天国と地獄
04/06/28 08:52 GenreDrama, SuspenseGenrePermalink
★★★☆☆
黒澤明二本目。なんかたまたまなのか黒沢作品は全部そうなのか分からないけどずっしりと重たかった(悲)未だ黒沢監督の時代劇映画は見ていないのでそちらはどうなのか気になるのだが、現代を舞台とした「生きる」とこの「天国と地獄」では特徴のある人物描写と会話を巧みに操るストーリー構成が特有で、隙がなく、説得力がある。前半の運転手の息子が誘拐されるワンカットでストーリーがずっと進むシーンは特に素晴しい。ワンカットならではの説得力があった。思えば今回は電話での犯人との対応や邸宅での刑事らのやり取りに同様なワンカット撮影が使われており、観客の臨場感を実に良くつかんでいると思う。
黒沢監督の映画はストーリー面でも画面構成でもそのダイナミックさが人々を魅了して止まない要素の一つなのではないだろうか。こういうストレートに響いてくる映画はとても好きだ。
この天国と地獄では犯人の人間的な部分が最後の最後まで映されていないので、中盤までの犯人の怪物的な恐ろしさを効果的に強調し、また、チラチラっと何事もないかのように鍵となる要素を入れていく部分が実にいやらしい映画だった。笑
黒澤明二本目。なんかたまたまなのか黒沢作品は全部そうなのか分からないけどずっしりと重たかった(悲)未だ黒沢監督の時代劇映画は見ていないのでそちらはどうなのか気になるのだが、現代を舞台とした「生きる」とこの「天国と地獄」では特徴のある人物描写と会話を巧みに操るストーリー構成が特有で、隙がなく、説得力がある。前半の運転手の息子が誘拐されるワンカットでストーリーがずっと進むシーンは特に素晴しい。ワンカットならではの説得力があった。思えば今回は電話での犯人との対応や邸宅での刑事らのやり取りに同様なワンカット撮影が使われており、観客の臨場感を実に良くつかんでいると思う。
黒沢監督の映画はストーリー面でも画面構成でもそのダイナミックさが人々を魅了して止まない要素の一つなのではないだろうか。こういうストレートに響いてくる映画はとても好きだ。
この天国と地獄では犯人の人間的な部分が最後の最後まで映されていないので、中盤までの犯人の怪物的な恐ろしさを効果的に強調し、また、チラチラっと何事もないかのように鍵となる要素を入れていく部分が実にいやらしい映画だった。笑
|
Harry Potter 3
04/06/28 08:48 GenreAction, FantagyGenrePermalink
★★★☆☆
まさか劇場に見に行く事になるとは数年前の自分を考えると想像もできなかったですね。しかしよくできてますね〜。大人も子供も楽しめる滅多にない映画だといっている友人もいましたが本当にそうですね。実はまだこの映画時点で2巻は読み終わってないんですが、エピソードが違うからロードオブザリングみたいに最初からでないと全く分からないという事はないと思うし。よく原作から配慮されてますね。
エンタメとして申し分なかったです。ちょっとふけたか^^;って感じはしますけどこのまま最後まで同じ俳優使ってて大丈夫なんだろうか?だんだん大人向け映画になっていきそうな予感…。ちょっと変にぐるんぐるん動いている意味無のカメラワークがいらないなと思ったけど、雰囲気出てたからいっか。あの幽霊見たいな化け物いい動きしてました!!^^
まさか劇場に見に行く事になるとは数年前の自分を考えると想像もできなかったですね。しかしよくできてますね〜。大人も子供も楽しめる滅多にない映画だといっている友人もいましたが本当にそうですね。実はまだこの映画時点で2巻は読み終わってないんですが、エピソードが違うからロードオブザリングみたいに最初からでないと全く分からないという事はないと思うし。よく原作から配慮されてますね。
エンタメとして申し分なかったです。ちょっとふけたか^^;って感じはしますけどこのまま最後まで同じ俳優使ってて大丈夫なんだろうか?だんだん大人向け映画になっていきそうな予感…。ちょっと変にぐるんぐるん動いている意味無のカメラワークがいらないなと思ったけど、雰囲気出てたからいっか。あの幽霊見たいな化け物いい動きしてました!!^^
バトルロワイヤル
04/06/27 08:48 GenreAction, FantagyGenrePermalink
★★☆☆☆
…。さすが問題作…。深作親子は一体何やってんだ^^; さすがですね…凄い気に入りました。さすが巨匠なだけあって手腕がしっかりしてるし、最高のエンタメですね〜。爽快さと残酷さが程よく相まっていました。ま、演技は微妙な部分は多々ありますが、それでもココまで引き出せたのは監督の力量あってこそでしょう。
あとクラスメイトすべてのドラマを見せようとしたのは賛成できるのですが、その際どうしても一人にあたる時間が短くなり、個性的な部分は出ず、世論によるひっぱりに頼らざるを得なくなる。そこでどうしても描写が甘くなってしまい残念と思いましたが、まあ、これはエンタメだし、面白ければいいんです。ただ、皮肉り方が本当に爽快ですかっとするんですよね。教師キタノの最後なんかホント最高ですよ!!ただの問題作として片付けてしまう前に、大人にこそ絶対見てほしい映画ですよね。でも、ほとんどはアイデアで持っていけた映画だし2は必要ないと思うんですがね、ま、一生見ないでしょう。
こういう映画好きではありますが自分では絶対作りたくないですね。目指すものが全然違いますし。いやーホントみんな狂ってた!最高!!
