2004年5月1日 音楽運動 第441号

発行=日本音楽協議会

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発行人 天羽憲治毎月1日発行 1部200円(送料共)

「今月の主な紙面」

1面 音楽祭 連合メーデー 心象

2面 エッセイ北から南から 女性の作曲家が少ないのはなぜ? ジョークのコーナー

3面 音楽運動岩手版
4面 名曲をたずねて おすすめの一作

魅力あふれるステージを創りあげましょう!

第37回はたらくものの音楽祭5月8日〜9日・熊本県立劇場

特別ゲストはプラハから!

 音楽祭まであとわずかとなりました。
 前号でもお知らせしましたが、特別ゲストはチェコ共和国(写真右)から男性3人グループ「ヴィツバルコフチ」(左)がやってきます。「平和を世界に!」という祭典の趣旨に共鳴し実行委員会の招待を快諾していただきました。今回の日本で演奏できることを大変喜んでいます。
 音楽祭の出演は、1日目の夕方になると思われますが、せっかくの機会ですので可能であれば2日目もお願いする予定です。
 チェコからの歌と演奏が新風を巻き起こすことを期待しましょう。
 司会者については、3人目が未定でしたが熊本県高教組の「鯵川ひとみ」さん(写真右下)に引き受けていただくことにになりました。 3月号で紹介しました斉藤こずえさん(コールあさがお)、松本敏之さん(自治労栃木)と3人でスムーズな楽しい音楽祭にしてくれることでしょう。

中央メーデーのオープニングで日音協が大合唱団

 今年の連合メーデーは、4月29日に代々木公園で開催されます。今年で75年目を迎えます。
 今年のメーデーは「平和」「人権」「環境」「労働」「共生」をテーマに、この趣旨に賛同して参加したNGOやNPOの41団体と一緒になってつくり上げています。
 式典は11時からはじまり、笹森実行委員長のあいさつや民主党・社民党などの来賓の連帯あいさつ、連合・NGO共同メッセージなどがあります。
 日音協はその前段の10時から本ステージでトップスの迫力あるサウンドをはじめ、3団体が素敵な演奏を繰り広げることにしています。
 オープニングには「晴れた五月」「連合歌」を都内の日音協にかかわる仲間を根こそぎあつめて大合唱することにしています。 (飯)

心象

3月26日の朝日新聞のコラムに「さとうきび畑」の作詞作曲者である寺島尚彦さんの告別式が行われたと載っていました。これを読んで一瞬「えっ!」と叫んでしまいました。何事にもいいかげんな私は、この作品は森山良子さんのものと何の疑いも持っていませんでしたから、それは衝撃的な驚きでした。寺島尚彦さんがどういう人でどういう作品を書かれた人なのかを私は知りません。このコラムには日本への返還前の64年に初めて沖縄を訪れ、「あなたの足元には今も遺骨が埋もれている」と聞かされ、その衝撃から「ざわわ」は生まれたとあります。私は初めて「さとうきび畑」を聞いたとき、「ざわわ」という表現が馴染めないし良く分かりませんでした。しかし、沖縄を訪れるようになって八重山の宮古島を初めて訪れた時、一面に雑然と植えられている「さとうきび」が海からの風に吹かれてなびき、寄せ返す様はまさに「ざわわ」でした。それ以来「ざわわ、ざわわ」と口ずさんでいる自分がいます。この歌が示すように、たわわに葉を広げ風になびく様の下には先の第二次大戦で、日本国内で唯一地上戦が行われ、日米双方に約20万人の死者が出たといわれ、その内、約半数の9万4千人が一般島民だったといわれている悲惨な過去があるのです。そのことを思うとき一面にたなびく「さとうきび畑」の「ざわわ」がオーバーラップしてきます。イラクへの復興支援に行く自衛隊員を送るのに日の丸の小旗を振っている様は、いつか来た道を戻っています。

   掲載が1ヶ月遅れてしまったことをお詫びします。(編集部)



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