湿式多板鋳鉄鉄板サンドイッチ
Bresciaの駆動系パーツを見てみましょう。
   

湿式多板クラッチのサイドビュー

鋳鉄製ドライブプレート6枚、鉄板

製ドリブンプレートが5枚サンドさ

れております。マニュアルによれば

ケーシング内には灯油(50) : 鉱物油(50)の混合油を半分まで満たします

ATFでの代用も可とのことです。し

かしクラッチレリーズピンが2カ所

ありそこだけシールが無いものです

からエンジン停止時にはレリーズを

水平位置に動かさないと内部混合油

がダラダラと垂れてしまいます。

湿式クラッチ板全部。アフターパー

ツで乾式のキットがあり、それを組

めば混合油ダラダラから解放され、

クラッチフィールも良くなるそうで

す。 こりゃ買うしかないか。

クラッチ断続機構ー1

クラッチ断続機構ー2 

クラッチペダルを踏み込むと中央の

パンタグラフが折れレリーズピンが

解放されてクラッチが切れます。ク

ラッチを繋いだあとは遠心力でパン

タグラフが広がりレリーズピンをグ

イグイ押しつけてくれます。

クラッチセンターシャフト。しかし

ドリブンセンターが四角とはねえ!

長年使用しているとここが摩耗して

段が付きクラッチが切れにくくなる

そうです。

クラッチを抜いたフライホイル。

前オーナーがスターターを取付たの

でリングギアが付いています。

ミッションドレンからオイルが漏れ

ていたのですが、こんなクラックが

入っておりました。

エポキシ樹脂(ブレニー技研製

GM8300)にて修正しました。

古いアルミ鋳物材は溶接で肉盛り

するのが怖いですからね!幸い雌

じがかなり奥まであったので、

いドレンボルトを削りだして解

しました。

リアのブレーキドラム(と言っても

フロントにブレーキは有りません)

が固着していてなかなか抜けなかっ

たのですが、3つ爪プーラーを掛け

2ポンドの鉄ハンマーで50発位・

・・ 抜けるとき30cmほどこの鋳

鉄ドラムが飛びました。

ブレーキのバックプレートは何とも

貧弱な鉄板製です。

デフ左側トランペットのネジが全然

締まっておらず、スタッドボルトが

天地で2本折れていました。外部か

らの修正を試みるもなんとご丁寧に

内部からナットで締めてあり、ナットだけが残ってしまいデフを割るこ

とになりました。何という設計!!

ね 中から締めてあるでしょ。
スタッドボルトをSUS材で新作。
無事修正完了しました。
デファレンシャル具ー1
デファレンシャル具ー2

締まっていなかったトランペット。

付け根にはフェルトのオイルシール

組まれています。

デフリングギアにBugattiマークが

打刻されています。13×45

ピニオンにもBugattiマークが!

ファイナルレシオは3.46

オーバーホール完了!

おまけ:リアのスプリング。

ガチガチでなかなか動きませんぞ。