…。さすが問題作…。深作親子は一体何やってんだ^^; さすがですね…凄い気に入りました。さすが巨匠なだけあって手腕がしっかりしてるし、最高のエンタメですね〜。爽快さと残酷さが程よく相まっていました。ま、演技は微妙な部分は多々ありますが、それでもココまで引き出せたのは監督の力量あってこそでしょう。
あとクラスメイトすべてのドラマを見せようとしたのは賛成できるのですが、その際どうしても一人にあたる時間が短くなり、個性的な部分は出ず、世論によるひっぱりに頼らざるを得なくなる。そこでどうしても描写が甘くなってしまい残念と思いましたが、まあ、これはエンタメだし、面白ければいいんです。ただ、皮肉り方が本当に爽快ですかっとするんですよね。教師キタノの最後なんかホント最高ですよ!!ただの問題作として片付けてしまう前に、大人にこそ絶対見てほしい映画ですよね。でも、ほとんどはアイデアで持っていけた映画だし2は必要ないと思うんですがね、ま、一生見ないでしょう。
こういう映画好きではありますが自分では絶対作りたくないですね。目指すものが全然違いますし。いやーホントみんな狂ってた!最高!!
8月のクリスマス
04/06/26 08:49 GenreDrama, SuspenseGenrePermalink
★★★☆☆
韓国恋愛映画第3弾目(多分)イルマーレもなかなか純な恋愛映画だったけど、こっちはそれよりも上かも。ていうか恋愛なのか!?女性の方は分かるが、主人公はどうだったのだろうか?女性に本当に惚れていたのだろうか?病気の事、などの辛い事もすべて自分でかぶってしまう所があり、孤独であることが多いので人物の感情表現が抑え気味であったので主人公の心情を読み取れなかった部分はあったと思う。では人物描写が悪いかというと、そうではなく、人物像はしっかりしているし、魅力的に映っていた。
だから、この主人公の人格から考えて、子供時代から引っ込みがちな部分があったのだろうと想像できるし、この年で「初めての恋」だと予告編でいっていたので、歳や病気のこともあり恋愛感情を異性に大して出していくのが上手ではなかったのだといえるし、また、私たちがごく普通に人を好きになるという感覚とは違い、自分の死の事が大きな枷となり、主人公はかなり人を気遣う性格を持っているので相手をどうやったらなるべく傷つけないですむかということを一番として考えていただろうからである。なので、彼は女性にとても惚れていたのではないかと思う。だからこそ手紙をみて微笑み、死ぬ前に彼女のポートレイトを店前に飾ったのだろうし。二人は終盤会うことはできず離ればなれになってしまったが、今は亡き彼のいたカメラ店の前で女性が自分のポートレイトが店前に飾られているのを見たとき、彼を身近に感じとり、微笑んだ。そして永遠の別れを告げたのである。
韓国恋愛映画第3弾目(多分)イルマーレもなかなか純な恋愛映画だったけど、こっちはそれよりも上かも。ていうか恋愛なのか!?女性の方は分かるが、主人公はどうだったのだろうか?女性に本当に惚れていたのだろうか?病気の事、などの辛い事もすべて自分でかぶってしまう所があり、孤独であることが多いので人物の感情表現が抑え気味であったので主人公の心情を読み取れなかった部分はあったと思う。では人物描写が悪いかというと、そうではなく、人物像はしっかりしているし、魅力的に映っていた。
だから、この主人公の人格から考えて、子供時代から引っ込みがちな部分があったのだろうと想像できるし、この年で「初めての恋」だと予告編でいっていたので、歳や病気のこともあり恋愛感情を異性に大して出していくのが上手ではなかったのだといえるし、また、私たちがごく普通に人を好きになるという感覚とは違い、自分の死の事が大きな枷となり、主人公はかなり人を気遣う性格を持っているので相手をどうやったらなるべく傷つけないですむかということを一番として考えていただろうからである。なので、彼は女性にとても惚れていたのではないかと思う。だからこそ手紙をみて微笑み、死ぬ前に彼女のポートレイトを店前に飾ったのだろうし。二人は終盤会うことはできず離ればなれになってしまったが、今は亡き彼のいたカメラ店の前で女性が自分のポートレイトが店前に飾られているのを見たとき、彼を身近に感じとり、微笑んだ。そして永遠の別れを告げたのである。
Elephant
04/06/10 08:49 GenreDrama, SuspenseGenrePermalink
★★★★★
この映画は見終わった後にナーバスになりそうで、あまり気乗りはしなかったけれどやっぱり見とかなければならないと思い見に行ってきました。実際、見てよかったと思いました。問題提議でもメッセージがある分けでもなくて、高校生自身の視点から見つめていこうとした姿勢がとてもよかったです。日常の切り取り方がとても自然で、時間軸がかなり前後するのですが、何気ない一日でありながら何か迫ってくるものを感じさせる不思議な浮遊感のある映画でした。
