2003年7月1日 音楽運動 第431号
音楽祭どうだった?


質の高い演奏が多かった  中田広昭

音楽活動家の多い福島県での開催ということで大いに期待しながら参加しました。
 結果、音響のボリュームが大きすぎて歌がかき消され気味なことや、一部の自己満足 組(青森もそうかな?)を除いては質の高い祭典でした。
 スポットライトの「ザ・タイズ」「ワンスモア」は安心して聞いていられる年期の 入った演奏で楽しませてくれました。「サークルのひろば」で最後を飾ったTOPSは、 続く大交流会に疲れを知らない熱のこもった演奏で会場の雰囲気を一つにしてくれま した。その体力、熱意にもシビレました。
 もっともビリビリきたのが宮城の佐藤美佐子さん。「星影のワルツ」には思わず涙 が出ました。以前から情熱のこもった歌い方をする人だと思っていましたが、この1 年での進化に正直驚かされました。やるからには、人を感動させる歌を歌いたい!改 めてそう感じました。
 大音楽会では、日教組の「スワンソング」、ゲストの「森の合唱団」、全林野の構 成詩「五合目」の終曲、が心に残りました。  出演者の皆さんに引き込まれるように、わが青森県支部も力いっぱいに気持ちを込 めて歌えました。
 今後も人に想いを伝える歌を作り歌っていきたいと確認できた祭典でした。(青森)

譜面を見てちゃまだまだ   菊池正彦

支部立ち上げにより特別なご配慮を頂き感謝申し上げます。初めてサークルとして ではなく支部として参加しました。もっとも現時点では茨城県支部=ハッピーローズ という素晴らしい図式が実態ではありますが(苦笑)。
 出演者それぞれが様々な思いを持って一年間の成果を福島の地で発表する。そんな 姿がひしひしと伝わってきました。演奏を失敗した人も気にしない気にしない、頑 張ってる人の祭典に寄せる思いは十分に伝わって来ましたよ。
 でもそれは音楽祭を「聴いて」の感想。コンサートでは「聴く・聴かす」の他に 「観る・見せる」っていう要素もありますよね。生意気言って申し訳ありませんが全 体的に「見せる」という部分をもう少し重視してもいいと感じました。
 一番気になったのは、出演者の大半が譜面台を使っていること。譜面台しか見えな いグループも。出演者の顔も、せっかく磨き上げてきた自慢の楽器も隠れてしまって いました。何ともったいないこと。このことは私自らの反省点でもあります。仕事や 家事に追われ練習もままならない状態で何とか音楽祭に出演する。そんな状況で譜面 を覚えきれないのはわかるのですが、明らかに譜面台はステージと観客席を隔ててい ました。 THE TIESやエヌティーズなど譜面台のないステージがとても輝い て見えました。コンサートではステージでの動きや衣装も大切だと思うのです。その ような中で全逓音協の振り付けは楽しさが伝わってきましたし、ウエストピーチの着 流し姿には今年もヤラレタという感じで来年にも期待してしまいます。 スタッフの涙ぐましい努力にも報いるために私も来年は譜面台を使わないぞ……と (冷汗)    (茨城)

ちょっぴり哀しい気分 鈴木英治

音楽祭に参加された皆さん、そして地元実行委員会ならびに福島県内各単産からス タッフとして関わって頂いた多くの方々に、この場を借りて御礼を申し上げます。
 さらに「舞台監督」なる不相応な肩書きを背負わされた私をサポートして下さっ た、全逓福島の舞台スタッフの皆さん、特にチーフの神田さんにはもう言葉では表せ ないくらい感謝しております。
 「やっと終わった……」これが今の本音ですね。この半年の準備作業に比べたら、 音楽祭当日の2日間はあまりにもあっという間で、実際、撤収作業の時にあるスタッ フから「舞台セッティングや出演者入れ替えなどの手順にも慣れてきた頃にもう終わ り。この調子ならあと2日くらいやってもいいね。」という声もありました。
 1日目、東北各県支部合同によるオープニングでは、26名におよぶ参加を得まし た。ご協力いただいた皆さんありがとうございました。ピアノのKさん、痛恨の「イ ントロやり直し」は、ご愛嬌ということで……。
 今回の音楽祭もそうでしたが、私個人的にはこのところ裏方専門でイベントに臨む ことが多くなってきて、それはそれで悲しい気分なんです。が、誰かがウラを勤めな きゃイベントは成立しないわけだし、当たり前のことと思われるかもしれませんが、 舞台に立って歌うことだけが音楽祭じゃないってことを、今回参加された皆さんの心 の片隅においていただけたらな、と思います。     (福島)


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