はこの人、きっと普通の社会人なんだろうけど。 本として成立させるための演出があるのはイヤラシイ程感じて取れるけど、この人の壮絶な暮らしを読むと見えないものが見えてくると思う。 マムシの生き血、飲んでみたいような気もする。 ●「負け犬の遠吠え」(エッセイ)酒井順子 三十代、未婚、子無し、を「負け犬」と呼ぶが、その決定打を与えた書物であろう。 「負け犬」より今は「ニート」の方がタイムリーな存在だけど。 日本はそもそも母系社会だったことは言わずと知れた事実。 しかも母系制社会でも戦争は起こっていたのだ。甘いぞ女性平和論。 母系性社会だった頃、負かした国に「我が国の女」を送る。 この場合、娘を送るということは「お前の国は我らの国に属するのだ、ワッハッハ!」という意味であったのだ。 今の感覚だと負けた国が勝った国に女を差し出す方がしっくり来るかも知れないが逆だったのである。 (余談だが「いけにえ」に処女の娘を差し出すというお話しが日本にもあるけど、その場合その生け贄を喰うのは「男」な怪物や神であると想像しがちだけど、日本の場合は「女」な怪物や神であったと考えられる。「ヤマタノオロチ」は女性なのだ) 日本はいにしえからずう〜っと母系社会だった。 しかし、明治以降、硬直的に軍事国家に突き進む。国民的にも父権制社会に変わる。 もちろん江戸時代も戦国時代も武士の間では父権性だったかも知れないが、庶民的には母系的性質を保っていた。 (教科書で習う事は特権階級のゴタゴタで、それらほんの一握りの人間のワガママなモメゴトで大量に庶民が死ぬ。昔も今も同じ。 再び余談だけど教科書では農民が極貧で支配者から打ちのめされていたというイメージがあるけど、結構豊かだったらしい。特殊な事だけ歴史に残るけど、昔も今も結構同じ) 江戸時代、江戸は「歴史的地球的に観てもホモ天国」だった。 江戸は職人をとても大事にした。ほとんどの「腕に覚えあり」という人たちは「オス負け犬」で天涯孤独な人が多かったらしい。性病も蔓延してたみたいだし。 支配者は完全父系制度をとっているので、女性の操(みさお)は何に置いても重要だったわけだ。 しかし庶民はそんなのどーだって良かったようである。 明治以降日本は庶民的にも「男尊女卑」となり「同性愛禁止」となる。 日本が近代化欧米化する時に、いろんなことが退行してしまうのだ。 武士が滅びて一般化したので武家社会の完全父権制も一般化する。 侍スピリッツも「のべぇ〜」とこぼれる。そして日本は軍国化する。 けど、負ける。 戦後、日本は自らの国を「遅れた国」とみなして人権とか民主主義とか言い出した。 自由と権利を勝ち取ったあげくに大量発生した「負け犬」「ひきこもり」「ヲタク」たち。皮肉な事に、これこそ「自由」と「権利」の象徴なのだ。 欧米近代化、資本主義、民主主義が産み出した皮肉だと思うんだ「負け犬」。 多分これからは「ニート」の時代。ある意味この国は社会主義化してる象徴だとも思ったりする。 映画 ●「惑星ソラリス」(映画)監督忘れた。 十数年以上前に観た事あることを終わってからでも思い出せなかった。 いい映画だぁ〜。。。 ●「猫の恩返し」(アニメーション)ジブリ ほとんど注目されてない割と最近の作品です。 ジブリ=宮崎駿 ってのはもちろんある。 しかし!違う人の作品も面白いよ! |
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