Aug 2005
蛇行する川のほとり
★★★★
2004 恩田陸
恩田陸の著書は初めて読みました。かなり人気の高い作家ですが、一冊読んだだけでどうしてそういわれているのかがわかった気がします。作品への読者の引き込み方が鮮やかです。この本は3つのシークエンスにわかれていて、それぞれ別に文庫化もされていたのですが、それを合わせた酒井駒子の表紙の単行本が販売されている事を知りそちらを購入してみました。ちょっと背筋がゾクっとする気分を味わいながら、深い余韻を残させる面白いストーリーでした。なによりこの読みやすさがすばらしいですね。
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スプートニクの恋人
★★★★
2001 村上春樹
村上春樹の小説は型にはまらない独自の世界観を作り上げているものがよくあり、その世界観を読んでいて共有出来るところがすごいなと思います。(といいつつも私はスプートニクについて全く知らなかったりと比喩を自分の感覚でおぼろげにつかんでいるだけですが)村上春樹の小説は思春期〜青年期の少年を主人公としている場合がほとんどなので、他の登場人物と主人公との距離の捉え方や物事を考える過程に自分と近い物を感じるからなのかもしれない。これは女性だと全く違った捉え方をするだろうと思う。普段から自分がもっている世界の捉え方や心理的な感覚を共有出来ているなと感じる点では、自分の中では唯川恵の小説と似たようなものでもある。
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