Feb 2005
ハウルの動く城
★★★★☆
まだ二回しか見ていませんが、自分の中ではかなり上位にある映画です。これほど胸がいっぱいになる映画も少ないのではないかと思うのですがどうでしょうか?確かに原作を見ていないとストーリーが分かりずらかったり(まあ、ストーリーは原作とほぼ別物ですが設定を知っているだけでもより分かりやすくなるものと思います)、テンポが速すぎる所はあると思います。あと話がまとまっていないとか。しかし、宮崎駿自身はもののけ姫の頃から絵コンテがあがらないうちに製作を開始するスタイルを取っているので、前2作を見る限り、今更ストーリー作りに失敗したという事は無いでしょうし、時間制限に圧された以外は製作意図があってのことと見るべきです。というかこれ以降の映画でも、よりこういうスタンスが大きくなっていくのではないかと思いますが。


ハウルでは戦争のシーンが出ているが、ここの批評が厳しいものが多い。このシーンでは宮崎駿個人の戦争体験が出ているのではないかという事を書いている人がいたかと思ったが、それにしては映画では戦争のシーンがさも戦場の中で体験しているかの様に具体的に描かれている訳ではなく象徴的であったし、ストーリーで其処まで重きを置かれていた訳でも無かった。どこか蚊帳の外の雰囲気がある。これは私個人の感じ方がそうであるからかもしれないが、宮崎駿がここで描きたかったのは自分の体験ではなく現代の日本人の戦争に対する意識ではないだろうか?それは私たちにとってもやは戦争は身近で起こる事ではなく、遠い世界で起こっている出来事であり、おぼろげな意識しか持っていないからである。この感覚が映画の戦争のシーンから得た感覚と同じものがあるように思う。
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オペラ座の怪人
★★★★★
実はオペラ座の怪人は今まで全部通してみた事が無かったのだが(まあ、あらすじはもちろん知っていたけど)、こうして全部見てみてやっと分かったのだがいいストーリーだなあと思った。笑
映画としての作りも申し分無く、ミュージカルが違和感無くとけ込んでいたように思う。映像、音楽の質、演技まで本当に良くできていた。個人的には音楽のあのアレンジの仕方は好きではなかったけど。この映画を見ようと思った始めの動機はエミー・ロッサムがどんな演技をしているか興味があったからだったが、(初めて彼女の演技を見たのはDay After Tommorowでのヒロイン役だったのだが、どこかの評論家がチープなストーリーのこの映画をなんとか見られるようにするのにエミーの演技が確実に一役かっていたと書いていたように、Mystic River同様、あの映画でもキャラクターとしてとても映画の中でも存在感がでていたように思う。)やっぱりよかったと思った。この人には変なアクション大作には出てほしくないなとしみじみ感じました。
仕方ないとは思うがちょっと長めだけど、カップルで見るにはいい映画だなと思った。なんかDVDでたら買ってしまいそうな勢いです。
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