乾式多板クラッチ
乾式クラッチが入手できましたので、その内容をお伝えしましょう。
   

これが全部品です。
一番外側のフリクションディスク。
オリジナルの鉄板クラッチディスクです。真ん中の四角穴の対角が37mmありましたがノーマルサイズは35mmだそうです。摩耗してガタが出た時、オーバーサイズにして再使用しているそうです。

乾式用クラッチディスク。

これが2枚組まれます。

センターのフリクションディスク。表裏にフリクション材が貼ってあります。
一番エンジン寄りのフリクションディスク。
裏側にはフライホイール側のボルト頭を逃げる為の段差が付けられています。
 

作っているのは

ブリニートンエンジニアリング社

対角37mmのクラッチセンター。これでは大きすぎて新しい乾式キットが組めません!!

クラッチディスクによって摩耗段差がつけられています。

対角を35mmに加工しました。
断面です。
これでピッタリ収まりました。
 
今度はこんな感じでクラッチディスクが当たるようになります。
フリクションディスクも一筋縄では付きませんでした。本来この様に収まるべきなのですがディスク側内径89mmに対しケース側の取付部は120mmもあり旋盤加工を強いられました。
逃げを作る為にこの様に加工しました。これが熱処理されていて硬いのなんのって!!
湿式に対して乾式パーツは1mm程厚みが薄いので、レリーズピンも新たに製作しました。

クラッチを組んでいるボルト。

右側のようにフリクションディスクによって摩耗段差が付いてしまいます。近所の螺旋屋では高張力ボルトを売ってなかったので、SUS材の呼び径ボルトを使用しました。