猟奇的な彼女
03/09/20 20:10 GenreDrama, SuspenseGenrePermalink
★★★★☆
いい映画は脚本がいいとよくいわれるが、これはその典型的な例だと思う。映画の始まりからしばらくまでよく韓国映画にある泣きの映画なのかなのかなと思ったが、その予想はいい意味で裏切られた。あそこまで最後には全ての関係がつながるとは思っていなかった。脚本の構成、展開、返しが抜群にうまい。ここまで手の込んだ脚本ははプロでなければ書けないだろう。そして、この映画を見て気になった点はあと二つ。まず、ギャグ、ユーモアの部分について。「火山高」という韓国映画を以前に見たが、この中でのギャグセンスが独特で、今までに無いなと感じていたが、この「猟奇的な彼女」にも似た雰囲気のユーモアがあるのを感じた。要所要所で独特のボケた性格をだす主人公がそうだ。文化によるユーモアのセンスの違いはアメリカとの比較で一般的に知られていると思うが、似て非なる隣国の韓国でもその点は同じなんだなあとつくづく感じた。ま、オレはあまりユーモアのことはどうのこうのいえないかな〜。そして、もう一点はカメラワーク。独特さと芸術性を感じさせるカメラワークではなかったが、動きや構図でみせるだけのカメラワークだけではなく、ちゃんと意味を持った取り方が見る人の感動を高める効果を存分に発揮していた。基本的なことだが、カメラワークの役目を再確認できた。
韓国ではよくありそうなしんみりしたストーリーが続くが、ラストはだれでもかなり満足できるものに仕上がっていると思う。見る価値は十分合った。
いい映画は脚本がいいとよくいわれるが、これはその典型的な例だと思う。映画の始まりからしばらくまでよく韓国映画にある泣きの映画なのかなのかなと思ったが、その予想はいい意味で裏切られた。あそこまで最後には全ての関係がつながるとは思っていなかった。脚本の構成、展開、返しが抜群にうまい。ここまで手の込んだ脚本ははプロでなければ書けないだろう。そして、この映画を見て気になった点はあと二つ。まず、ギャグ、ユーモアの部分について。「火山高」という韓国映画を以前に見たが、この中でのギャグセンスが独特で、今までに無いなと感じていたが、この「猟奇的な彼女」にも似た雰囲気のユーモアがあるのを感じた。要所要所で独特のボケた性格をだす主人公がそうだ。文化によるユーモアのセンスの違いはアメリカとの比較で一般的に知られていると思うが、似て非なる隣国の韓国でもその点は同じなんだなあとつくづく感じた。ま、オレはあまりユーモアのことはどうのこうのいえないかな〜。そして、もう一点はカメラワーク。独特さと芸術性を感じさせるカメラワークではなかったが、動きや構図でみせるだけのカメラワークだけではなく、ちゃんと意味を持った取り方が見る人の感動を高める効果を存分に発揮していた。基本的なことだが、カメラワークの役目を再確認できた。
韓国ではよくありそうなしんみりしたストーリーが続くが、ラストはだれでもかなり満足できるものに仕上がっていると思う。見る価値は十分合った。
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閉ざされた森
03/09/19 20:09 GenreDrama, SuspenseGenrePermalink
千年女優
★★★☆☆
2002 今敏
もうすぐ外国でもDreamWorksが配給で公開されると聞いてこれは見なければとつい借りてみてしまいました。メディア芸術賞もとってたし。このチームは実写を意識したアニメーションを毎回作っているみたいですね。幕末から宇宙旅行の表現まで様々なのシーンがあり、人物の動きもアニメーションの利点を活かした動きのあるカットが多く、職人技を感じました。このように様々な時代の純日本文化を織りまぜた映画が世界中で公開できることができるのはとてもいいことだと思います。
けれど、疑問に思った点が2点。一つはなぜ絵的にもストーリーからしても、実写でとることがそれほど難しくはないだろう映画をわざわざアニメーションで製作したか。と、二つ目にこの映画を製作した意図はなんだったのかということ。一つ目の疑問の答えを自らあげてみるとしたら、まずアニメーションという表現で誰もやったことがないことを達成したかったという考えがあった。それと、和風な表現、着物の華やかさ、近代日本の戦時中、戦後のすこしあせた赤茶、黒、紺などの色をアニメーションの絵、また動きとして美しさを表現したかった、のではないか?後者は映画を見て、ちえこ(漢字が分からない)の回想が女優という職業をとおし日本のいろいろな表現を意図的にかいま見せていたように感じたからだ。これらは二つ目の疑問の回答にもなっている気がする。どちらかといえば実写志向の表現を目指している自分にとってかなりいい勉強になった。
ストーリーはちよ子がほぼ半生をかけておい続けていた思い出の人を、手がかりは倉の中でもらった鍵一つで、追い続ける一途な姿が印象的だった。あの絵描きがちよ子に渡した自分自身にとって一番大切な「箱」をあけるための鍵は、ちよ子にとっても人生の中で一番大切な「箱」をあげてくれる鍵となったのだ。
2002 今敏
もうすぐ外国でもDreamWorksが配給で公開されると聞いてこれは見なければとつい借りてみてしまいました。メディア芸術賞もとってたし。このチームは実写を意識したアニメーションを毎回作っているみたいですね。幕末から宇宙旅行の表現まで様々なのシーンがあり、人物の動きもアニメーションの利点を活かした動きのあるカットが多く、職人技を感じました。このように様々な時代の純日本文化を織りまぜた映画が世界中で公開できることができるのはとてもいいことだと思います。
けれど、疑問に思った点が2点。一つはなぜ絵的にもストーリーからしても、実写でとることがそれほど難しくはないだろう映画をわざわざアニメーションで製作したか。と、二つ目にこの映画を製作した意図はなんだったのかということ。一つ目の疑問の答えを自らあげてみるとしたら、まずアニメーションという表現で誰もやったことがないことを達成したかったという考えがあった。それと、和風な表現、着物の華やかさ、近代日本の戦時中、戦後のすこしあせた赤茶、黒、紺などの色をアニメーションの絵、また動きとして美しさを表現したかった、のではないか?後者は映画を見て、ちえこ(漢字が分からない)の回想が女優という職業をとおし日本のいろいろな表現を意図的にかいま見せていたように感じたからだ。これらは二つ目の疑問の回答にもなっている気がする。どちらかといえば実写志向の表現を目指している自分にとってかなりいい勉強になった。
ストーリーはちよ子がほぼ半生をかけておい続けていた思い出の人を、手がかりは倉の中でもらった鍵一つで、追い続ける一途な姿が印象的だった。あの絵描きがちよ子に渡した自分自身にとって一番大切な「箱」をあけるための鍵は、ちよ子にとっても人生の中で一番大切な「箱」をあげてくれる鍵となったのだ。