客観的に淡々と映画は進んでいくのですが、それがなぜかすごく危機感をあおるというか、むしろ、自分の高校時代の雰囲気とほとんど同じで、そこにとても現実感があり、自分の周りでも起こりえたという危うい感じがとてもしました。
本当に現実味がありすぎて寒気がした・・・見終わった後、心にずっしりと深く何かが残った感じ。とても言葉には表せません。純粋で残酷な作品でした。これは映画という芸術作品です。
この映画は見終わった後にナーバスになりそうで、あまり気乗りはしなかったけれどやっぱり見とかなければならないと思い見に行ってきました。実際、見てよかったと思いました。問題提議でもメッセージがある分けでもなくて、高校生自身の視点から見つめていこうとした姿勢がとてもよかったです。日常の切り取り方がとても自然で、時間軸がかなり前後するのですが、何気ない一日でありながら何か迫ってくるものを感じさせる不思議な浮遊感のある映画でした。
客観的に淡々と映画は進んでいくのですが、それがなぜかすごく危機感をあおるというか、むしろ、自分の高校時代の雰囲気とほとんど同じで、そこにとても現実感があり、自分の周りでも起こりえたという危うい感じがとてもしました。
本当に現実味がありすぎて寒気がした・・・見終わった後、心にずっしりと深く何かが残った感じ。とても言葉には表せません。純粋で残酷な作品でした。これは映画という芸術作品です。
Lost in Translation
04/06/01 08:50 GenreDrama, SuspenseGenrePermalink
結構評判が良かったので見に行ってきました。最近一度20時くらいに一度寝てから翌朝3時頃床につくというように生活パターンがおかしく微妙に寝れない状況が多いのですが、この映画もそんな話(?)。なりゆきで来たくもない東京にやってきてジサボケと孤独に苦しむ男女の話でした。
映画では外から日本に来た人の視点で日本の都会の違和感、相違点などが批判的で面白く描かれていた。この辺のネタにはあまり日本人として笑えないものが結構あるだろうと思う。日本の文化を多少知っているという外国の人には実に面白い見方だろうと思う。でも、トレーニングマシンが止められなくて苦しんでいるシーンとか部屋の中で家具の角につま先をぶつけていたがるシーンなど普通に笑ってしまった。
映画のストーリーはこんなシークエンスを淡々と重ねて進んでいくのだが、僕がこの映画で評価したいのは、人物の内面をしっかりと描ききっていることと喋りたくても言葉が出てこないそんな沈黙の時間を的確に用いていた事である。クライマックスの部分では二人が離れてしまう悲しさや寂しさと言うよりは共感できる人がいないひとりぼっちになってしまう心細さを強く感じ、それを受け止めて励まそうとしたラストのボブさん(主人公)の勇士は、あ、俺無理^^;;;と思いつつ、そんな行動力のある男性にエールの拍手を送り、暖かい余韻に浸りながら映画館を後にできた事がよかった。
異文化の世界に一人にされ、周りに沢山人はいるけれどその人たちを理解すること、自分との共通点を見いだすことができない、そんな人があふれているようで誰もいない都会に一人佇むことの切なさをじーんと感じた作品でした。
映画では外から日本に来た人の視点で日本の都会の違和感、相違点などが批判的で面白く描かれていた。この辺のネタにはあまり日本人として笑えないものが結構あるだろうと思う。日本の文化を多少知っているという外国の人には実に面白い見方だろうと思う。でも、トレーニングマシンが止められなくて苦しんでいるシーンとか部屋の中で家具の角につま先をぶつけていたがるシーンなど普通に笑ってしまった。
映画のストーリーはこんなシークエンスを淡々と重ねて進んでいくのだが、僕がこの映画で評価したいのは、人物の内面をしっかりと描ききっていることと喋りたくても言葉が出てこないそんな沈黙の時間を的確に用いていた事である。クライマックスの部分では二人が離れてしまう悲しさや寂しさと言うよりは共感できる人がいないひとりぼっちになってしまう心細さを強く感じ、それを受け止めて励まそうとしたラストのボブさん(主人公)の勇士は、あ、俺無理^^;;;と思いつつ、そんな行動力のある男性にエールの拍手を送り、暖かい余韻に浸りながら映画館を後にできた事がよかった。
異文化の世界に一人にされ、周りに沢山人はいるけれどその人たちを理解すること、自分との共通点を見いだすことができない、そんな人があふれているようで誰もいない都会に一人佇むことの切なさをじーんと感じた作品でした。