ボツ原稿を淡々とアプするよ武:
昭和天皇がA級戦犯合祀を厭がってたというメモが出たじゃないですか、
山: ああ、ありました。 武: 日本の政府与党を通称「親米右翼」と呼ぶよね。 山: そうなん。あんま知らんけど。 武: じゃあ、右翼であるはずの自民党小泉首相がどうして天皇陛下が厭がる事・靖国参拝をしたんだろう?天皇を敬うんなら、靖国に参拝しちゃいけない訳じゃない。 山: ふむ。 武: 俺はそこがわからんのだよ。尊王である人間こそ靖国参拝してはいけない。ってことにならないのかねえ。 山: それはつまりあれやろ、政府っちゅうのはもともと天皇は利用するもの、という考えがあるんとちゃうの。それは歴史的にもそうなんやろ。 武: 政治家達は天皇なんて最初っから敬ってなかった系譜なのかも知れないの。政治家からしたら利用する存在で。民からしたら、、、何だ?心のよりどころか? 山: 象徴やろ。 武: 天皇が居なくなったら、不安になるのかなあ。 山: 文化財(笑 武: あー、文化財としてか。ありだよな。直系のみ文化財。 山: 重要文化財やな。重要文化財って修復する時も削ったらアカン。修復する場合は修復した後を残さなあかんのよ。 武: 爪とかどうすりゃ良いんだ?保管しとくのか? 山: するか! 武: 「これが平成天皇陛下、10歳の時の頭蓋骨です」って保管しなきゃ。 山: って10歳で死んでまうやろ!要するに人間国宝っちゅう話。 武: あー、それはありですよ。天皇制は辞めて、人間国宝にしましょう。 山: 天皇だって文化は伝えてるやろ。 武: 伝えてるどころか、いにしえの儀式を天皇は回収しちゃったんだよ。だからえらいこっちゃなんだよ。天皇が定かではない時代から、数々の文化と信仰儀式があったわけでしょう。地方地方で。 山: ほい。 武: それらを天皇=権力者が回収しちゃうのよ。地方の神々の上に天皇がいすわる訳だから。 山: そうかなあ。じゃ、地方の文化がすべて天皇に関係してる、なんて思わんしなー。 武: それは関係してない事の方が多いと思うよ。 山: じゃあ回収してないやん。 武: けど、全国から物語をかき集めて史記(日本書紀)を作り、その地方の神々の頂点に天皇が建つようにしたんだから。 山: だからといって他のモノが消える訳やないし。消えたもんもあるんやろうけど。 武: 消したんじゃなくて、吸収したんかな。蹂躙ではなくって、かっぱらい。 山: 強いモンは吸収するよな。そやけど弱いもんかってちゃんと残ってるんとちゃう?この強弱は権力の意味でやけど。文化としての意味ではなく。文化の強さって権力はむしろ追随するんちゃうか。 武: 仮に天皇様式ってのがあってそれを地方に押し付けたんじゃなくて、全国の神々の様式をかっぱらって、天皇様式にしちゃったんじゃないでしょうかのう。 山: でももしそれを様式として確立させたんやったらそれはそれで悪くない気がする。 武: 弱い者には奪われるべく文化価値(アイデンティティーのようなもの)があるんだよね。 山: 弱いから確立できない、っていうのはホントにただヨワイか、やる気ないかなんとちゃうの。 武: そうそう。だから、天皇家の営みはそう言った意味でも古代地方地方のエキスがたっぷり混じってるんよ。蝦夷征伐とかいって東北の文化に思いっきり影響を受けていたり、アイヌらしいデザインがあったり。 山: それはそれでええんとちゃうんかなあ。でもそこにはまた地方の中での中央があったりするんやろうけど。 武: だらか天皇家とその儀式を文化財にするのに一票。で、天皇制は廃止。つまり天皇は国の象徴から降りるんですよ。どうだろ? 山: ほう。 武: 儀式や営みは継続。天皇は全国を行脚するのが仕事ですから。 山: 国って言う冠をなくそうってこと? 武: 人間国宝と同じですよ。世襲でしょ、そういう世界も。 山: そういうとこ多いやろうけど。つまり、民営化? 武: そうですね。 山: 郵便局かい! 武: ってか、明治以前の天皇ってそんな感じでしょ。なんとかしてしのいでたって話しなんだから。 山: ははは。そうなんや。 武: 権威、ブランドはあったらしいんですよ。だから、天皇が食べたせんべい!とか言って、商売人は天皇を重宝がってたらしいんです。 山: ははは。おもろいね。保護されてなかったんやね。 武: そういうところで天皇も商売してた訳でしょ。武将だって天皇から位を授かるんですよ。その時に大枚を献上するワケ。それで天皇はしのいでたらしいのよ。 山: まあおっしょさんやな。でも大事なとこあるけどな。そういう人。 武: ただ、師匠ってのはさ、実際に成したことが身体としてある訳ですよ。天皇はその「家系」というフィクションが権威と価値を持つ訳でさ、そこが非常に不思議なんだよな。 山: そうやな。血、ってフィクションやな。血、そのものはリアルやけど。 武: そうなんすよ。だからさ、天皇家の一人一人を抹殺するんじゃなくて、天皇制やめちゃって政治利用されない位に権力をしぼませて、文化として長生きする。で、しのぎは自力。納税もするし、選挙権もある、みたいに人間としての権利を与えられながら、人間国宝として行きていくのはよいのではないか、と。 山: なるほど。今現在、日本と言う国は天皇がいる国ということでなりたってて、それは仮によりどころやないにしても、もしそれを止めるとなると。。。要は政治と切り離せってことやな。 武: 太平洋戦争後、天皇は処罰されず曖昧に象徴となった事で日本国の矛盾のエネルギーがあの一家に集約されてると思うと、解放解体させた方がいいなじゃないだろうかって思うんすよ。その方が、アニミズム的だし。アニミズム的にものごとを発想すると、ひょっとしたら今より幾分楽しく暮せるのではないだろうか、と思うんですよ。 |
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